カテゴリ:雑 談
本年もよろしくお願い申し上げます。ほうとうです。
さて、今年最初のコンサートとして、四ッ谷の紀尾井ホールで行われた、ロンドン交響楽団ブラス・クィンテットの演奏会に行って来ました。 昨年春のオケの来日公演が良かったので、期待して行ったのです。 曲目は、前半がバッハ(ミルズ編)のトッカータとフーガニ短調、スカルラッティ(ドッジソン編)のソナタホ長調、エワルドの金管五重奏曲第1番。後半がクーツィールの子供のサーカス、クレスポの組曲「アメリカーナ」第1番、このクィンテットのトロンボーン奏者であるブライトのブラス・オン・ブロードウェイ。そしてアンコールにウォルトン(ブライト編)のファサード組曲第2番より第5曲「ポピュラーソング」。 前半に真面目?な曲、後半が陽気な曲というオーソドックスなプログラミングでした。 後半はひたすら楽しむとしても、前半はビシッとキメて(アインザッツや音程)欲しかったというのが、正直な感想。後半のノリもニューヨーク・フィルのクィンテットには及ばなかったな。 カナディアン・ブラスやエムパイア・ブラスの様なオケと掛け持ちしないクィンテットの練り上げた演奏には敵わなかった感じです。オケの仕事の合間にクィンテットの仕事をするのは、なかなか大変なのかなぁ。クィンテットだけで喰っていくのは、至難の業だからなぁ。 ただ、ブライトの曲は最後に、色々な有名なメロディーが次々と重なるように出て来て面白く、いい曲だと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.01.09 20:58:19
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