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2025.03.18
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カテゴリ:クラシック全般
こんばんは、ほうとうです。
 16日(日)、兵庫県立芸術文化センターで行われた、沖澤のどか指揮京都市交響楽団(京響)
の演奏会に行って来ました。

 クラシックファンなら沖澤さんのことはご存知でしょうが、あまり詳しくない方のために、
あえて彼女の略歴をご紹介します。
 青森県出身で、高2の冬に音楽の道を志し(それまでチェロやオーボエをやっていたというが、
その時期に音大志望はするのは明らかに遅い。)、でも東京芸大に現役合格し、首席で卒業
(おいおい、どんな才能!)。同大院を修了後、ベルリンの音大に進学し修士取得。2019年
フランスのブザンソン国際指揮者コンクール優勝。2020年、ベルリン・フィル監督ぺトレンコ
の助手、2022年セイジ・オザワ松本フェスティバルに招聘され歌劇「フィガロの結婚」を
指揮、2024年には同フェスティバルの首席客演指揮者に就任。京響へは、2023年春から
常任指揮者で、1児の母でもあります。


   芸文センター前庭

 曲目は、前半が藤倉大のヴァイオリンとフルートのためのダブル協奏曲(京響などの共同委嘱
作品)、ヴァイオリン独奏は金川真弓、フルート独奏はクレア・チェイス(ピッコロ、バス
フルート持替え有)。
 そして後半がR.シュトラウスの交響詩「英雄の生涯」。

 まず、藤倉作品。作曲者自身が語っているとおり、ヴァイオリンとフルートが二羽の鳥のように
飛び回りながらさえずる感じですが、その飛び回る世界が、私には、東洋と西洋、温帯と熱帯、
三次元と四次元という風に対極の空間を移ろいながら飛び回っているように感じました。いい曲
です。
 そして、メインの「英雄の生涯」。ドイツで修業した沖澤さんですから、どんな演奏を聴かせて
くれるか、興味津々でした。
 演奏が始まるや、今までの京響と違う!? 豊潤な響き、全パートが響き合っている。以前の京響
は時に力押ししてくることがあったのに、関西では急速に力を付けて来ているのは知っていたけど。
これは次元が違って上手くなっている。沖澤さんの振る公演のチケットの売り上げがすごい勢い
らしい。
 広島から行った甲斐がありました。
 これは、もう関西ナンバー1のオケになったと言えると思いました。


    早咲きの八重桜





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Last updated  2025.03.20 20:39:57
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