カテゴリ:ブルックナー
こんばんは、ほうとうです。 昨3日(土)、京都コンサートホールで行われた、ハイティンク指揮 ロンドン交響楽団の演奏会に行ってきました。 曲目は、モーツァルトのピアノ協奏曲第24番ハ短調(独奏:マレイ・ペライア)と ブルックナーの交響曲第7番ホ長調(ノヴァーク版)。(アンコールは無し。) この曲の組み合わせなら、ブルックナーを語るしかありませんね。(事実、モーツァルト も同じ言葉でまとめられてしまいます。) 謙虚とか慈悲深いとか評されるハイティンクですが、ブル7をやや抒情的に、しかし ながら急激なテンポ変化や大胆で扇情的な表現は一切なく、即興も無く、当にしっかりした リハ通りの「調和の」演奏でした。オケもミスなく、高い水準の演奏でした。 一番共感したのは、アダージョの2楽章で(バス)チューバ奏者をワグナーチューバ4番奏者 の隣に移動させたこと。大賛成です。ブル7以降の交響曲ではワグナーチューバが使われるの ですが、緩やかな所ではチューバも一緒に動いているので、そばにいるのが自然で、よく調和 するのです。 でも、なかなかチューバ奏者を移動させる指揮者はいないよな。(かつて私がいた学生オケは、 元々ホルンとトロンボーンが近くに配置されていたので、チューバの私が移動する必要が無か ったなあ。)
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Last updated
2015.10.05 22:58:52
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