良い子は真似しちゃいけませーん(笑)
こんばんは。ほうとうです。 西宮・芸術文化センターで行われた、ムノツィル・ブラスの公演「ブロフェルド」に行ってきました。ウィーンの金管アンサンブル(トランペット3、トロンボーン3、チューバ1)なのですが、普通にクラシックの音楽を演奏するのではありません。(一応知ってたけどね。) 曲目が、映画音楽(今回は「007」が中心)やメンバーの作・編曲ならそれほど注目でもないんですが、ステージそのものが(動作・照明・聖歌隊に変身・小道具など)良く考えられた笑撃のパフォーマンスとなっています。 しっかしまぁー、演奏しながらぐるぐるバットみたいに回って目を回して転んだり、チューバのベル(朝顔)に異物(その後演奏するピアニカも)を入れたり、ステージ上で楽器を引きずったり、楽器を持って走り回った挙句、脚を引っ掛けて転ばせたり(もちろんそういう芝居)、はたまたダッ〇ワイフがちらちらと登場したり、「決して良い子は真似しないように」と、繰り返し言い聞かせないといけないパフォーマンスでした。 それでもなお、演奏の質はちゃんとしていて、最後までパワフルさが途切れることは、ありませんでした。そして時間が経つのを全く感じませんでした。いゃぁ、恐れ入りました。プロの鑑です。