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2025.05.15
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カテゴリ:クラシック全般
こんばんは、ほうとうです。
 10日(土)、大阪、フェスティバルホールで行われた、大阪・関西万博開催記念「大阪4オケ
2025」(第63回大阪国際フェスティバル2025)に行って来ました。

 まずは、変わってきたJR大阪駅北口旧貨物ヤード跡のうめきたエリアをちょいと散歩。

   グラングリーン大阪



 もうすっかり緑地公園になっています。いくつか商業施設もできていて、今後マンションの建設
もされるそうです。


   安藤忠雄展


   エントランス前

 北口駅前広場では、

   ビーチバレー
の試合が始まり、大階段に多くの人が座って見物していました。

 自由通路で駅南側に出て、四つ橋筋をしばらく南下します。ホール正面を過ぎて、土佐堀川沿い
には遊歩道があるので、立ち寄ってみます。

   バラと彫刻

 さて、公演の方ですが、大阪のフルオケ4団体が順に登場。
 まずは、尾高忠明指揮大阪フィルハーモニー交響楽団(大フィル)の登場です。
 曲は、武満徹の「波の盆」組曲とブリテンの歌劇「ピーター・グライムズ」より4つの海の
間奏曲。
 「波の盆」は、1983年放映されたTVドラマのために書かれた作品。曲を聴くだけで、
映像が浮かび上がる、巨匠武満の日本の風土、空気感を表す個性溢れる作品です。

 演奏後は、指揮者によるミニトークショー。(この間に次のオケへの入れ替わり。撮影可。)

   尾高さんと(進行役)堀江アナ

 2番手は、鈴木優人指揮関西フィルハーモニー管弦楽団。鈴木さんと言えば、親子2代続く
古楽の指揮・演奏の名家ですが、息子の優人さんは幅広く指揮されます。
 曲は、萩森(はぎのもり)英明の東京夜想曲(2023年初演)とL.バーンスタインの
「ウェスト・サイド・ストーリー」よりシンフォニック・ダンス。4曲目の「マンボ」では、オケ
全員が立ち上がって揺れながら演奏するという、弾けっぷり。
 

   鈴木(優)さん、作曲者萩森さんと堀江アナ

 後半は、まず、山下一史指揮大阪交響楽団。
 曲は、R.シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」と外山
雄三の管弦楽のためのラプソディ。外山は2016年から同団のミュージックアドバイザー、
2020年からは名誉指揮者として携わっており、存命なら当日が誕生日のお祝いだったという、
至極当然の選曲。


   山下さんと堀江アナ

 最後は、久石譲指揮日本センチュリー交響楽団。
 曲は、久石譲のAdagio for 2 Harps annd Stringsとストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥」
(1945年版)。久石作品は、マーラーのアダージェットへのオマージュとして書いたと言う
ことですが、序盤以降はもっと色々な曲想が出て来ます。「火の鳥」の1945年版は演奏機会が
少ないのですが、19年版よりは長く、11年版よりは短くて、オーケストレーションでも木管が
2管となっています。このオケのこの演奏会に合わせた選曲と言えるでしょう。久石さんは、20
21年このオケの首席客演指揮者、今年からは音楽監督に就任しています。


   久石さんと堀江アナ

 ここでは上手さの優劣は語りませんが、それぞれのオケが明確な個性を打ち出して、色々なオケ
をハシゴして聴きたくなるように、活性化すると良いですね。また、この公演については、関西の
他のオケ(室内管を含む、関西には有力な室内管がいくつかある。)も参加する年があっても良い
と思いました。





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Last updated  2025.05.17 16:22:58
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