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カテゴリ:SF
暗黒の結界を破った《クレストII》の眼前に姿を現したのは、まばゆい光を放つ巨大な青色巨星を中心とした「アンドロ・アルファ星系」でした。この星系こそが、MdIがアンドロメダの全種族を恐怖とテクノロジーで縛り付けてきた、彼らの最高中枢にして「神の領域」でした。 1. 舞台:超科学の首都「アンドロ・アルファ」 星系内には、テラ(地球)の常識を遥かに超越した人工の天体や、MdIの権力の象徴がひしめいていました。 巨大中央ステーション: 惑星の軌道上に浮かぶ、直径数百キロメートルに及ぶ超巨大な輪状の人工ステーション。ここからアンドロメダ全域のマスター・トランスミッター、軍事ロボット、そしてテフレア人などの配下種族へ、すべての命令(マスター・コントロール)が発信されています。 無敵の自動防衛サークル: 星系全体が、接近するあらゆる未知の艦船を自動的に分子レベルまで分解する「反物質フィールド」で守られており、いかなる大艦隊であっても力ずくでの侵入は不可能とされていました。 2. 本作を象徴するガジェット:中枢をハッキングする決戦兵器 MdIの玉座に王手をかけるため、ローダンたちと科学陣が文字通り「全力を注ぎ込んだ」究極のガジェット群です。 ハイパー・シンクロ・カプセル(多次元同調艇): アンドロ・アルファの「反物質フィールド」の周波数をミリ秒単位で完全にコピーし、フィールドと同化することで、敵の防衛網を「味方」と誤認させてすり抜けるための最新鋭の特殊潜入艇。 USO特製「マスター・オーバーライド・キー」: アトラン率いる特殊部隊が中央ステーションのメイン・コンピューターに直接突き刺す、MdIの暗号プロトコルを強制的に書き換えるための生体電子デバイス。 グッキーの「フル・パワー・サイコ・シールド」: 中央ステーションから放たれる強烈な「精神操作波(全乗組員を奴隷化する波動)」から《クレストII》のブリッジを守るため、グッキーが自身の精神エネルギーを限界まで燃焼させて展開した巨大な心の盾。 3. クライマックス:中央ステーション強襲 ローダンは、正面から艦隊戦を挑むのは不可能と判断し、自らアトラン、グッキー、そして精鋭のミュータント部隊を率いて「多次元同調艇」で中央ステーションへの強行潜入を敢行します。 ステーション内部は、侵入者を容赦なく排除する殺戮ロボットの嵐でした。グッキーがサイコ・シールドの酷使で疲弊する中、アトランの冷徹な戦闘指揮とテラ兵士たちの凄まじい執念が道を切り開きます。 ついに中央管制室に到達したローダンは、「マスター・オーバーライド・キー」をシステムに直結。アンドロメダ全域に死の命令を送り続けていた生体脳コンピューターの機能を、内側から完全にロックすることに成功しました。 これによって、星系を守っていた無敵の防衛フィールドが消失。テラ艦隊の前に、ついにMdIの首魁たちが潜む「本星」が無防備な姿で晒されたのです。 【中古】 アンドロ・アルファ / ウィリアム フォルツ, K.H.シェール, 松谷 健二 / 早川書房 [文庫]【宅配便出荷】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.06.11 00:00:09
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