カテゴリ:クラシック全般
こんばんは。ほうとうです。 きょうは、西宮の芸術文化センターで行われた、PACオーケストラの第44回定期 演奏会に行ってきました。定期とは言っても、今回はマーラー・チェンバー・オーケストラ との合同演奏で、マーラーの交響曲第3番ニ短調を演奏するのです。 指揮は、ベルリン・フィルの定期から帰ってきた佐渡裕監督。女声合唱は、同センター のオープニング記念第9合唱団、児童合唱は大阪すみよし少年少女合唱団。 そして、メゾソプラノ独唱はミシェル・デ・ヤング。 2002年秋、R.シャイー率いるロイヤル・コンセルトヘボウ管(アムステルダム・ コンセルトヘボウ管)の来日公演で同曲を歌う予定だったのですが、腰を悪くして来日 をキャンセルしたのです。彼女の歌を期待していたし、オケは極上の天上の音楽を 奏でただけにちょっと残念でした。 今回9年越しで彼女の歌を聴いたのですが、期待に違わず「うまい!」 オケは、マーラー・チェンバー・オーケストラに引っ張られる感じでしたが、PACオケ もコンミス四方恭子、バスーントップに中野陽一郎(京響)、ホルントップにジョナサン・ ハミル(東響)を加えてしっかり強化して(リハーサルも十分だったと感じました。)臨んで おり、合同オーケストラのマイナス面をなくし、良い面を出せたと感じました。佐渡さんも オケに対してかなり抑制を求めて、ほぼ最後まで崩れることなく天国的・宇宙的な音楽を きっちり演奏し切ったのでした。 振り返って考えて見ると、A席4000円、もの凄いコストパフォーマンスの良いコンサート だったなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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