こんばんは、ほうとうです。
8日土曜日、JR駅からハイキング「アプトの道ハイク」に行ってきました。場所は、長野新幹線開通に伴い廃止された信越本線横川駅から先の線路跡のハイキングコースです。
横川駅の隣には、鉄道文化むらという展示施設があり、ハイキングコースはこの端からスタートします。独特の山容の妙義山をバックにコスモスが咲いていました。
今は観光トロッコ列車が走る線路脇に子ザルが佇んでいます。人慣れしてしまっていて、こちらをちらりと振り返るだけでした。(エサを与えた人が少なからずいるのでしょう。空腹になると人を襲ったりするので良くないんだけどなぁ。)
この先には、山ヒルに注意という看板もあって、サルもヒルも出る所かとニンマリしてしまいました。
旧丸山変電所、峠の湯と並走したトロッコ線路も途絶え、トンネルが連続し、有名な4連アーチのめがね橋(碓氷第3橋梁)の上に出ます。
その先、熊ノ平駅跡まで行って折り返し、明治中期から平成9年まで続いた鉄道の道だけでは、満足出来ず、第1トンネル脇からコースを外れて、中世・近世と続いてきた旧中山道碓氷峠まで約6キロを登ることにしました。
ここは、室町初期新田軍と足利軍が戦ったとされ、太閤秀吉の小田原攻撃の北陸信州軍が上野侵入に通過し、皇女和宮が江戸に嫁ぐときに通過した街道だそうです。
急坂の上の覗きと呼ばれる場所からは、旧坂本宿が上から良く望めます。
その向こうには、上信越自動車道の現代的な斜張橋がコントラストとなっています。
2時間強で旧碓氷峠に到着しました。ここにある熊野(皇大)神社が群馬と長野の県境で、石段が境界になっており、群馬・長野それぞれに社殿・賽銭箱がある珍しい神社です。そう言えば、群馬と長野って昔から仲が悪かったっけ。
古道の途中に廃車が放置されていたのは、残念だし、長野側に下るとあの観光客でごった返している軽井沢だから、急激な変化に面食らうし、上手く整備しないといけないな。
急いでJRハイクのゴールに戻ったけれど、時間が少しオーバーし、チェックは受けられませんでした。(苦笑い)