I have a dream

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  平地の後は、山桜

  こんばんは、ほうとうです。　桜の開花が３月下旬に急に早まったので、山桜を見ておこうと、引っ越し直前の7日（日）に、生駒山地の一角なるかわ園地に行って来ました。　近鉄（奈良線）枚岡駅で下車、目の前の枚岡神社（河内一之宮）に参拝後、すぐ北側の神津嶽ハイキングコースに入り、登って行きます。　土の山道に変わると、間もなく枚岡展望台に着き、大阪平野を眺めますが、霞んでいてイマイチ。　振り返ると、　　　神津嶽が桜に色を添えられて、聳えています。　　　ふれあい広場南　　　林間の桜　　　チェリー・アーチ　生駒縦走路手前の、ぼくらの広場に入り、　　　生駒山頂を見上げ下山のコースを、客坊谷コースに決めました。神社で貰った略図を見ると、このコースには山桜が多そうに感じられたのです（実際そうでした。）。　　　青空と若葉と　　　　椿と　楽しく咲き誇る山桜を見て歩きました。　おまけ　山桜だけでなく、その他の春の風景も良かったです。　　　コブシと　　　ユキヤナギ咲く道　　　ミツマタ　　　東大阪市街を見下ろす

  2024.04.15

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  飛鳥散歩（後編、終）

  こんばんは、ほうとうです。　引越し前に訪れた飛鳥の春の風景の後編です。　旧飛鳥宮と奈良盆地（特に橿原市）との境に、甘樫丘という標高１５０ｍに満たない丘があるのですが、位置関係が絶好で、北から西にかけてには奈良盆地と大和三山（畝傍山、天香具山、耳成山）、西には二上山や大和葛城・金剛山、東には談山神社がある多武峰（その裏に吉野山）が眺められ、飛鳥の紹介では頻繫に登場します。　ここには登ってみたことがないので、今回その眺めを確かめ、その周辺の風景と併せてご紹介します。　甘樫丘の周辺にも田畑や住宅などが散在するのですが、まず北側で　　　豊浦の桜にしみじみ。　東側駐車場に車を止め、南北に伸びる稜線に出ると、西に　　　甘樫丘から春の畝傍山　　　ヤマブキや　　　ミツバツツジが咲いて仲春の趣。　東側を望むと、　　　飛鳥坐（います）神社参道に朝が来ています。　北側展望台からは、　　　耳成山や　　　畝傍山と遠くに霞む二上山　　　飛鳥川土手の桜とその先の藤原宮跡、耳成山を望んで楽しみ、丘を下って先ほど見下ろした　　　飛鳥川のほとりに立ち、少し上流にある　　　みろく石付近の桜を集落の遠景と合わせて楽しみ、陽に輝きつつ、風に花びらが舞う　　　朝の桜に気分上々で、別れを告げ、帰宅したのでした。

  2024.04.11

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  飛鳥散歩（前編）

  こんばんは、ほうとうです。　引越し前に、もう少し関西で桜で撮影しておきたくて、５日（金）奈良県明日香村に出掛けて来ました。土日だと観光客が来てごった返しそうなので、平日にしました。　　　岡寺ア　　　岡寺大師堂前のしだれ桜　　　十三重石塔　　　岡寺イ　　　石舞台古墳ア　　　石舞台古墳イ　　　橘寺　関西の名所の春の風景を楽しみました（もう少し晴れると良かったなあ）。

  2024.04.06

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  さらば大阪・関西

  こんばんは、ほうとうです。　転勤で大阪を離れることとなりました。今回の転勤では、夫婦で引っ越します。　子供たちは大阪で育ち、既に皆独立して行きました。　あと何年働くか確実ではありませんが、新天地で楽しみつつ頑張りたいと思います。　　　ハルカス夕照　引越し先でもこのブログは続けますので、引き続きよろしくお願いいたします。

  2024.04.02

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  咲いたよ！

  こんばんは、ほうとうです。　近所の小さな公園で桜が咲いているのに気づきました。　　　児童公園の桜咲く　まさに春来たり。

  2024.03.27

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  一足早い花見（後編、終）

  こんばんは、ほうとうです。　前回の続き、淀の河津桜です。　今回は、自然との関わりにまつわるものを中心にご紹介します。　　　ピンクウオーター　　　水仙と　　　馬駆ける　　　菜花と　　　透け桜　　　水鏡　　　サンシュの春色添え　　　菜花と空と　　　陽光　素敵な休日に心ウキウキとなったのでした。

  2024.03.13

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  一足早い花見（前編）

  こんばんは、ほうとうです。　９日（土）、京都コンサートホールでのコンサートの前に、京阪淀駅から南西に歩いて約８分の淀水路沿いの桜が見頃と言うので、立ち寄って一足早い花見をしてきました。　桜と言っても、ここに植えられているのは濃い目のピンクの早咲きの河津桜で、ここの住民が平成14年に伊豆から苗木を取り寄せ、水路沿いに植え育ててきたそうです。今では水路沿いに並木となり、樹高も充分なものとなり、京阪電車や淀の観光協会ＨＰに掲載されて、週末などには多くの客が訪れるようになりました。この日もお昼頃まで多くの客が来てめいめい写真を撮っていました。　　　河津桜咲く　多くの写真を撮ったので、今回は人工物との対比を楽しめるものをご紹介します。　　　水路沿いの桜並木　　　飛び石　　　地蔵堂　　　アーチ橋　　　寺の前　　　八ッ橋　　　石垣　　　カーブをバックに

