ここは極楽か?
こんばんは、ほうとうです。
今日は、西谷川連峰の平標(たいらっぴょう)山(標高1984m)と仙ノ倉山(標高2026m)に登って来ました。
群馬県の秘湯、法師温泉から登れば言うこと無しなのですが、遠く、バスも少な過ぎて日帰り出来ないので、越後湯沢駅から苗場プリンス行きのバスに乗り、登山口で下車という普通のアプローチにしました。
平標山の家までは樹林の中を上りますが、ガス(水蒸気)が立ち込めて、眺望は諦めました。山の家のすぐ上は、ハイマツなどの低木が生えていますが、間もなく無くなり雪渓が見えて来ます。替わって色々な高山植物が見られます。
広い平標山頂には、すでに多くのハイカーが休憩中だったので、短めの休憩後、東の仙ノ倉山に向かいました。階段を下ったところには、ハクサンイチゲ、ハクサンフウロなどの高山植物の花が咲き乱れており、もう最高!「ここは極楽浄土か?」と錯覚しそうな程でした。(臨死体験ではありません。(笑))
しかし、花が多く咲くからには虫も多く、ブンブンブンとまとわりつかれ、うんざりでした。
仙ノ倉山頂では、南から吹き上げるガスの切れ目から一ノ倉岳や茂倉岳が望めました。
平標に引き返し、西の松手山コースで下山しました。笹尾根での「ブンブン」はまた閉口しましたが、一ノ肩で隠れていた苗場山が姿を現しました。(この山の池塘群は興味津々。)
越後湯沢駅内の日帰り温泉は、露天はないものの、よく温まるし、貸しタオルも付いているので、いいですよ。
印象深い良い山でした。