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カテゴリ:SF
復活したペリー・ローダンは、前話でアトランが掴んだ「敵は莫大なハイパー・エネルギーに依存している」という弱点、そして『無法者たちのアジト』で結成した現地異星人の一大同盟軍の力を集結させます。目標は、アンドロ・ベータを統括するエネルギー警察の心臓部、超巨大要塞「中央指令ステーション(セントラル・ハブ)」の完全沈黙でした。
1. 舞台:鉄壁のハイパー・エネルギー要塞 敵の総本山は、星雲の全監視データを統括し、何千隻もの戦闘艦へ「無敵の吸収シールド」のパワーを無線供給する、文字通りアンドロ・ベータの心臓でした。 総監の総力戦: エネルギー警察の最高総監は、これまでの失態を取り戻すべく、残存する全艦隊をステーション周辺に配備。要塞そのものから放たれる超高出力の「多次元消滅光線」で、テラ艦隊を一網打尽にせんとし烈な迎撃を開始します。 同盟軍の命懸けの囮(おとり)作戦: ツーノーザーや無法者たちの旧式船団が、テラ艦隊を本拠地へ突入させるための防壁となり、敵の激しい砲火を引き受ける壮絶な前哨戦が展開されます。 2. 本作を象徴するガジェット:無敵のシステムを内側から崩壊させる矛 要塞の絶対的な防御網を無力化し、エネルギー警察の息の根を止めるために投入された決戦装備です。 ハイパー・フィードバック・インジェクター(多次元エネルギー逆流共振器): 敵がテラ側のトランスフォーマー砲の攻撃を「エネルギーとして吸収」するシステムを逆手に取り、吸収された瞬間に「シールドの許容量を強制的に超過させる異常周波数」を送り込んで、システム全体を内側から爆破(フィードバック)させるための最新電子戦デバイス。 USO特製「次元共鳴・アンチ・シールド魚雷」: 要塞が展開する、いかなる物質の接近も阻む「多次元防御スクリーン」の位相(波長)に一瞬で同調し、シールドの分子結合を中和して小さな「穴」を開けるための特殊弾頭。 グッキーとウールヴァー双子の「トリプル・サイキック・ダイブ」: 要塞のシールドに穴が開いたコンマ数秒の隙を突き、グッキーとトローナル、ラカルの双子が精神をシンクロさせ、要塞のメイン生体脳(管制コンピューター)の部屋へと直接超空間跳躍(テレポート)する決死の隠密浸透。 3. クライマックス:警察の終焉と、新たな歴史の幕開け 激しい宇宙戦のなか、同盟軍の尊い犠牲を背負いながら、《クレストII》は要塞の至近距離まで肉薄します。ローダンは「ハイパー・フィードバック・インジェクター」を組み込んだトランスフォーマー砲を全門斉射。要塞はテラ側のエネルギーを吸収しようとしますが、その瞬間、システム全体に猛烈な「逆流(フィードバック)」が発生し、要塞のあちこちから激しい大爆発が沸き起こります。 シールドが激しく揺らぎ、「アンチ・シールド魚雷」が防御壁に風穴を開けた瞬間、グッキーたちの「トリプル・サイキック・ダイブ」が発動。 要塞のメイン制御室に侵入したミュータントたちは、パニックに陥る警固軍の指揮官たちを制圧し、アンドロ・ベータ全域の監視ドロイドと戦闘艦へ「全機能停止・緊急シャットダウン」のマスター・コードを打ち込みました。 全エネルギーを失った中央指令ステーションは、まばゆい光の球となって宇宙に霧散。それと同時に、星雲中でテラ艦隊を苦しめていた警固軍の艦隊は一斉にパワーを失い、ただの鉄くずへと変わりました。 島の主(MdI)の絶対的な手先であった「エネルギー警察」はここに完全壊滅し、アンドロ・ベータ星雲は数万年ぶりに本物の自由を取り戻したのです。 【中古】 ベータ警固軍潰滅! / 松谷 健二, クラーク ダールトン, H.H.エーヴェルス / 早川書房 [文庫]【ネコポス発送】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2026.06.30 00:00:08
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