  2024.03.11

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  二つの大滝

  こんばんは、ほうとうです。　１１日（日）、ちくちゅー登山ガイドサービスのツアーに参加して、大峰山脈から吉野川に流れ込む下多古川の二つの滝、琵琶の滝、中ノ滝を巡るツアーに行って来ました。　百合ケ岳と琵琶の滝をセットで廻るツアーは多いのですが、このツアーでは、地図上ルートが表示されていない、琵琶の滝上流の中ノ滝までガイドしてもらえるので参加しました。　林業用ヘリポート兼駐車場から渓谷沿いの百合ケ岳登山道に入り、細い吊り橋までは、丸太で道が造られたりして比較的歩き易い道です。　　　下多古川の渓谷　吊り橋を渡ると、間もなくロープの張られた岩場を登り、トラバースして琵琶の滝の滝見台東屋に。ここまでは来たことがあります。　　　東屋から琵琶の滝　ここから先は、踏み跡程度の道を進んで行きます。一旦は滝見台の上に上がりますが、また川に下って行き、琵琶の滝直下に出ます。　　　直下から琵琶の滝を見上げる　下ってきた道を登り返し、更に斜面の踏み跡をトラバースし、小沢を渡ると祠のある大岩の前に出て、右に進むと、琵琶の滝の落ち口に出ます。　　　落ち口から白鬚岳　　　落ち口から滝見台を見下ろす　大岩まで引き返し、先ほどの分岐を左に行き、登って行きます。　標高が高くなってきたので、大きなツララも見られます。　回り込むように進むと、　　　中ノ滝全景が見られます。　小広い場所にザックを置いて、色々な角度から中ノ滝を眺めます。　氷　手前の氷塊は、氷瀑の氷が落ちて割れたものですね。　　　滝脇の氷柱　中ノ滝は、岸壁を滑り落ちる、優美な感じの滝です。　この日訪れた二つの滝は、水量が多いため、余程冷え込まないと、滝本体は氷瀑にならないそうです。　でも、冬景色の滝もなかなか良かったです。

  2024.02.14

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  大峯の氷瀑

  こんばんは、ほうとうです。　２６日（金）、遊山トレッキングサービスのツアーに参加して、大峰山脈の中にある氷瀑を見に行って来ました。２日前から寒波が来て、暖冬の中、期待した氷瀑が見ることができました。　この場所へ至る山道は、私有地を通る必要があり、許可を受けたガイドの引率でなければ通れないので、協力してくれた竹中ガイドには感謝、感謝です。　　　谷の下部　暖冬とは言え、標高がそこそこ高いので積雪があり、冬らしい景色です。　　　大峯の冬　谷から見上げた冠雪の山々もいい。　　　ツララ　　　染み出て出来た氷柱　まだそれほど坂は登っていませんが、ツララが見られます。　　　アイスガーデン　杉林を過ぎると、坂を登り始めます。　　　谷の上部　新雪が積もったばかりで、締まっていないので、足元の雪が崩れることがあるので、10本以上の爪があるアイゼンを使うと登り易かったかもしれません。　　　凍る沢　　　大岩の隙間　登り切ると最終目的の氷瀑、「ブライダルヴェール」が岩壁に。　ここは、滝の裏側に入れます。　　　小さな氷筍　　　金魚氷？　そしてこれが全体像。　　　ブライダルヴェール　なかなか冷えない近畿で貴重な氷瀑を見られてラッキーでした。

  2024.01.30

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  ルミナリエ、はじめました。

  こんばんは、ほうとうです。　神戸の「ルミナリエ」が時期を阪神淡路大震災の時期に変えて、またメイン会場をハーバーランドMOSAIC周辺に変え（こちらは有料）て、始まりました。　　　無料会場（これまでと同じ）の東遊園地のルミナリエ（月明かりを添えて）

  2024.01.23

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  新年を迎え

  　　　京都・建仁寺法堂　双龍図　甲辰の年が始まりました。能登では震災が、羽田空港では航空機同士の衝突炎上というとんでもない年明けとなりました。　そんなことから、ブログ更新をちょっとためらっておりました。　とは言え、時は確実に進んでいます。完全に停止してしまうわけにもいきません。　元日、ウオーキングを兼ねて初詣に行っておりました。　　　山茶花咲く朝　行先は、辰年にちなんで奈良県三郷（さんごう）町の龍田大社です。　また、大阪府柏原市と三郷町とにかけて、龍田古道と呼ばれる道があるので、それを歩くことにしました。　まずは、ＪＲ大和路線の河内堅上駅まで行き、下車して駅前の細い車道を東へ進み、　　　大和川に架かる第４橋梁と国道２５号線亀の瀬の難所に出ます。　大和川は、聖徳太子の頃から江戸中期まで難波（大坂）と斑鳩（いかるが）を繋ぐ水運ルートでした（大和川はかつて大坂城付近に流れ、淀川に合流していた。）が、　　　亀の瀬と地すべり地亀の瀬は水深が浅く、川の中に亀岩という大岩があるため、小舟に乗り換え（載せ替え）てここを通過していました。　また写真右手の地すべり地は、生駒山地南端に当たり、幾度も大規模地滑りを起こしたことから、多くの排水施設や資料館が設けられています。　すぐ東には、竜王社という水運の安全を祈願したお社があり、　　　明神山を遥拝する葛城修験の経塚の一つでもあります。　更に東進し、峠八幡神社、古代の関所跡である関地蔵を経て、三郷駅前から坂を登って龍田大社です。　私と同じ考えで辰年に因んだのか、参拝客が多く、行列を作っていました。　　　紅葉残る龍田大社　参拝後は、地すべり地から高台に登り、　　　龍田古道の里山公園南から王寺の街龍田古道の里山公園、堅上集落、ぶどう畑を経て、近鉄大阪線安堂駅に下りゴールとしました。

