盛りだくさんのコンサート
こんばんは、ほうとうです。奈良県文化会館国際ホールで行われた、ムジークフェストなら2015 ファイナル公演、M.プレトニョフ指揮ロシア・ナショナル管弦楽団の演奏会に行ってきました。 このホール、キャパが1313席でフル・オケが演奏するには少し狭いです。 JR奈良駅西口に100年会館という1500近いキャパの新しいホールがあるのに、なぜこちらで開催したのでしょうか。オクトーバーフェスタという別の飲食イベントとの相乗効果や、飲食店への経済効果を期待したのでしょうか? さて、曲目は、チャイコフスキーの弦楽セレナーデ第2楽章(奈良県立ジュニアオーケストラとの共演)、アルチュニアンのトランペット協奏曲変イ長調(独奏:S.ナカリャコフ、アンコール:バッハのG線上のアリア,フリューゲル・ホルンで)、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番変ロ短調(独奏:牛田智大、アンコール:プーランクの即興曲第15番E.ピアフを讃えて)、チャイコフスキーの交響曲第5番ホ短調(アンコール:チャイコフスキーの雪娘より道化師の踊り)と盛り沢山! ナカリャコフは流石だった(アンコールでは循環呼吸も披露)し、牛田君はモスクワの音楽高校で修行中ながら、立派に弾いていました。 オケは、ロシアらしくパワフルですが、以前CDで聴いたほど鮮やかではなく、粗さが感じられました。(ちょっと残念。コストパフォーマンスは抜群ですが。)