滝巡りと稜線散歩
こんばんは、ほうとうです。
最近、天気が良くなかったのですが、今日は歩けそうだったので、岡山県奈義町の滝山(標高1197m)とその東隣の那岐山(標高1255m)に行って来ました。
那岐山だけなら今年の7月初めに登ったのですが、濃いガスが立ち込めて、眺望が得られなかったのでした。
滝山には良い滝があるとのことですし、この二つの山頂をつなぐ縦走路も良いとのことなので、滝山から那岐山へ往復することにしました。
大きなため池である那岐池の脇を過ぎたときには、二座に雲が掛かっていました。
石灯籠のある禊橋登山口の駐車場に車を止め、登り始めますが、ここに女人禁制の石柱と石の不動明王があります。この山は、役小角(役行者)が開いたそうです。渓流沿いに緩やかに登り、一ノ渡を越し、赤い鳥居の稲荷神社、二ノ渡と越して行くと、石の鳥居があり、その奥に石段が続きます。
石段の上には、雄滝と滝神社があり、東へ5分行くと展望台と雌滝(裏見の滝です。)、雄滝の左手から少し登って沢を渡り、尾根に出ると奥ノ院滝への分岐があって、細い踏み跡の道を10分で飛沫を散らす奥ノ院滝、どの滝もいい感じでした。
分岐に戻って山頂を目指しますが、滝があるだけに傾斜は結構急で、那岐山の上りより、キツイです。杉、ブナ、クヌギが混じる林をジグザグと登り、立ち枯れの木々の所が稜線。左に少し登った所が滝山山頂です。丸太で展望台が造られているので、いい眺めです。山陰側には雲があったので、大山や氷ノ山は見えませんでしたが、近くの山々や眼下の日本原はバッチリでした。
ここから約3キロ東の那岐山へ稜線散歩。ほとんど笹尾根なので、吹き抜ける風が気持ちいい。
ガスが流れて来ますが、少し待つとまた展望が開けます。同様に稜線歩きを楽しんでいる数人とすれ違います。
往復して約11キロ、5時間半の歩きでした。