I have a dream

こんばんは、ほうとうです。
　７月３１日（日）、ＪＲハイクの「中山道・柏原宿の三古刹を訪ねて」に参加して歩いて
きました。
　ここは伊吹山の南麓に当たり、関ヶ原はすぐ東であり、昔から交通の要衝です。
　東海道本線、東海道新幹線、名神高速、国道２１号線はこの地域を東西に通過します。


　
　江戸時代の中山道宿場町の風情はよく残っています。この日、やいと祭も行われていて、
艾（もぐさ）屋伊吹堂亀屋佐京商店を覗いたら、手の親指と人差指の股にある目に効くという
ツボにシール式の灸を乗せられてしまいました。危うく置いてけぼりになるところでした。


　三古刹は、京極家の菩提寺であった徳源院が最も見所で、この春に開花をテレビで紹介された
道誉桜と、三重塔や、客殿奥の借景庭園が見事でした。春の花や紅葉は相当美しそうです。
　歴史的には歴代の当主の墓である、宝篋印塔が鎌倉後期から江戸末期までのものがずらりと
並んでいて、学術的に貴重だそうです。


　最澄が創立したとされる泉明院もつい近年までは荒れ寺だったそうですが、今の住職（尼僧）
が頑張って何とか拝観できるほどに修復したそうです。住職とガイドさんが語り合っている風景
はほのぼのしていますね。
　やいと祭のスタッフからやたらと参加を誘われるガイドさん、地元とのつながりが強いですね。
　田舎の素朴さをも感じました。