  2024.01.05

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  霧氷はどうかな

  こんばんは、ほうとうです。　１７日（日）、滋賀県日野町の綿向山（標高１１１０ｍ）に登って来ました。　この週末は冷え込むという予報だったので、霧氷の名所であるここに決めたのです。　ただ、この山は霧氷で人気があり、駐車場が一杯になりがちなので、朝早くに駐車場に到着できるよう家を出ました。狙い通り、夜明け前に駐車場に着くと、既に駐車している車が４台で、楽に駐車出来ました。しかし、歩行時間は長くないので、明るくなるのを待つことにし、車中でしばし仮眠しました。仮眠中に何台もマイカーが到着し、明るくなると、三々五々みな登山開始し始めました。　冷たい風が吹いていますが、８合目までは雪も霧氷も見当たりません。　坂が緩くなり始めると、　　　枝先が白くなっています。　もう少し登ると、左手に竜王山へ向かう尾根が現れ、ここにはハッキリ　　　霧氷が見られました。冷たい風が伊吹山方向から流れ込んでいますね。　　　幸福ブナ（変形ブナ、潜ると願いが叶うとも言われる。）　時折、雲が流れて行くものの、天気は良く、鈴鹿山脈の　　　雨乞岳、鎌ヶ岳がスッキリ見え、雨乞岳上部は白くなっています。　　　霧氷と青空　山頂付近でスマホを触るために手袋を外していると、一気に冷え、痛さのち感覚が無くなって行くのを感じたので、必要な時だけ手袋を外すことにしました。　　　山頂から近江平野を見下ろす　　　（鈴鹿山脈北部の藤原岳、御池岳）　　（鈴鹿山脈南部の宮指路、仙ヶ岳越しの伊勢湾）　　　山頂北西面の霧氷　何とか霧氷が見られましたが、琵琶湖の水位が極端に下がっいて、空気中の水分が足りず、霧氷が発達しなかったのかな、と思いました。

  2023.12.21

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  季節が逆戻り？

  こんばんは、ほうとうです。　１０日（日）、奈良県天川村にある、大峰山脈の天女の頂（標高１５１８ｍ）とその西の広場天女の舞に登って来ました。天川川合から弥山に至る長ーい（登りで約６時間）登山道のほぼ中間地点にある場所です。　土日はかなり暖かいとの予報が出ていましたが、標高が高めなので、運が良ければ霧氷が見られるかもと思い、また、国道３０９号線がまだ冬期閉鎖されていなかったので、熊渡登山口から金引（かなびき）尾根を通って行くことにしました。　熊渡で橋を渡って林道に入り、もうすぐ金引尾根の端という所で、沢に　　　川霧が湧き立っていました。　暗い杉林を過ぎ、自然林の尾根道で見上げると、　　　空は真っ青気温も上がって来ていて、衣類を脱いで体温調節します。　びっしり苔むした大きな倒木を見ると、大峯らしいなあと感じてしまいます。　金引尾根を登りきり、弥山へ向かう稜線道に出て、すぐ西の天女の頂に登ります。ここにははっきりとした登山道はありませんが、ピークを目指し、歩きやすい所を行けば大丈夫です。が、ピーク付近は倒木が多く、以前登った時には、標高１５１８mの看板が樹に掛けられていたのですが、今回はどこにあるのか分かりませんでした。　西に下って広い天女の舞に出ると、踏み跡に　　　霜がしっかり着いていました。　ここは北東側の展望が素晴らしく、　（左から）（尖峰）大日山、稲村ヶ岳、竜ヶ岳、バリゴヤの頭のんびり景色を眺めながら休憩を取り、霧氷のない　　　陽射しの景色を見直して、もう少し西に下って稜線道に合流し、天女の頂を南に巻いて　　　ブナの影を見て、稜線道に別れを告げ、金引尾根を下りました。　林道を下りつつ、弥山川の対岸にあるトサカ尾山の　　　大岩壁を眺め、ゴールしました。　この日は平地で20℃くらいになったとのことで、季節が逆戻りしたような暖かさでした。おまけこの写真は、１１月１９日、豊中市服部緑地の一角にある、都市緑化植物園で撮影したものです。　　　　ラクウショウ（メタセコイア科）の紅葉

  2023.12.13

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  霧氷だっ！！

  こんばんは、ほうとうです。　３日（日）、比良山系武奈ヶ岳（標高１２１４ｍ）に登って来ました。前回の高見山で霧氷が見られなかったので、日本海からの北西風の影響を受けやすいこの山をターゲットとしたのです。　それで、コースは坊村から御殿山コース、西南稜を経て登頂し、山頂を抜け風を受けやすい北稜も歩いてみる予定で歩きました。　坊村周辺には紅葉が残っていました。御殿山手前で、前日降ったと思われる雪が僅かに残っている程度で、夏道・冬道共に通行できたので、上りは夏道、下りは冬道を行きました。　御殿山を過ぎて、一旦ワサビ峠に下りますが、西南稜を登り返します。偽ピークを越え、見晴らしが良くなると、登山道脇の小枝に雪が着いて　　　雪の華が咲いた様です。　　　雪と山頂　遠くに目をやると、　　　若狭国境の白い山　山頂が目前になると、西側斜面に霧氷が見られました。　山頂に着いて、周囲を見渡し　コヤマノ岳とその後方の琵琶湖を確認したのですが、コヤマノ岳のブナの林床は雪が積もっていますね。　近づいてみると、こうでした。　さて、山頂北側の北稜に行ってみることにしました。　下り始めると、斜面が白ーい　更に下ってみると、　　　霧氷の奥に釣瓶岳、蛇谷ヶ峰　でも、北稜から朽木の集落を望むと　　　秋と冬とが共存しています。　　　ブナたち　　　霧氷をまとったブナ　見たかった霧氷が見られて、気分上々でした。

