カタクリの花畑
こんばんは、ほうとうです。 27日(日)、岡山県新庄村の毛無山(標高1219m)に登って来ました。 この山の山頂付近から東隣の白馬山(標高1060m)にかけて、カタクリが多く咲いているので、それを見に行って来たのです。 カタクリなどは春に花を咲かせ終わると、地上部分の花、茎、葉は姿を消してしまい、根だけで夏、秋、冬を越し、また次の春に姿を見せ花を咲かせることから、「スプリング・エフェメラル(春の妖精)」とも呼ばれています。また、カタクリは下向きにうつむくが如く咲くことから、恥じらう乙女を連想させ、人気の高い花でもあります。 新庄村の宿場町跡の「がいせん桜」は既に終わっていましたが、登山口の 山の家の前はちょうど桜などが咲いて、春の景色が美しいです。 登山口から杉林の中を歩いていきますが、 スミレなどが咲いて春山の気分を盛り上げてくれます。 沢の水も大そう綺麗で、この水は川魚の養殖にも利用されているとのことでした。 五合目付近から杉林は自然林に変わっていきます。 新芽が芽吹いてまさに春。 七・八合目辺りでは 山桜も咲いて気分は更に高揚します。 九合目の避難小屋を過ぎると カタクリが現れます。待ってました! 山頂手前では登山口の 田浪の集落が見下ろせます。 山頂からは 大山、烏ヶ山がドーンと正面に聳え立っています。 目を凝らすと、霞の向こうに 日本海も。 山頂からの展望を楽しんで、稜線のカタクリを楽しみに再出発です。 カタクリ花畑a ブナの根元のカタクリ 二輪 カタクリ花畑b 稜線道 カタクリたち 稜線に咲くカタクリ カタクリ花畑c キクザキイチゲと カタクリ花畑d 白馬山頂でカタクリと大山に別れを告げ、下山開始です。 少し下った尾根上で 山桜の向こうに毛無山を眺め、咲き誇るカタクリの花畑、その他の花々の景色に感激ひとしおで、春ならではの楽しくウキウキする山歩きの一日を過ごしたのでした。