カテゴリ:大阪フィル
ほうとうです。 21日に書いたとおり、大阪フィルハーモニー交響楽団の第407回定期演奏会を聴いて きました。指揮は、音楽監督の大植英次、ピアノ独奏はウクライナ出身のオレグ・ マイセンベルク。曲目は、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番ニ短調と、ショスタコーヴィチ の交響曲第5番ニ短調という、ロシア物のプログラムでした。実は、大植さんは2月の 定期演奏会(マーラー:交響曲第9番)を首のケガで休んでおり(聴きたかったなあ)、代役 で曲目変更だったので、もう完全復活なのか?と少々心配な気持ちと、彼の振る ショスタコーヴィチの5番はぜひ聴いておきたい、という気持ちで出かけたのです。 恥ずかしながら、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番は今まであまり本気で聴いたことが なかったのですが、なかなかの名曲だと感じました。(2番コンチェルトは余りにも有名で、 僕もこの曲のオーケストラのメンバーとして舞台に上がったことがあるのですが。)2番 コンチェルトと似たメランコリックな響きで、ロシア的な旋律も現れます。とは言え、独奏 ピアノの技巧が格段に難しく、めまいがしそうです。で、演奏は最後に向かって大きな 盛り上がりを作っており、熱演で良かったです。この曲の良さも分かったつもりです。 もっとも、このやり方はいつも大植さんが協奏曲を振るときのもので、ヒラリー・ハーンと パガニーニやシュポアのヴァイオリン協奏曲を録音したときも、この路線でした。 ショスタコーヴィチについては、後ほど。
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Last updated
2007.04.23 23:00:37
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