  2023.12.06

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  期待はずれの泣き笑い

  こんばんは、ほうとうです。　１１月２６日（日）、奈良県東吉野村と三重県松阪市の境にある高見山（標高１２４８ｍ）に登って来ました。その週末は冷え込んで霧氷が見られるかな、と期待して行きました。この山は関西の霧氷の名所なのです。　ただ、西側東吉野村平野集落にある、たかすみ温泉は営業時間くらいしか駐車させてくれないので、どうしようと思ってネット検索したら、そのすぐ北にある旅館兼食事処の「天好園」さんが、テニスコートを登山者駐車場として使用させて頂けることが分かりました。路駐を回避できるので、安心しました。山頂南側の大峠に駐車場があるのですが、余りに近すぎて登った感じがしないのです。　天好園さんに駐車させてもらい、歩き始めると集落には　霜がしっかり降りていて、霧氷が期待できます。　山中に入ると、風は無く、寒さを感じません。「あれ、変だな。霧氷大丈夫かな？」と思いながら登って行きます。　　　山中の紅葉　　　シロモジ黄葉　　　笛吹岩から明神岳、桧塚（わずかに白い？）　　　笛吹岩から大普賢岳など大峰山脈　　　曾爾村の山々（右：兜・鎧岳、左：住塚・国見山）　　　山頂から三峰山　写真でもうお気付きと思いますが、霧氷は全くありませんでした。（泣、笑）　この日は、雪山用の登山靴の履きならしを兼ねていたのですが、何かそれだけになった気分で下山しました。　駐車している天好園に戻ってくると、小春日和の暖かい日差しを浴びて庭園などの紅葉がなかなか良かったです。　　　白さざんかと

  2023.12.01

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  秋の日本民家

  こんばんは、ほうとうです。　１９日（日）、午後のコンサートに行く前に豊中市の服部緑地内にある、日本民家集落博物館に行って来ました。（勿論、緑地や都市緑化植物園も散歩しました。）　たしか、このブログを始めて間もないころにご紹介したと思います。時期は紅葉の時期ではなかったような・・・。　紅葉と併せて撮影出来たら、と思い再訪しました。　　　（飛騨）白川郷合掌造　　　囲炉裏鍋　　　小豆島農村歌舞伎舞台　　　かまど（上の方に火災除けのお札が付けられている。）　　　南部（現岩手県）曲家（まがりや、Ｌ字型に曲がっていて、飛び出した部分は馬小屋などとして利用、家畜が寒さを避けられる。）　展示されている建物は昔から変わっていませんが、この日はフィリピン人旅行者たちが観覧に来ていました。インバウンドが昔の日本に注目していることを、目の当たりにしました。

  2023.11.30

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  秋散歩

  こんばんは、ほうとうです。　5日（日）、京都コンサートホールでのコンサートの前、西隣の京都府立植物園を散歩し、秋を楽しんできました。（なので写真が沢山です。ご容赦を。）　地下鉄駅直結の北山門を入ると、　　　コスモスがお出迎え。　秋中盤まで高温が続いたためでしょう、まだコスモスが咲いています。　　　秋の花壇　　　実を付けたガマズミ　　　小さな柿　　　ヤナギノギク　　　鳥居紅葉　　　桂　　　鴨思ふ　　　ウルシ　　　カエデ　　　コマユミ　　　温室前　　　　紅葉と空　　　ザ・紅葉　紅葉を見て、気分高揚してコンサート会場に入ったのです。（笑、すまん。）　この他に見事に育て上げられた菊の展示もありました。菊の写真は、別の機会があったらご紹介します。

  2023.11.21

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  不落の城は

  こんばんは、ほうとうです。　１２日（日）、奈良県高取町の高取山（標高５８４ｍ）に登って来ました。　近鉄の「てくてくまっぷ」にも取り上げられている、有名なハイキングコースですね。でも登山系のツアーも来る約１１キロのコースです。　　近鉄壺阪山駅を出て、国道を渡って１ブロック行くと、　　　城下町と土佐街道が始まります。高取山には中世以来城が築かれ、城下町ができたのです。　この高取城は、愛知県恵那市の岩村城、岡山県高梁市の備中松山城と合わせて、日本三大山城と呼ばれています。　初めに城が築かれたのは、鎌倉時代末期に、南朝側が吉野を守るための見張り所、砦として築かれたものです。織田信長政権時に一時廃城となったものの、大和国（現奈良県）に入った豊臣秀長の重臣によって大改修され、関ヶ原合戦の前哨戦で西軍三成側の攻撃に耐え、江戸時代初期の元和（げんな）の一国一城令でも破却を免れ、その後も改修により周囲約３０キロに及ぶ城郭になり、幕末の天誅組の変においても天誅組の攻撃にも落城しなかったのです。そんな経緯から、「日本最強の城」と呼ぶ人もいます。　城下町は土佐という町名なのですが、元々、６世紀都造営の労役のため、土佐からやって来た人達の一部がそのままここに住み着いたのが始まりで、薬草が採れることから漢方薬製造が営まれてきた町です。　昔ながらの建物が残る城下町を通り抜け、山道に入り、七曲りと呼ばれる坂道では、崖の上から矢や鉄砲で襲撃され、攻城側はどんどんやられちゃうんだろうなと想像し、一升坂と呼ばれる坂では、築城の資材運搬に駆り出された大和の民も加増を勝ち取ったとは、なかなか現金でしたたかなやっちゃ、と思いながら登って行きました。　明日香村栢森（かやもり）集落から登って来る分岐には、　　　猿石という飛鳥時代の作とされる石造が置かれており、何か言いたげですね。　ここから、城の石垣が残っていて、二の門跡から石垣の築かれた曲輪跡が連続します。数か所ある門の跡では、道は直角に何度も折れ曲がり、縦横の攻撃で防御力はバッチリです。　高い石垣の本丸跡には、紅葉が見られ、　　　荒城の紅葉と言った風情です。　天守台からは、　　　金剛・葛城山　　　奈良盆地と大和三山や、吉野の山並みが望め、ここが要衝であったことが分かります。　　　根元と紅葉　下山時は、来た道を戻らず、壷阪寺方面に下ってみました。　壷阪寺までの途中の山道に、　　　五百羅漢という大きな岩に大量に仏像を刻んだ所があります。普通の石仏が沢山置いてあるのかと思っていたら、摩崖仏でした。ということは、近世以前のものですね。でも、色々な姿かたち、種類の仏があるので、やたら古いものではなさそうな気がします。ちょっと驚きがあり、新鮮でもありました。　壷阪寺は余り好みではないので立ち寄らず、城下町に戻ってゴールしました。　守備兵のいなくなった不落の城は、登りやすく楽しめました。

