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おはようございます。ほうとうです。 先日、十日えびすをやっている奈良春日大社に出掛けた話をしましたが、その本当の 目的は、その日、本殿前で行われた舞楽始式を参観することでした。 1月には色々〇〇始、初〇〇とかあったりするのですが、これをネットで見つけて 「源氏物語」にも登場する舞楽をちょっと見てみたくなり出掛けたのです。
拝殿のすぐ内側、約10m四方の広場で片隅に小さなりんごの木があるところを 「林檎の庭」と呼んでいるそうですが、そこで行われるとの事だったので、特別拝観料 500円を納めて、拝殿内側に入り、床机に腰掛けて参観することにしました。
春日古楽保存会と南都楽所による舞楽の奉納なのですが、7~8世紀に中国から 渡って来た舞楽を現在も行っているのは、京都・奈良・四天王寺の3か所しかない そうです。 神官の祝詞のあと、舞楽奉納が行われました。
奉納され(演じられ)たのは、振鉾三節・萬歳楽などといった正月らしい演目で、「源氏」 に出てくる「青海波(せいがいは)」はありませんでしたが、舞楽を目の当りにできたのは 貴重な体験でした。雪も時折ちらつく寒い日でしたが、寒さを我慢しながら見た甲斐は ありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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