2024マイ・ベスト・山歩き
こんばんは、ほうとうです。 コンサートの回顧をしたら、今度は1年間の山歩きの回顧ですね。 引越しで登る山域が変わりましたが、それぞれの地方で個性があるので、ここ広島では瀬戸内のしま山を普段の山歩きに取り入れ、西日本の山を歩いていきたいと思います。 それでは、第4位。 1月26日と2月11日、奈良県大峰山脈の氷瀑巡り。冬山の楽しみ方の一つとして、大きな滝を巡りました。2つとも登山ガイドさんのツアーに参加して、安全性を高めました。暖冬でしっかりした氷瀑にはなりませんでしたが、比較的近所で日帰りで楽しめたので良かったです。 冬の大峯 ブライダル・ヴェール この氷瀑に行くコースは、私有地を通過するため、地権者の許可を得たガイド引率でないと入れません。 ツララ 中ノ滝 こちらは、上記の条件はありませんが、夏道から外れるので、現地をよく知った人と行くのをおすすめします。右岸側下に崩落した氷瀑があって、もう少し寒かったら残っていたと思うとチョット残念でした。 第3位。 10月20日、石鎚山(土小屋コースピストン)。 最近は携帯の登山アプリにすぐ情報がアップされるので、マイカーで行ける山なら、天気さえ良ければ、見頃の山に登ることができます。 紅葉の天狗岳と滝雲 北壁と紅葉 ここも2・3日前に計画しましたが、紅葉と岩峰後ろの滝雲が一緒に見られて良かったです。 第2位。 7月13・14日、出羽三山。 モンベルが出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)全てを巡る登山ツアーを企画・催行してくれたので、参加して歩きました。羽黒山は現世、月山は前世、湯殿山は来世を表すとされ、羽黒修験道の道場であり、この三山を巡礼することは、「生まれ変わりの旅」とされています。今年還暦の私にとっては意義ある山歩きと思い、山形まで遠いのですが、新幹線と夜行バスを乗り継いで参加しました。 羽黒山、三神合祭殿(国の重要文化財) 羽黒山山頂から随神門までの杉並木の大木の間の石段を歩き通し、その歴史と信仰に感じ入りました。 昼食後は、送迎バスで8合目まで上がり、 弥陀ヶ原湿原とニッコウキスゲ群生 9合目の仏生池小屋に宿泊し、山頂を目指します。 チシマギキョウ 月山、鍛冶月光(かじがっこう)の坂のお花畑 月光坂という梯子が連続する急坂を下って、湯殿山神社に参拝して歩きは終わりとなりました。 自然と信仰を一緒に楽しみ、相方の旧知の方との出会いもありました。 これで未踏の日本七霊山は、富士山だけとなりました。 さあ、第1位。 9月21~23日、北海道大雪山系。日本で最も早い紅葉が来る山です。かねてから一度は行ってみたいと思っていましたが、決断しました。紅葉の見頃は、9月下旬と読んで、7月下旬に航空券、レンタカー、ホテルを予約しました。 果たして、その結果はドンピシャで、期間中好天に恵まれ、北海道らしい素晴らしい紅葉と雄大な風景を楽しむことが出来ました。 期間中は、層雲峡温泉に宿泊、拠点とし、各日日帰り行程で歩きました。 23日、銀泉台~赤岳ピストン 紅葉の斜面 輝く紅葉 紅葉と遠くニセイカウシュッペ山 22日、高原沼めぐり(ヒグマの出没多発で周回できず。) 滝見沼 21日、黒岳石室周辺まで 紅葉斜面 北海岳と御鉢平の紅葉 前日は強風で黒岳ロープウェイは運行休止していたのですが、それで急激に冷え込み 霧氷と紅葉が同時に見られる、これ以上ない絶好の条件となり、周りのハイカーと喜びました。 北海道の山の紅葉は、生まれてこの方見たことのない素晴らしさで、来て良かったと感激ひとしおで、忘れえない経験となりました。 天気の悪い日もあり得るだろうと、予備日を1日入れて計画し、余った1日は旭山動物園で北海道の動物を見てはしゃぎました。 来年も良い山歩きをし、素晴らしい景色に出会いたいと思います。