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2023.03.21
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カテゴリ:クラシック全般
こんばんは、ほうとうです。
 19日(日)、びわ湖ホールで行われた、マーラー・シリーズ第3弾、同ホール芸術監督
沼尻竜典と京都市交響楽団による、交響曲第6番イ短調「悲劇的」を聴いてきました。

 沼尻さんは、16年務めたこの芸術監督を退任し、阪哲朗氏にバトンタッチします。ただ、
マーラー・シリーズは、今後も沼尻さんが桂冠芸術監督として担当することとなります。


   琵琶湖の春

 理知的な演奏スタイルの沼尻さんですから、卒業公演と言っても感情が大爆発!!という事は
ないでしょう、と思っていました。さて、開けてみると・・・
 当日券を求める人が予想以上に多く、開演を少し遅らせることとなりました。そこで、舞台上
に沼尻さんが現れてプレトークで繋ぐこととなりました。その中で、東京赤坂のSホールで同曲
が演奏された際に、打楽器奏者が振り上げたハンマーが後ろの反響版を突き破った事がある、と
いう、別の意味の悲劇的(笑)なエピソードを紹介してくれました。
 また、沼尻さんは、中間の2つの楽章を、スケルツォーアンダンテの順で演奏する主義という
ことでした。

 沼尻さんは、完全に楽曲とオケをコントロールし、フルスコア(総譜)が目の前に現れたかの
如く、曲の仕組みや譜割りが良く分かりました。


   瀬田川のボート練習

 この曲は、の悲しいピチカート(指で弦をはじく)音一発で曲を閉じるのですが、約80分の
それまであれほど繰り広げられた音楽が、これに集約され、このピチカートが曲全体を要約している
とも言えます。


 であるならば、少々形は乱れても、曲の中で伝えたいこと、訴えたいことをハッキリ示しても
良かったのではないかと感じました。





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Last updated  2023.03.21 22:16:24
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