  2023.11.14

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  奇岩群と不思議な木

  こんばんは、ほうとうです。　４日（土）、奈良県大峰山脈の釈迦ヶ岳（標高１８００ｍ）に登って来ました。　７月以降の酷暑で、標高の低い関西の山に登るのは嫌気が差し、ほとんど登らなかったので、涼しくなってきたこの時期に登ろうと思ったのです。　ただ、３連休は高速道路が渋滞することが予想されたので、高速道を使わずに行けるこの山を選びました。　コースは、一番お手軽な太尾登山口から入山しますが、山頂との往復は何度も歩いているので、変化を付け、千丈平からトラバース道を南下し、深仙ノ宿を経由しすぐ南の尖峰大日岳に登り、引き返して奥駈道で釈迦ヶ岳に登頂して下山することにしました。　　　天を受ける木（奥は釈迦ヶ岳）　太尾登山口から一面笹の生える稜線に登っていると、谷あいに雲海が広がり、十津川村の集落はその下に。　　　釈迦ヶ岳（左）と大日岳（右）　　　南奥駈の笠捨山（左）と中八人山（右）　　　深仙ノ宿灌頂堂と行場　この南で、奥駈道と別れ、鎖の掛かる行場の大岩を右に巻いて、テープや短い鎖を頼りに登山者用の道をよじ登って大日岳に登頂しました。　　　大日岳山頂の大日如来と釈迦ヶ岳　　　大日岳山頂から五百羅漢の奇岩群（奥は孔雀岳）　深仙ノ宿に戻り、（極楽ノ）都津門の行場を右手に見た後、釈迦ヶ岳に登頂しました。　　　七面山の紅葉（右奥は八経ヶ岳、弥山）　太尾登山口へ下山途中、大日岳を振り返り、標高の低い所に下って行った紅葉に、季節の移り変わりを感じたのでした。　　　深仙ノ宿のフォークの木（シンボルツリー）

  2023.11.05

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  紅葉が遅いので・・・

  こんばんは、ほうとうです。　１４日（日）、兵庫県神河町の砥峰高原に行って来ました。関西では有名なススキの名所ですね。夏からの高温で紅葉になかなかならないので、ススキを見に行くことにしたのです。　一番下に駐車場と交流センターがあり、ここから歩き始めると、早速池があります。鳴き声がするので、目を凝らすと、鴨が泳いでいました。　ここから緩い坂を上って行きます。すると　見晴らしが良くなります。　丘をススキが覆いつくしていますが、所々、木などアクセントになるものがあって、撮影しやすくなるので、いっぱい撮影しました。　　　朝日に輝く　ススキの原のほぼ中央には、小さな沢が流れていて、そのおかげで紅葉している木を見ることができました。　　　ススキと青空　　岩とススキ　ススキの原は大きく一周しても約１時間半で歩けてしまうので、半分まで歩いたところで、すぐ南の夜鷹山（標高１０５６ｍ）まで足を延ばしました。（そのつもりで準備していました。）　あまり特徴のない斜面を登ると、山頂に展望台の木製の櫓があって、登ると、すぐ西の峰山高原と暁晴山が良く望め、反対側、南東には加古川の街や播磨灘が薄っすら望めました。　下山して砥峰高原に戻ってくると、ススキの奥にポツンと紅葉が。　周回路に戻ると、　　　U字谷の面白い風景、また、　　　草紅葉の湿原とススキの原を見、木道が敷かれた中を歩きました。　　　秋枯れのススキの原と交流センター　　　シオカラトンボ　　　砥峰高原　関西には他に、大和葛城山、岩湧山、生石高原、曾爾高原などススキの名所がありますが、ここの広さは別格で、多くの映画やテレビドラマが撮影されたのは納得です。　雄大なススキの原の景色に満足して帰路に着いたのでした。

