テーマ:楽天写真館(356052)
カテゴリ:日本あちこち
ん?呼んだか? ワシのバックショットがどうした? こんばんは、ほうとうです。今回はゴジラに特別出演して頂きました。 5月29日(日)、鳥取県琴浦町の船上山(三角点標高615m)から甲ヶ山(かぶとがせん、 標高1338m)を歩いて来ました。 甲ヶ山山頂の手前に、まさに「ゴジラの背」と通称される約50mの見事な岩稜帯があるの です。北穂高岳東稜や丹沢宮ヶ瀬湖付近にもこう呼ばれる場所があるようですが、ここまで ピッタリの所ではありませんね。 まずは、船上山の登山口へ向かいます。 船上山少年自然の家のすぐ上にあるダム湖畔からは、 屏風岩の断崖が特徴の船上山が望めます。ここは南北朝時代、隠岐の島から脱出した後醍醐天皇 が、地元の豪族名和長年らに助けられてここに立て籠もり、室町幕府方の佐々木清高と戦った場所 です。 ダム湖をぐるっと回って駐車場に近づくと、 断崖は目の前に。これなら立て籠もり易そうですね。 良く見ると、崖の間から 滝が流れ落ちています。千丈滝ですね。 東坂登山口前の駐車場に車を止め、草斜面に取付きます。しばらくすると、苔むした石段が残る 森に囲まれた道となり、ジグザグに登ると、薄が原という広い山上台地に出ます。 ここには、行宮(あんぐう、天皇の一時滞在場所)址の石碑や避難小屋である簡易水洗トイレ付 のきれいな休憩舎があります。 カエデの花 更に奥へ緩やかに上ると、僧坊跡などを経て船上神社で、拝殿と本殿との間を左に入り、長い 森の中の登山道が続きます。ブナやリョウブ、ミズナラ、クヌギの大木が見られ、林床に笹が 広がる良い森です。 今回は森の写真は省略します。 くいっと一登りすると、灌木が生える勝田ヶ山の山頂です。 これから登る甲ヶ山や大山北壁上部、振り返ると広い日本海が望めます。 なおも進んで、小高い小ピークでは、 大山のピーク群や手前の三鈷峰、野田ヶ山がバッチリ望めます。 西には大山の裾野とその先の弓ヶ浜も。 もう少し進むと、核心の ゴジラの背 慎重に通過すると、広くない甲ヶ山山頂です。 眼前には、 小矢筈の岩峰と矢筈ヶ山、その後ろに烏ヶ山がひょっこりと覗かせています。 先へ向かうには危険度がマシマシになり、時間も足りなくなるので、ここで引き返します。 豪壮な風景を目の当たりにしたことに満足して往路を引き返したのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.06.01 22:40:17
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