テーマ:楽天写真館(356247)
カテゴリ:関西
こんばんは、ほうとうです。
19日(日)、鈴鹿山脈南部の宮指路岳(標高946m)と仙ヶ岳(標高961m)に登って 来ました。天気予報から良い展望を期待して出掛けたのですが・・・。 気温が高く、ガス(水蒸気)が発生して、遠望は効きませんでした。 小岐須渓谷山の家前の駐車場に車を止め、キャンプ場近くから山道に入ります。ヤケギ谷 沿いに歩き、徒渉すると、間もなく小岐須峠方面への分岐がありますが、東海展望を経由する ため、左へ進みます。沢沿いに進み、尾根に乗ると、残雪が見られました。小さな雪渓を 横切り更に登ると、支沢に陽の光が反射して、春を感じさせます。 赤テープやペンキを見落とさないよう、もう少し登ると、東海展望と呼ばれる岩峰に出ます。 正面に双耳峰の仙ヶ岳、 右手に犬帰りの険という、険しいヤセ尾根も望めます。 小ピークを越えると、左手に三体仏と呼ばれる岩があり、一登りで宮指路岳山頂です。 ここは灌木で展望が良くないので、すぐ北の馬のり岩周辺が休憩に良さそうです。 休憩後、仙ヶ岳へ向けヤセ尾根を通過することにしました。ヤセ尾根は何度も経験があるので、 注意深く歩けば行けると思ったのです。 まず、風化した花崗岩のザレ場を越します。一部分雪が残っていたので、念のため事前に 軽アイゼンを付けましたが、雪の無い所は却って歩きにくかったです。ここはチェーンスパイク くらいが良かったかも知れません。その後、ヤセ尾根はアップダウンを繰り返し、三体仏や 東海展望を振り返り、 更に進むと、崩落でできたキレットがあるので、藪漕ぎでキレットの底に出、通過しました。 また、雪のシッカリ着いた短い急坂に出くわし、よじ登り始め、雪庇状の所を避けようと、 数歩横に移動したところ、足元の雪が崩落して、見事に3mほどずり落ち、坂の始めに戻って しまいました。再度坂に取り付いてみると、雪庇状の反対側に小さな木があり、それを掴んで 体を引き上げると、雪に埋もれたロープがあり、そこが正しいルートだと分かりました。 間もなく、小社峠に着き、そこから先、仙ヶ岳まではかなり安全です。 三角点のある仙ヶ岳西峰は、展望も良く、手前の宮指路岳やその奥の鎌ヶ岳、御在所岳、 左奥にまだ白い雨乞岳も望めました。 仙鶏尾根も細く、仙の石を過ぎると急坂です。アイゼンが木の根等に引っ掛かることも ありました。 仙鶏尾根分岐に向け下りましたが、仙ヶ谷へ下りた所でアイゼンを外そうとしたところ、 ラチェットの片方のリリースレバーが破損しているのに気付き、そこでは外せず帰宅後、 マイナスドライバーを差し込んで外しました。また、ハードシェルパンツにも穴が開いて しまっていました。ずりおちた時か、木の根にアイゼンが引っ掛かったときに、やって しまったのかも知れません。 雪が溶けてきたときは、こんな用心をしなければならないと教えられたように感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.03.24 00:22:46
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