遠い山頂
こんにちは、ほうとうです。 昨28日(土)、モンベルのツアーに参加して大峯の稲村ヶ岳に行って来ました。 夏山と違い時間が掛かるので、集合時間が早めになっているので、五條店のユースホステルに前泊させてもらいました。店のスタッフの話では、雪が深いので山頂到達は時間的に無理で、山上辻の稲村小屋で折り返しでしょうということでした。 でも、天気が絶好のようなので、雪の山々の眺めを期待していました。 8時少し前、母公堂を出発。(母公堂の駐車場は既に満車。) 順調に法力峠まで来ましたが、風が無く雪の割には暑く感じます。 小休止の後、歩き始めましたが、すぐにトレース(足跡)が無くなりました。 少し前に先行した別のグループは、白倉山へ尾根筋を直登しています。我々は体力を考えて夏道である西側斜面のトラバース(横断)を行くことになりました。ガイドさんが先頭を交替しながら歩きやすい様に踏み跡を付けてくれます。 そんな進み具合なので、無雪期にはスイスイ歩け、さほど時間が掛からないマンモスの樹までも、結構時間が掛かりました。 陽射しはシッカリで、サングラスは必要です。(吹雪けばゴーグルですね。) この後、高橋横手をもう少し進みましたが、標高1500m付近で時間切れで引き返すこととなりました。 帰路では、緩斜面を利用してラッセル、直登、シリセード(お尻で滑り降りる)の体験会をしながら下りましたが、気温上昇で雪の水分が増し、鬱陶しかったですね。 稲村ヶ岳手前の、白い大日山の岩峰が「またおいで」と微笑んでいるようでした。 山頂を目指すには、洞川温泉か天川村内に前泊しなければ無理そうだと感じると共に、冬山のペースも分かったような気がしました。