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2019年04月の記事

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歴史街道の藤は

こんばんは、ほうとうです。　２１日（日）、大阪府泉南市の藤まつりにも行って来ました。　ここはかつて、熊野詣でする人が行き交う熊野街道、江戸時代には紀州の殿様達が参勤交代の折宿泊した信達（しんだち）宿が設けられた紀州街道が通っていた所です。　藤は梶本さん宅にあるもので、はじめは個人で手入れし、見頃の頃に一般公開していたのですが、近年近所の人たちが保存会を作って運営をしています。始めた梶本さんの努力には頭が下がります。　この日は、満開にはチョット早かったようですが、今日なら満開ではないでしょうか。　まつり会場やその周辺では、ちょっとした物品販売もしていましたし、無料休憩所ではお茶の接待もありました。　　　信達宿本陣跡（特別公開の日で、内部の見学もできました。）　足場を組んであり、上から見下ろすこともできます。　昨年の台風で、いくらか枝が落ちたそうですが、このまつりが永く続くことを願ってやみません。

2019.04.23

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さすが・・・

こんばんは、ほうとうです。　本日２１日（日）、フェスティバルホールで行われた、東京都交響楽団　大阪特別公演に行って来ました。　曲目は、グリーグのピアノ協奏曲イ短調（独奏：ニコライ・ルガンスキー）と没後１５０年であるベルリオーズの幻想交響曲。指揮は監督の大野和士。　大野＝都響のコンビは、関西ではなかなか聞けないので、期待しておりました。　グリーグは、どっしりとした演奏で、叙情性とは少し離れた感じでしたが、シッカリ演奏されており、こんな表現もあるのかと感心しました。　ベルリオーズは、記念年というせいか、第２楽章でコルネットのオブリガード付きの演奏でした。第１楽章でフルートがオブリガード様のフレーズを吹いていることから、コルネットをフルートの脇に座らせたのは、工夫でしょうか。このパートの譜面は、コルネットの名手アルバンが教本「アーバン」を出版したことを讃えて書き加えたものとのことで、改訂版では採用されなかったものです。　　さすが都響、しっかり弾き（吹き）込んでおり、マンネリな演奏に陥らず、楽しませてくれました。第４楽章の、ギロチンが落ちる直前で、クラリネットが見事に、かつて恋い焦がれた女優スミスソンの亡霊を登場させてくれました。　関西でこれくらい演奏できるオケが欲しいと思ったのは、私だけではなかったと思います。

2019.04.21

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古社の桜

こんばんは、ほうとうです。　１３日（土）は、藤原宮跡以外に奈良県桜井市の談山神社にも行っておりました。　この周辺は、多武峰（とうのみね）と呼ばれ、大化の改新発祥の地です。（令和発祥ではない、笑）　飛鳥の東で、吉野の北に当たります。　丁度桜は見頃でしたが、さほど人出は多くなかったので、良かったです。　室町時代の権殿やその隣の十三重塔など立派な重要文化財の建築物が多くあります。　中でも、十三重塔は木造のものとしては世界唯一ということです。　古い神社と桜の対比を楽しみましたが、焼失したノートルダム大聖堂のニュースもあり、大事にしないといけないですね。

