2016/12/30(金)13:56
2016マイ・ベストコンサート
こんにちは、ほうとうです。
毎年恒例のコンサート回顧です。
山に行くことが多くなったせいで、コンサートへ行くことが今年も
減りました。今年は年間13回でした。
そんな少ない中から、振り返ってみたいと思います。
「マラ5(マーラーの交響曲第5番)対決」
6月30日、フェスティバルホール
読響=カンブルラン
7月24日、サントリーホール
都響=ギルバート
演奏の出来は、ハッキリ都響の勝ち。ギルバートの、ユダヤ的で大オーケストラ
を駆使した(従来からある)表現に対して、カンブルランの室内楽的で締まった響き
の表現が新鮮で面白かった。
「イベントで」
9月17日、フェスティバルホール
(大阪クラシック)大フィル=大植
8月のこのコンビによる定期(ブル9)は?だったが、この日演奏したマーラーの
交響曲第1番は素晴らしかった。イベントでこんな好演をするとは。(録音してない
だろうな。)
「変わらず」
10月9日、兵庫県立芸術文化センター
マリインスキー歌劇場管弦楽団=ゲルギエフ
プロコフィエフの交響曲第1番、ショスタコーヴィチの交響曲第9番というやや
小振りな交響曲2つとストラヴィンスキーの春の祭典。(アンコールもたっぷり)
筋肉モリモリ、スタミナたっぷりの演奏。西宮には10年ぶりだったが、変わらな
いなあ。(でも、エキストラを加えていたのを見逃していませんよ。)
「ライブは」
さて、第1位です。
2月20日、サントリーホール
シュターツカペレ・ベルリン=バレンボイム
ブルックナーの交響曲第9番を聴きたくて、東京まで出張りました。
CD等でこのコンビの演奏を聴いていて、ゴリゴリとした響きと感じていました
が、演奏会では非常に繊細な演奏をしていました。日本での公演ということを意識
したのかもしれません。少し意表を突かれました。
来年も良い演奏に出会いたいものです。