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カテゴリ:SF
無法者たちの情報から、アンドロ・ベータを管理するエネルギー警固軍が、特殊な「エネルギー補給と艦隊管制」をすべて一手に担っている極秘の拠点が存在することが判明します。
そこは、宇宙の自然現象としては絶対にあり得ない、まったく同じ質量・大きさを持つ3つの太陽が、互いに完璧な正三角形の軌道を維持しながら連動して自転する驚異の星系、コードネーム「星の三兄弟」でした。 1. 舞台:巨頭たちが並ぶ「人工の天体結晶」 「星の三兄弟」の内部は、エネルギー警固軍の自動要塞やエネルギー抽出プラントが張り巡らされた、巨大な軍事セクターでした。 三位一体のトラップ: この3つの太陽の間には、強力なハイパー・エネルギーの激流が常に循環しており、これを利用して警固軍の艦船は無限のパワーを補給(リチャージ)していました。同時に、侵入者がこの星系に足を踏み入れると、3つの太陽の引力とハイパー放射線が連動し、船のドライブを強制停止させる「天然の底なし沼」のような防衛網を形成していました。 最後の守護者(トリプレット・マスター): この星系を管理しているのは、感情を一切排除され、脳を星系のメイン・コンピューターと直結させた警固軍のサイボーグ高官たちでした。 2. 本作を象徴するガジェット:天体のシンクロを破る最新装備 3つの太陽が形成する完璧なエネルギー・バランスを意図的に崩し、要塞を機能不全に陥れるために投入された装備です。 ハイパー・グラヴィティ・ディストーター(多次元重力歪曲偏向器): 3つの太陽の間に働いている完璧な「重力の均衡(正三角形の軸)」に、一瞬だけ人工的な重力パルスを叩き込むことで、星系全体のエネルギー循環を強制的にショート(過負荷)させるための超大型重力波発生器。 USO特製「バイオ・サイバー・インジェクター」: 星系を管理するサイボーグ(トリプレット・マスター)の脳に、テラ側のハッキング・プログラムを直接流し込み、彼らの管制システムを乗っ取るための多次元ナノ粒子送信機。 《クレストII》用「耐ハイパー熱線シールド・ブースター」: 太陽間のエネルギーの激流を強行突破するため、旗艦の外殻シールドを一時的に数千倍に強化する高出力エネルギー・コンデンサー。 3. クライマックス:三角形の崩壊と、ベータ攻略の切符 ローダンとアトランは、「星の三兄弟」が持つ補給インフラを逆利用して、エネルギー警固軍の機能そのものを一時的に麻痺させる作戦を敢行します。 《クレストII》は「シールド・ブースター」を起動してエネルギーの激流へと突入。警固軍の防衛艦隊がこれを迎撃すべく出撃してきますが、彼らがテラ艦隊を包囲した瞬間、アトランが「ハイパー・グラヴィティ・ディストーター」を発動させます。 3つの太陽の絶妙なバランスが一瞬だけ歪み、星系内を循環していた莫大なハイパー・エネルギーが、行き場を失って警固軍の補給プラントや自動要塞へと逆流(バックファイア)します。 要塞や敵艦のシールドが過負荷で次々と爆発していく大混乱のなか、ミュータント部隊が管理サイボーグの制御室へ潜入。「バイオ・サイバー・インジェクター」によって敵のメイン・コンピューターを完全に掌握しました。 これにより、ローダンたちはエネルギー警固軍の全補給ラインを遮断することに成功。さらに、ハッキングしたデータから、アンドロ・ベータを統括する「真の中央指令ステーション」の正確な座標と、それを守るエネルギー警察の「最高総監」の正体を突き止めたのです。 【中古】 危機の護送船団 / クルト マール, K.H.シェール, 松谷 健二 / 早川書房 [文庫]【宅配便出荷】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.06.27 00:00:05
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