2019.04.18

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どっちが先？

こんばんは、ほうとうです。　昨１４日（日）、ザ・シンフォニーホールで行われた、ジョナサン・ノット指揮スイス・ロマンド管弦楽団の演奏会に行って来ました。　曲目は、メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調（独奏：辻　彩奈）とマーラーの交響曲第６番イ短調「悲劇的」。（ソリストのアンコールは、Ｊ．S．バッハの無伴奏パルティータ第３番よりガボット）　今回、中国、韓国、日本と東アジアを回るツアーの最終日であり、渾身の大熱演で、聴衆の受けも良かったです。　ところで、マーラーの第６は、作曲者自身が中間の２つの楽章の順番を何度も入れ替えたなど、大きく改訂を行った言わばいわくつきの曲です。　２００３年の国際マーラー協会による新全集版では、アンダンテースケルツォの順とされましたが、今回の演奏は、指揮者の考えらしく、それまで主流であった逆の順番でした。（作曲者自身の指揮による最後の演奏は、スケルツォーアンダンテの順とされる。）　でも、聞いてみて何かしっくり来ない気がします。　マーラーの器楽交響曲で４楽章形式なのは、この第６と改訂された第１と最後の第９です。　悲しく終わるのは、第６と第９。とすると、この曲を書いたときに、漠然と第９のイメージを持ち始めていたのではないかと感じるのです。第６は、イ短調の強烈なピチカートで終わります。　第６は、第１及び第４楽章は共にアレグロのソナタ形式で古典的構成ですが、第９は、楽章はソナタ形式でアンダンテ（コモド）ーレントラー風のテンポーロンド・ブルレスケ（スケルツォに近い感じ）ーロンド形式のアダージョ　と進んでいき、終楽章はもはやソナタ形式ではなくなっています。とすると、第６では古典的雰囲気の残る４拍子のアンダンテ、３拍子の楽章の順がより良いような気がします。　　あれだけ譜面に演奏上の指示を書いたマーラーでさえも、楽章の順番に迷うことがあったとは、ちょっと興味深いですね。

2019.04.15

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きらめく春の一日

こんばんは、ほうとうです。　本日（４月１３日）は本当に良いお天気でした。こんな日は山に行きたかったのですが、昨日までの疲れで早起き出来なかったので、近場に出掛けて春の一日を楽しみました。　奈良盆地の南寄り、藤原宮跡のすぐ北側で菜の花と桜の花見です。　　　　天香具山　盆地の中に、小さな大和三山（耳成山、天香具山、畝傍山）が近くに望めます。　　　三輪山　　　耳成山　　　音羽山　　　畝傍山と金剛・葛城山　菜の花畑を桜の樹が取り巻いていて、鮮やかな黄色と淡いピンク色そして青空が良いコントラストで、のどかな気分を満喫しました。

2019.04.13

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見頃の桜

こんばんは、ほうとうです。　７日（日）、所用で大津に行きましたが、用を済ませた後、ちょっと花見散歩しました。　琵琶湖疏水の入口です。　疎水はここからトンネルに入り、山科で一旦地上に出ますが、再度トンネルを経て、京都東山の蹴上、南禅寺、岡崎公園、白川、高瀬川と流れていきます。　丁度見頃だったので、多くの花見客が写真を撮っていました。　平地の見頃は過ぎ、遅咲きや標高の高いところに移っていきますね。

2019.04.10

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福がいっぱい

こんばんは、ほうとうです。　年度変わりは何かと用事があって、山へ行こうという気にはなりませんでしたが、昨６日（土）、滋賀県米原市と多賀町に跨がる霊仙山（最高点標高１０９８m）に登ってきました。　数年前、電車とバスを乗り継いで榑ヶ畑からのコースをピストンしましたが、今回はマイカーで早い時間に榑ヶ畑に着いて、山頂から花が多いという西南尾根を下る周回コースで計画しました。　数日前の雪が山頂付近に残っています。　晴れてはいますが、ガスっぽくてあまり眺望は得られません。（どうやら黄砂も飛んで来ていたようでした。）　経塚山のピークから三角点山頂には向かわず、直接最高点山頂に登りました。　ここから今回の主目的の西南尾根に向かいます。　南霊岳のピークまで来ると、福寿草が咲いているのに気付きました。　西側斜面は、それはもう福寿草がいっぱい咲いていて、興奮してしまいました。　同じ鈴鹿山脈の藤原岳も福寿草で有名ですが、ここはそれ以上に広範囲に咲いていると感じました。ただ、登山道ではない斜面に咲いているので、踏んでしまわないように注意深く入らなければなりません。　近江展望台から急坂を下り、更に樹林帯を下ると、今畑の廃村に出ます。　もう少し下って林道に出、落合集落から大洞谷を遡ります。渡渉もありますが、汗拭き峠への最後の登りは、登り応えがあります。　でも、自然林、山上カルスト地形、花や植物、廃村、渓流、色々な要素のある山歩きを楽しめました。

2019.04.07

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