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2023.10.24
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カテゴリ:クラシック全般
こんばんは、ほうとうです。
 22日(日)、フェスティバルホールで行われた、クラウス・マケラ指揮オスロ・フィル
ハーモニー管弦楽団の演奏会を聴いてきました。


 曲目は、ショスタコーヴィチの祝典序曲、ピアノ協奏曲第2番ヘ長調とR.シュトラウスの
交響詩「英雄の生涯」。ピアノ独奏は辻井伸行。(ピアノアンコールは、グリーグの抒情小曲集
よりトロルドハウゲンの婚礼の日。オケのアンコールは、J.シュトラウスⅡの歌劇「騎士
バズマン」よりチャルダッシュ。)


 フィンランド出身の27歳、マケラは2020年、このオスロ・フィルの首席指揮者に就任した
のを皮切りに、2021年には、パリ管弦楽団の音楽監督に就任、2027年にはアムステルダム
のロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の音楽監督に就任予定です。
 こうした経歴から、オスロ・フィルからバイエルン放送響、ロイヤル・コンセルトヘボウ管と
欧州のメジャー・オケを手中に収めたラトビア出身のM.ヤンソンスを思い起こします。しかし、
ヤンソンスがオスロ・フィルのシェフに就任したのが、36歳の時。マケラは約10年早くこの
オケに就任したことになります。

 聴いてみて、彼は良くスコアをよく読んで、正確に表現していると感じました。今後、しっかり
した構成の交響曲や、大編成オケの大曲を演奏するとき、どのように解釈し、どのような意図を
持って演奏し、いかに聴衆に聴かせ、楽しませるか、が巨匠へのポイントになってくると思われ
ます。
 青田買いされたような感じですが、彼が今後どのように成長するか、興味深く見ていきたいと
思います。

 おまけ
 終演後、大阪駅に向かっていると、国道2号線の交差点のところで、これを見つけました。

 JR東西線は、江戸時代川があった所に造られたのですね。





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Last updated  2023.10.29 22:41:11
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