カテゴリ:クラシック全般
こんばんは。ほうとうです。 今日はびわ湖ホールで行われた、大野和士指揮リヨン歌劇場管弦楽団の演奏会に 行ってきました。金曜の午後7時からの公演で、超有名ではないオケの演奏会だった ので,客の入りが心配だったのですが、やはりと言うか、4割くらいしか埋まっていません でした。残念。大野さんは某国営テレビの「プロフェッショナル・仕事の流儀」にも出たん ですけどねぇ。 さて、曲目はドビュッシー「牧神の午後への前奏曲」、ストラヴィンスキー「バレエ『火の 鳥』組曲(1911年版に全曲版から4曲追加)」、プロコフィエフ「バレエ『ロメオと ジュリエット』第1・第2組曲から9曲抜粋」という、バレエ作品集とでも言えそうなプログラ ミングでした。(アンコールはブラームスのハンガリー舞曲第8番でしたけど。)火の鳥に ついて補足するならば、1911年版に1919年版の曲が加わったと考えていいでしょう。 こうした凝った選曲は、おそらく大野さんの企画なのでしょう。
聴いた感想ですが、フランスのオケにありがちな柔らかい響きは、このオケにはありま せん。リヨン歌劇場の演奏は、リヨン国立管弦楽団が担当してきたところ、1983年に オペラハウス専属のオケとして創設されたのが今回のオケで、ヨーロッパ諸国から演奏家 を集めてきたとのことです。それなら納得ですね。コントラバスもフレンチ・ボウに統一し ていませんでしたしね。 プロコフィエフでは、オケがきちんと指揮者について行っていましたが、火の鳥では、 指揮者がテンポを動かしたときに、いま一つついて行っていないところがありました。大野 さんが首席指揮者に就任して約1年、来年か再来年には阿吽の呼吸が出来上がって いることでしょう。何か団員が真面目そうで、そんな期待が出来るオケでした。その時に また聴いてみたいと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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