カテゴリ:クラシック全般
こんばんは、ほうとうです。
今年も残すところあと半月となりました。 今年は16回のコンサートを聴きました。でも今日紹介する今年のベストコンサートは、 なかなか順位を付けるのが難しかったです。 では第5位。 11月23日、フェニーチェ堺で行われた、P.ヤルヴィ指揮ロイヤル・コンセルトヘボウ 管弦楽団。(ベートーヴェン:交響曲第4番、ショスタコーヴィチ:交響曲第10番) 何と言っても上手い。ベルリン・フィルに次いでロンドン交響楽団と競う上手さ。ワールド メジャーを志向していることがよく分かりました。現在、首席指揮者が不在ですが、良い 首席指揮者を迎えることができれば、より個性とともに輝きを増すのでしょう。 第4位。 2月14日、フェスティバルホールで行われた、クルレンツィス指揮ムジカ・エテルナ。 (チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、交響曲第6番) ロシア中部のペルミから初来日したオケ。その超個性的で刺激的な演奏は、CD等で知って いました。西欧の音楽界でも相当話題沸騰しているようです。近年頭角を現したこのコンビ ですが、レパートリーを増やしたときに、どんな演奏を聴かせてくれるか、まだ興味は失せま せん。 第3位。 12月8日、フェニーチェ堺で行われた、ゲルギエフ指揮マリインスキー歌劇場管弦楽団。 (シチェドリン:管弦楽のための協奏曲第1番、チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲、 ショスタコーヴィチ:交響曲第5番) 良く練られた完成度の高いコンサートでした。 第2位。 1月26日、いずみホールで行われた、サイトウ・キネン・オーケストラ ブラス・ アンサンブル。(チャイコフスキー:白鳥の湖より、バーンスタイン:ウエスト・サイド物語 より、等) トランペット1番奏者は、ベルリン・フィル首席のタルコヴィ。ホルン1番奏者は、元 ベルリン・フィルのバボラーク。トロンボーン1番は、ウィーン響のフォーグルマイヤー。 バス・トロンボーンは、ウィーン・フィルのシュトレッカー。 凄いメンバーが集ったもので、要が良いと、演奏が締まった良い演奏になるという実証 をしたようなものでした。日本人金管奏者は、まだ世界と大分差を付けられていますね。 頑張らねば。 第1位。 4月21日、フェスティバルホールで行われた、大野和士指揮東京都交響楽団。 (グリーグ:ピアノ協奏曲、ベルリオーズ:幻想交響曲) ベルリオーズ・イヤーで、色々なオケが演奏しましたが、このコンビの演奏は、良く考察され、 そしてしっかり演奏されていました。選択は正解でした。日本のオケがここまで演奏できる ようになったことは嬉しいことですが、関西のオーケストラも躍進して欲しいと感じました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.12.15 23:23:39
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