  2023.10.18

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  金剛山の納涼登山

  こんばんは、ほうとうです。　猛暑日が続く２０日（日）、大阪府民の山とも言うべき（言い切ってしまうと、山頂部分は奈良県なので、奈良県民からお𠮟りが来るかな？）金剛山（標高１１２５ｍ）に登って来ました。狙いは涼しめの沢を歩くこと。ガソリン代も高騰しているので、近所で体力チェックも兼ねてです。　コースは、北側の丸滝谷を登り、モミジ谷を下ります。　相方りゅうびは、沢靴を持っているので、沢の中をジャブジャブと歩きます。　石ブテ東谷入口の滝では、思いっきり水浴び。（勿論着替えは持参。）　途中、この夏の大雨で倒木が増えた場所がありましたが、潜って通行出来ました。　登れる滝は、巻かずにそのまま登って行きます。　丸滝谷のラスボス、上ノ丸滝は大きな岩で、水量は少ないのですが、手掛かり足掛かりが少ないので、安全のため岩の右手から設置ロープを使って登ります。　この上のえぐれた谷を這い上がると、東側を並行する尾根道、中尾ノ背コースと合流。　更に六道の辻で太尾道と合流して、大日岳ピークを越え、山頂売店で恒例のコーヒーフロートを頂いて休憩。　休憩後、売店脇の道をずっと直進して、モミジ谷に入ります。　大木に陽が射しこんでいい感じ。　このⅤ字谷は、いつ見ても美しい。　モミジ谷も大雨の被害はほぼ受けておらず、ドラゴンの木も健在でした。　沢はアブが多く、しきりに寄ってきますが、山頂も麓に比べて涼しく、納涼登山となりました。

  2023.08.23

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  伊吹山は花盛り

  こんばんは、ほうとうです。　お待たせしました。２日に登った伊吹山の花のご紹介です。　日本百名山だけでなく、花の百名山でもある伊吹山、さすが花も色々咲き誇っており、見応え抜群でした。また盛夏、晩夏になると花の種類も変わってきます。今回は「ユウスゲ」を期待しておりました。　三合目台地には、動物の食害から守るためネットが張られて花畑が保護されています。　　　ユウスゲ　この花は、普通夕方に咲くものなのですが、霧雨で強い日光が当たらなかったせいか、朝でも咲いていました。数多くの花が咲き、群生となっています。　　　ハクサンフウロ　　　ギボウシ　　　オカトラノオ　　　アキノタムラソウ　　　クルマバナ　三合目台地のお花畑で楽しんだ後、山頂台地でも花が楽しめました。　売店の南側で、　　　ニッコウキスゲが保護されて咲いています。山頂付近でもシカが出るので、お花畑はネットで保護されています。　　　山頂お花畑　　　ノアザミと蝶　山頂とその付近でも多くの花を見て、嬉しくなったのは言うまでもありません。

  2023.07.11

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  雲海！

  こんにちは、ほうとうです。　２日（日）、滋賀県米原市ある伊吹山（標高１３３７ｍ）に登って来ました。　数日前から天気予報で「晴れ」と分かっていましたし、もしガスが発生して見通しが悪くても、夏前半の花が見られるだろうとこの山に決めました。　で、夜明け直前に麓の登山口に着いたのですが、霧雨のガッスガス。もう一度天気予報と雨雲レーダーを確認し、これから晴れると信じて登り始めました。　１合目、３合目、５合目、まだガスって山の形が見えません。それでも進み、６合目の避難小屋手前でガスが薄くなり始め、期待が高まります。７合目更にガスは薄くなりますが、傾斜がきつくなるので、あまり周囲は気にしていませんでしたが、８合目のベンチで、きれいな雲海になっているのに気付きました。　　　９合目雲海　　　頂上ヤマトタケル像と雲海　　　頂上カルスト台地　　　頂上から南尾根と南西側雲海　頂上で雲の切れ目から白山がチラッと見えたのですが、また雲に隠れ、シャッターチャンスを逃してしまいました。　でも、広がる雲海と真っ青な空に気分良く過ごせたのは間違いありません。　この山の花のご紹介は次回で。

  2023.07.08

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  ブナ森で気分良く

  こんばんは、ほうとうです。　１７日（土）、兵庫県養父市と鳥取県若桜町の境にある氷ノ山（標高１５１０ｍ）に登って来ました。　梅雨の晴れ間となる予報で、さてどの山にしようかと考えた結果、久しぶりにブナ林を見ようと、そして月初めの大雨で荒れていなさそうな、この山にしました。ただ、鳥取側から周回すると、スキーゲレンデの一部を歩くことになり、ブナが少ないので、兵庫側の福定親水公園から入山し、山頂を経て、東尾根登山口に下山することにしました。　福定親水公園から約３０分登ると、岸壁を流れ落ちる　　　布滝です。コンクリートの橋が架けられ、眺めやすくなっていますが、近づくことはできません。　もう少し登って、登山道の左下の谷に、滝の音が聞こえ、不動滝があるはずなのですが、道からは見えません。　さて、引き続き登って行くと、道の脇に　　　ブナの林が見られるようになります。ブナの若葉を陽の光が通り抜け、イイ感じです。　地蔵堂を過ぎ、小沢を渡りますが、　　　コウゾリナが咲いて、ちょっとした癒しです。　その上には、良い　　　ブナ森があって、更に上には、小さな水場が連続します。　氷ノ山越の峠からは南北の稜線となり、陽ざしが射すようになるのですが、所々に　　　存在感のブナがあって、嬉しくなります。　遠くの大山までは見えませんでしたが、近くの　　　鉢伏山とハチ北高原などは望めました。　山頂の避難小屋で日差しを避けながら昼食休憩し、東尾根を下り、神戸大の小屋からもう一度ブナ林を通り、　　　ツルアジサイの花を見て、季節をまた感じたのでした。

