カテゴリ:クラシック全般
こんばんは、ほうとうです。
15日(日)、広島サンプラザで行われた、「第40回第九ひろしま2024」に出演 ![]() 来ました。 このブログを始めて以来、初めての舞台に乗る側です。いやあ久しぶりだ。 出演と言っても、楽器を演奏するのではなく、合唱団のバスパートの一員として出演したのです。 今まで公式公演の舞台上で歌を歌ったことはなく(中学校のクラス対抗合唱大会以来かな。)、 ましてや第九をドイツ語の暗譜(楽譜を見ずに)で歌う事なんて、大チャレンジでした。 ベートーヴェンの作品は色々何度も聴きましたが、彼の時代には、チューバはまだ世に無く (チューバの前身オフィクレイドが初めて有名曲で登場したのが、ベルリオーズの幻想交響曲なの です。)、チューバ奏者は全降り(出番が全くない)なので、演奏会に関わろうとすると、裏方 をやるしかなくなるのです。ですから、私のチューバの師匠は、弟子たちを集めて代わるがわる 演奏させるクリスマスパーティーをよく開催していました。 話が逸れました。7月下旬に処方薬を取りに行った薬局で、置いてあった新聞で合奏団員募集 記事を見かけ、その後出掛けたコンサートで同じチラシを見、今回が40回目の記念演奏会で、自分 は今年60歳の還暦、指揮者はびわ湖ホール桂冠芸術監督で神奈川フィルの音楽監督の沼尻竜典 さんならここは一丁、記念に頑張ってみようと参加申込をしたのです。 チラシに、今後の練習予定が載っていて、仕事帰りや休日にも行き易いと分かったことから、 より後押ししてくれたように感じました。 9月からまずRCC中国放送ロビーでのパート別練習が始まり、11月からは ![]() エリザベト音大セシリアホール で合唱団全パートが集まる混声練習となり、本番前日からは本番会場でのリハーサル、本番となり ました。 サンプラザは、プロバスケットボールチーム「広島ドラゴンフライズ」の本拠地アリーナ なので、音響的には相当難がありますが、1000人を超える合唱団を入れるためにはやむを 得ません。 大阪城ホールでの1万人の第九や東京の国技館で行う"市民第九"では、こうしたスポーツ施設 での公演となってしまいますね。 サンプラザに入るには、ホテル部分の前を通り過ぎて、西側にある ![]() ![]() ![]() 日本庭園 を通って入口に向かいます(ホテル内からも行けるようです。)。今年は秋が遅かったので、まだ 紅葉が見られました。 ![]() セッティング中 ![]() ステリハ休憩時 3000人分の入場券が結構早めに売り切れ、当日券の販売はありませんでした。 さて、本番では第一部として、角野隼人さんと指揮者沼尻さんのピアノ連弾でガーシュウィン のサマータイム、アイ・ガット・リズム。そして広響が加わって、ラプソディー・イン・ブルー。 休憩後、第二部。ベートーヴェンの交響曲第9番ニ短調「合唱」。最終の第4楽章でソロ歌手 と混声四部合唱が加わり、”Freude”で始まる歓喜の歌を高らかに歌い上げるのです。 ワタクシとしては、わずかにミスした所がありましたが、その他は上手く歌えたのではないかと 思っています。沼尻さんも合唱団が歌いやすいようにと、急激な変化をせず、控えめに指揮して くれたように感じました。 初挑戦でしたが、満足できました。第九の後にお客さんも加わって「蛍の光」の大合唱で終演です。 そして、合唱団はその場で解散式。 ![]() 講師陣に花束贈呈 ![]() 混声合唱指導担当、寺沢希講師の挨拶 良い記念となりました。また機会があれば、歌ってみたいです。聴きに来てくれたりゅうびが 「私も歌ってみようかな。」と言ったのは青天の霹靂(へきれき)でしたが。(笑) 追伸 この本番までの過程は、12月22日午後3時30分から、本番の模様は同日24時 58分から、RCCテレビで放映されます。ワタクシはテレビクルーにインタビューされなかった ので(密かにインタビューされた時のコメントを考えていた。(笑))、どアップで映ることはありま せんが、ちょっとでもカッコよく映っていればいいなと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.12.20 20:41:33
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