テーマ:楽天写真館(354312)
カテゴリ:日本あちこち
こんにちは、ほうとうです。
いよいよ、上高地から涸沢に登る日です。 未明に目が覚めたので、横尾山荘の前に出てみると、 月が前穂高岳の裏に隠れ、不思議な景色となっていました。 でも、天気は良さそうです。 朝食後、支度をして出発し、しばらくすると有名な屏風岩が目の前に現れます。 この岩を回り込むように進むと、本谷橋に着きます。渡り終えた後、雪の積もった川原で アイゼンを付けました。でも、橋のすぐ下まで雪が溶けて水が見えています。川原は雪で 覆われていましたが、もうじき陥没しそうです。(下山時には、ロープが張られ、川の上まで 入らないようにされていました。)多くの人が、ここで休憩し、アイゼンを装着していました。 ここから先は、残雪が続きます。急坂を登った後は、斜面のトラバース道を進みます。 涸沢の上の雪には、雪が流れた跡がクッキリ。 ダケカンバの樹林を抜け、雪崩の跡が無くなると、正面に奥穂高岳が見え、 もうひと踏ん張りです。 涸沢ヒュッテのデッキの端には、鯉のぼりが飾られて、カールを下る風にゆったりと泳いで います。 テント村の先には、涸沢小屋と北穂高岳。 好天で、ザイテングラートを登る人も沢山。奥穂高岳山頂を目指すようです。 少し高いところにある涸沢小屋で昼食を摂ることにしました。 雪崩の被害を軽減するよう、涸沢ヒュッテは半分地面に潜るように建っています。10日ほど 前に、雪の中から掘り出し、昨28日から営業を始めたとのことです。 すっかり暗くなった涸沢の、テントの灯りの風景も有名ですね。 翌朝。朝焼けの風景を見るため、着込んで朝日が届くのを待ちます。 雪が朝日で赤く染まりました。 期待通りの風景をこの目で見たことに満足して、 美しいU字谷を振り返りながら、下山したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.06 10:00:08
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