  2023.06.20

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  比良山系は大丈夫

  こんばんは、ほうとうです。　４日（日）、比良山系の一部、滋賀県大津市の武奈ヶ岳（標高１２１４ｍ）に登って来ました。直前の大雨で近畿中南部の山は土砂崩れなど荒れていそうだったので、雨の少なかったであろう、この山にしました。（金剛山、二上山、高野山では土砂崩れの情報が出ています。）　一番良く登られている坊村からの御殿山経由の西南稜往復ではなく、琵琶湖側イン谷口からの長めのコースとしました。　　　青ガレ前の堰堤と沢　正面谷の水量は多かったですが、どこも荒れてはおらず、ホッとしました。　　　タニウツギ咲く　金糞峠を越え、　　　ヨキトウゲ谷沿いを歩きます。丸太橋を渡ります。この辺りは谷は深くなく、美しい沢の風景です。　ヨキトウゲ谷からコヤマノ岳の稜線に上がると、　　　芦生杉の大木がこの日も出迎えてくれました。　コヤマノ岳山頂一帯は　　　ブナ林が広がります。　　　武奈ヶ岳山頂石仏と琵琶湖　武奈ヶ岳山頂からは、琵琶湖の向こう伊吹山から鈴鹿山脈、京都北山の山々を眺めて楽しみました。　帰路は、八雲ヶ原を通ることにしました。　　　ヤクモ池の畔で昼食休憩を取り、北比良峠からダケ道を下りましたが、こちらもほとんど傷んでいませんでした。　近畿北半分の山は、取りあえず大丈夫そうです。

  2023.06.11

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  紀伊半島南部の山は

  こんばんは、ほうとうです。　GW後半の５～６日、和歌山県田辺市龍神村から奈良県十津川村にかけて東西に走る果無（はてなし）山脈を、遊山トレッキングサービスのツアーに参加して歩いてきました。　当初の計画は、７日までの３日間の日程で全縦走する予定でしたが、７日の天気が大雨との予報となり、集合前日に、２日間で西半分を歩くことに変更となりました。　そのため、龍神から本宮に抜ける林道の途中に、冷水山への登山口があるので、ここで車を降り、小さい尾根を登って行きます。　　　ミツバツツジ　３０分強で、冷水山山頂（標高１２６２ｍ）です。　　　山頂から北東の眺め（右手奥に大峰山脈）　　　紀伊半島南部の山々　や、山深いなあとつくづく感じます。　山頂東側に平らな所があるので、ここにテントを張ります。水場は無いので、皆、水持参です。　　　テント村　見上げると、　　　シロヤシオがチラホラ咲いています。　夕食時までは良い天気でしたが、日没ころから南からガスがどんどん吹き上げるようになり、夜中には強い風に小雨がテントを叩くようになりました。　朝食は、各自のテント内で摂り、強風に気を付けながらテントを収納して、西へ出発です。　　　花を見てキョロキョロ　　　咲き誇るシロヤシオ　　　霧の中の花と新緑　　　密やかに咲く　　　シャクナゲ　黒尾山を越え、安堵山（標高１１８４ｍ）を踏んだところで、雨混じりの強風が収まる気配が無いことから、その先へは進まず、林道に待機中の車に引き上げることとなりました。　この日、強風で成田空港に着陸できず、羽田や中部にダイバード（到着地変更）する飛行機があったようですね。本州南岸に強い湿った南風が吹きまくったようです。　早く下山したので、美人の湯で有名な龍神温泉で入浴し、（清流）日高川を望む、道の駅龍神のテラス席で昼食を食べて帰路に着きました。　紀伊半島南部の気象条件は楽じゃないけど、久々のテント泊の山歩きは楽しめました。

  2023.05.10

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  金剛山の春

  こんにちは、ほうとうです。　４月２９日に登った、金剛山の続編です。　前回カトラ谷上部のニリンソウ群生地をご紹介しましたが、その他にも仲春の見どころは色々あります。それを期待して、タカハタ道を登り、一旦ニリンソウ群生地に下り、セトにつながる道に出て山頂へ登り、細尾谷を下ってみました。　　　チゴユリ（風で花が揺れてしまった。）　　　タカハタ道斜面の森　　　イチリンソウ　一株に一輪ですが、ニリンソウより３・４倍くらい花が大きいです。　杉林の急斜面を登ると、南側が紅葉樹林の尾根に出、葉が朝日に輝いています。　　　ミツバツツジ　　　ブナ　　　ヤマシャクヤク　　　キンロバイ　山頂広場では、　　　八重桜と金剛桜　春らしい明るい空を眺めながら休憩し、　　　転法輪寺や葛木神社に詣でた後、北側の　　　大和葛城山を眺め、その山頂南斜面がピンクがかっているのを見て、ツツジの見頃はGW後半だな、と感じて、下山したのでした。（細尾谷上部でも少々花は見られました。）

  2023.05.05

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  白い妖精

  こんばんは、ほうとうです。　２９日（土・祝）、近くの金剛山（標高１１２５ｍ）に登って来ました。3週ぶりの登山で、身体が鈍って来ていたのをちょっと鍛えようと、また、その日の午後から天気が崩れ、日曜はしっかり降るとの予報だったし、花も見られるとのことだったので、決めました。　この時期、一番見頃として有名な　　　ニリンソウを見ようと、カトラ谷上部の群生地を通るように、コース設定しました。　一株に二輪の花が、細い茎の先に咲いているのが分かりますか？　　　お花畑　　　ニリンソウいっぱい　よく見ると、一番の盛りは少し過ぎた様ですが、まだ楽しめました。（例年だと、GW中がピークなんだけどなあ。）　　　倒木と　　　朝日に輝く　ここのニリンソウは、上高地（明神～徳澤）のものより小振りなので、地面すれすれにカメラを構えることとなります。が、木道は無く、ロープも少ないので、踏んでしまわないように、注意が必要です。　　　群生地　この他の風景は、また次回で。

