I have a dream

こんばんは、ほうとうです。
　春の嵐が過ぎた２７日（日）、生駒山地北部の縦走に出掛けてみました。
　暖かい日が続いて平地の桜が咲き始めたし、昨日の雨がなかなか上がらなかったこともあって、
近場に行くことにし、まだ踏破していない生駒山地北部にしたのです。
　「いこいこまっぷ」（生駒山系広域利用促進協議会）の２４番、縦走コースを参考に、
最北端のＪＲ学研都市線津田駅をスタートとし、基本的におおさか環状自然歩道を南下する
ことにしました。
　途中通過する、府民の森くろんど園地で水芭蕉の花が見られたらいいなと思って歩いたのです。

　まずは、津田駅で下車し、第二京阪道路を潜って、登山口看板から山道に入ります。
　最初は国見山（標高２８４m）を目指します。この山頂と次に来る交野（こうの）山（標高
３４４ｍ）の山頂は眺望もよく枚方八景に指定されているくらいなのですが、今回のテーマとは
違うので写真は省略します。


　　　眩い新芽

　国見山と交野山との間にある白旗池では、

ほとりに水仙が咲き、水鳥が気持ち良さげに泳いでいました。

　くろんど園地の北側、傍示の里からは、北西の茨木方面が見えます。


　さあ、お待ちかねのくろんど園地に入ります。ここには数年前にも来たことがあるので、
水芭蕉が生えている八ッ橋に向かいます。


　ちょうど見頃でした。良かった。





　水芭蕉は冬眠から覚めた熊が食べるそうです。冬眠中に溜まった便を、水芭蕉を下剤と
して食べ、便秘を解消するらしいのです。まあ、この辺には熊がいないので、食べられる
ことはありませんね。

　湿地でも水の少ない場所には、

　　　ショウジョウバカマ
が見られました。

　またすぐ南の、日当たりの良い斜面には、

　　　カタクリ
が数輪咲いていました。
　昔はこの根から片栗粉を作っていたのですが、余りにも僅かしか作れないので、今では
ジャガイモから作られています。





　　　春の土手

　日当たりの良い雑木林では、所々で

　　　コバノミツバツツジ
が既に咲いていました。

　くろんど園地からほしだ園地を経由して、飯盛霊園に下りましたが、桜の他、

　　　白木蓮（ハクモクレン）
が青空をバックに鮮やかに咲いていました。

　四條畷市の田原からむろいけ園地に登り返したところで、午後４時になったので、
蟹ヶ坂コースを下り四條畷駅でゴールとしました。

　目当ての花など春を告げる自然の姿に、心ウキウキ楽しい里山歩きができました。