カテゴリ:クラシック全般
こんばんは。ほうとうです。 今日は兵庫県立芸文センター大ホールで行われた、パーヴォ・ヤルヴィ指揮 シンシナティ交響楽団の演奏会に行ってきました。 演奏曲目はメインがドヴォルザークの交響曲第9番ホ短調「新世界より」 (通天閣のあるところじゃないですよ。)と名曲コンサートっぽいのですが、前半最後 が、クリスチャン・ツィメルマンのピアノ独奏によるラプソディ・イン・ブルー(ガーシュウィン) なので出かけたのです。その他はL.バーンスタインのキャンディード序曲とディヴェルティ メント、と「アメリカプログラム」ってな感じでした。(ピアノアンコールがガーシュウィンの3つ の前奏曲より第3番、オケのアンコールがブラームスのハンガリー舞曲第5番と シベリウスの悲しきワルツ。) このオケ、アメリカで5番目に古いのだそうですが、実力的には5大メジャーオケ(ニュー ヨーク・フィル、ボストン響、シカゴ響など)とは明らかに差が出ますね。もしかしたら、 昨日の大フィルの方が良かったかも。
さて注目の、ラプソディ・イン・ブルーですが、本格派で完璧主義者とも言われる(愛用の ピアノを世界中持ち歩いて演奏している)ツィメルマンが演奏すると、リリシズムが漂い、 何だかヨーロピアン・ジャズを聴いている気分になりました。
余談ですが、「新世界」の終楽章最後のところやハンガリー舞曲でチューバが吹いてい ました(元の楽譜では、「新世界」は2楽章のコラールのみ、ハンガリー舞曲は降り番、 つまり全く出てこないのです。)し、「新世界」終楽章の一部分でビオラとチェロの表と裏 に対してそれぞれ表拍・裏拍を強調させる演奏をしていたことから、指揮者のP.ヤルヴィ は結構自由に音楽を楽しもうとするスタンスの人かなと思いました。
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Last updated
2009.11.01 07:24:52
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