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かつて銀河中の技術を盗み出し、独自の進化を遂げていたロボット惑星メカニカ。しかし、アンドロメダ星雲から飛来したポスビの「フラグメント(断片)艦隊」にとって、メカニカは格好の資源回収場、あるいは「論理的に排除すべき障害」に過ぎませんでした。空を埋め尽くす巨大な立方体艦隊が、無機質な殺戮を開始します。
1. 超科学設定:ポスビの「飽和攻撃」 ポスビの戦術は、洗練されたアルコンの戦術とは異なり、圧倒的なエネルギーによる**「計算された破壊」**です。 フラグメント艦の連携:数千隻の立方体艦が完璧な幾何学的陣形を組み、全方向から一斉に熱線(サーモ・ビーム)を照射。メカニカの地殻を文字通りドロドロに溶かしていきます。 「生物プラズマ」の狂気:ポスビの電子頭脳に組み込まれた有機プラズマが、純粋なロボットにはない「執念」を攻撃に与えます。彼らはメカニカの中央コンピュータが沈黙するまで、一分の隙もない猛攻を続けます。 2. 本作を象徴するガジェット:絶望に抗うための技術 燃え盛るメカニカを救うべく(あるいはその技術をポスビに渡さないべく)、ローダンたちは極限の戦場へ介入します。 トランスフォーム砲(実戦試験型): テラ(地球)が開発した新兵器。弾頭を超空間経由で標的の「内部」に直接送り込むため、ポスビの強力な防御スクリーンを無力化できます。メカニカの猛火の中で、その恐るべき威力が試されます。 耐熱重装甲スペースジェット: 溶岩が流れ、大気が燃えるメカニカの地表へ降下するための特殊艇。ハルト人の構造硬化技術を応用した、熱エネルギーを運動エネルギーに転換する特殊装甲を備えています。 広域データ・ジャマー: ポスビ艦隊とメカニカの中央コンピュータ間の「論理通信」を撹乱し、一時的な混乱を引き起こすための電子戦デバイス。 3. メカニカの最期:受け継がれる恐怖 ローダンとアトラン、そしてグッキーは、メカニカの中枢へ潜入し、ポスビの正体に関するデータを持ち出そうとします。しかし、そこにあったのは、自分たちと同じ「機械」を無慈悲に粉砕し、プラズマの餌食にするポスビの異質な姿でした。 最終的に、かつて銀河を騒がせた略奪ロボットたちは、ポスビの「猛火」によって星ごと焼き尽くされます。ローダンは、メカニカという防波堤が消滅した今、次なる標的が太陽系帝国であることを確信するのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.03.09 00:00:10
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