2020/09/20(日)09:10
ライブはいいね
こんにちは、ほうとうです。
昨19日(土)、フェスティバルホールで行われた、「大阪クラシック2020」の
第18公演に行ってきました。(2月1日以来の久し振りのコンサートです)
新型コロナ対策として、今年はオフィスビルやホテルのロビー、カフェでの無料公演は行われ
ませんでしたが、大阪市中央公会堂やフェスティバルホールでの有料公演は対策を講じた上で
開催されました。(もちろん、この公演専用の大阪コロナ追跡システムのQRコードも配布され
ました。)無料動画配信(ユーチューブ)も行われ、多くの視聴者が利用し、例年通りの聴衆数
が確保できたようです。
両隣は発売されていないので、客席は半分以下です。
なので、ホールの響き方(反響)がこれまでと違います。客席が埋まっていると、ある程度
観客の衣類に音が吸収されますが、半分以下だとやや響き過ぎます。
曲目は、ベートーヴェンの交響曲第8番ヘ長調とチャイコフスキーの序曲「1812年」。
(アンコールは、エルガーのエニグマ(謎)変奏曲より「ニムロッド」と外山雄三の管弦楽
のためのラプソディーより「八木節」。何だか大阪城西の丸庭園で行われていた大阪クラシック
の前身「星空コンサート」みたいですね。)
「1812年」が選ばれたのは、コロナ禍を大砲で吹き飛ばしたいという思いからだそう
です。やっぱり。でも最後のチューブラーベルは少しうるさかった。
今年はベートーヴェンイヤー(生誕250年)で、彼の作品を取り上げやすいことで、
コンサートが開催しやすくて良かった。ブルックナー、マーラーやR.シュトラウス、ストラ
ヴィンスキーだと、多くの団員を舞台に載せなければならないので(でも「第九」は合唱団が
必要なので、ピリオド様式で人数を少なくした演奏でないと上演できないだろうなあ。)、
多くを曲目変更しなければならなくなって、公演ができなくなっていたでしょう。
何はともあれ、指揮者や観客の息づかい(管楽器以外の奏者はマスク着用)、演奏者の
熱意が肌で感じられるライブは「いいね」と再確認したのでした。