9月9日日曜日、ワタクシほうとうは河口湖近くの三ツ峠山(標高1785m)に登ってきました。
9月に入っても花が楽しめると言うことで選んだのです。
土曜・休日は河口湖駅から旧御坂トンネル手前の三ツ峠登山口までバスで行けます。
この山の山頂には、テレビや電話の電波塔が沢山あるため、保守用の機材を運ぶ広めの道が続いています。そのせいで、静かな山旅の雰囲気はありませんが、山頂が近づくと色々な花が咲いていました。
最高点の開運山北側の林の中では、有名な猛毒のトリカブトが沢山咲いていました。
この山は、高山植物と山野草が入り混じっているのが面白いですね。
三ツ峠山荘前からは、山頂南東の有名な屏風岩に多くの人が取り付いているのが分かります。
三つのピークを周遊していると、ヘリが近づいてきたので、見通しの良い場所に出てみると、屏風岩で救助を行っています。山小屋の人に聞いたら、年に2回くらい出動があるけどホバリングでの救助は珍しいとのことでした。ヘリの操縦も大変そう。(帰宅後、ニュースで滑落事故に遭ったのはクライミング講習を受けていた女性で、亡くなったと知りました。)
下山は、府戸尾根という静かでなだらかな長いルートにしました。最後カチカチ山ロープウェイで下りましたが、太宰治が童話カチカチ山のパロディ小説を書いたことに因んでいるようです。太宰はこの辺りに逗留したんですね。
下山後、河口湖大橋南側の「開運の湯」という日帰り入浴施設に寄りましたが、ドライヤーは壊れているし、「えらべる倶楽部」カードを提示したのに、料金を割引してくれませんでした。開運じゃないな。
花は楽しめたけれど、・・・複雑です。