カテゴリ:本・映画・TV
茂木さんの本を購読するのは、これで何冊目でしょう。 脳科学的なことは、頭の悪い私にはチンプンカンプンですが、茂木さんの物事への柔軟な発想、 異質なものを「面白い」として捉える優しい感性がとても好きです。 この本を読んで、日本のおもてなし文化や美意識にもっともっと自信を持って良いんだなぁと。 あと日本文化の「見える化」を目指す。 例えば、世界に誇れる枯山水の庭園も、欧米人には「どのように見れば、その美しさをさらに実感 できるか」言葉にして伝えていくという重要性は納得できます。 私は以前、剣道の指導をしていたことがあります。日本人にはあまり説明しなくても生まれながらの 感覚でわかる「武士道の精神・作法の意味」を欧米人に伝えるのは非常に難しいなぁと 頭を抱えたとがあります。これが伝えられないと、ただのスポーツになってしまい、 剣道独特の間の駆け引きの面白さ、武芸の一つ一つの動作の意味が理解されないままになります。 そういえば、お品格主義のお偉いさんが多くいらっしゃる某角界(笑)、 大草原の国の青年や多民族の国から連れてきた青年に「品格」と言ってもなんのこっちゃ?!でしょう。 まずは、伝統やルーツをきちんと伝えられる首脳陣が必要ですわ(何様)。 この本とは関係ありませんが、ある番組で茂木さんは子供に「おまえは天才か!?」という 褒め言葉をよく使うそうです。 試しに我家の息子にもちょっとしたことで「あんた天才やなぁ~」と褒めちぎってみたら、 凄い嬉しそうでした・・・。勘違いが本当の自信に繋がるかも!?(笑) りゅうび お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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