  2023.05.01

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  春の植物園

  こんばんは、ほうとうです。　１６日（日）のコンサートの前に、大阪市東住吉区にある長居植物園に出掛けておりました。　ネモフィラの花が見頃との情報があったし、他の花も見られるとのことで、期待して行きました。　ネモフィラなら大阪市舞洲にある広大なネモフィラ園が有名ですが、この植物園は入場料￥200‐と庶民には有難く、入りやすい施設です。　そのせいか、開門前からゲートに行列ができ、ワタクシが退出する昼前でも、入場門に行列ができていました。朝ドラの主人公である、牧野富太郎博士に関する特別展も開催されているので、その影響があるかもしれません。　　　リンゴの花　　　ネモフィラと芝桜　　　野田藤　　　キリシマツツジ　　　牡丹　この時期にボタンが見頃とは、さすがに早い。この調子で気温が上がると、夏に酷暑日が続くことにならないか、梅雨入り・梅雨明けがはっきりしないということにならないか、ちょっと心配になります。　　　牡丹とオブジェ　　　花水木　　　石楠花（シャクナゲ）　公園等で撮影すると、どうしても人が写ってしまいます。「ちょっとどいて！」とは言えないので、はっきりと写らないよう工夫する必要があります。　　ともあれ、多くの花にほっこり癒されたのでした。

  2023.04.26

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  絶壁と桜の競演

  こんばんは、ほうとうです。　お待たせいたしました。９日（日）に行った、奈良県曽爾村の屏風岩公苑の桜をご紹介します。　屛風岩とは、柱状節理の絶壁が約２キロにわたって連なったもので、屛風と例えたのは、当を得ていると思います。その足元にヤマザクラを中心とした多くの桜の木が植えられ、花が見頃になると、その得も言われぬ素晴らしい景色に、多くの人が訪れます。　この日はまさに見頃で、来て良かったと感慨ひとしおでした。　　　桜と崖上の松　　　白花も　　　桜の賑わい　　　並ぶ桜木　　　一ノ岳　　　公苑　　　桜の苑と柱状節理　　　ミツバツツジと　　　奥行　　　桜と岩の屛風　この日の山行では、山を下りてきてからこの公苑で昼食休憩とし、春の盛りののどかな一日をゆったりと楽しんだのでした。

  2023.04.17

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  箸休め

  こんばんは、ほうとうです。　神戸市役所本庁舎すぐ南にある、東遊園地（乗り物、遊具はありません。）が５０年振りに改装されました。　公園周辺部の大木などはそのままに、中央付近に楕円形に芝生が植えられ、丘の部分に花壇が設えられ、常設カフェも造られました。　今風の感じになりましたね。（でも、1.17の集いの竹筒灯篭やルミナリエの大型電飾設置はできなくなるのでは。）　　　モーツァルト像（何であるの？）　　　もうツツジが咲いた　週末には杭を使わない仮設テントを建ててイベントも行われるようです。　奈良県曽爾村の屛風岩公苑の桜の写真は、鋭意編集中です。しばらくお待ちください。

  2023.04.14

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  山の春景色

  こんばんは、ほうとうです。　９日（日）、奈良県曽爾村の住塚山（標高１００９ｍ）と国見山（標高１０１６ｍ）に登って来ました。　登山口は、桜の名所、屛風岩公苑です。ですから、主な目的は花見で、ついでに山に登ろうという訳です。平地の桜が見頃が終わったのですが、山間で標高がおよそ６００ｍの所にあるこの公園はまさに見頃でした。　今回、公園の桜で良い写真がたくさん撮れましたが、枚数が多いので、次回でご紹介し、今回は、その他の、山での風景をご紹介します。　　　萌黄　　　馬酔木（あせび）咲く尾根道　日当たりの良い場所では、もう　　　ミツバツツジが咲いていました。　国見山山頂には、　　　古い道祖神が、ちゃんと残っていました。　この日はもやがかかっていて、遠くの眺望が効きませんでしたが、近くの山は眺められました。　　　桜と高見山　　　桜竜　　　公苑を魚眼レンズで　桜満開の公苑の風景をお楽しみに。

  2023.04.12

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  お花見ウオーク！

  こんばんは、ほうとうです。　平野部の桜の花が見頃であった２日（日）、滋賀県高島市の海津大崎へお花見ウオークに行って来ました。琵琶湖最北部にあり、「日本のさくら名所１００選」に選ばれています。　ここへはまだ行ったことが無いので、今回来てみました。　ＪＲ湖西線マキノ駅で下車、駅前に琵琶湖に向かう真っ直ぐな道路を行き、マキノサニービーチに突き当り、左折して西浜、海津の古い町並みを進むと、海津1区の交差点から東に、湖岸沿いの道路沿いに桜並木が続いています。よく見ると、多くの部分に脇に遊歩道が設けられています。　　　朝の桜並木　　　海津の町並み　　　義経隠れ岩　　　カヤックで憩う　このような風景に出くわすと、ワタクシもカヤックで漕ぎ出し、湖水から花見をしたくなります。　付近でカヤックをレンタルする店も見つけたので、いつかカヤックに乗って花見してみたいですね。　　　大崎寺の桜　半島の先端にある大崎寺まで歩いて来ましたが、半島を回り込むためには、狭いトンネルを通らなければならないのに、車やバイクの交通量が甚だしく、危険と感じたので、引き返すことにしました。　　　遊歩道　　　湖岸の桜　　山桜と新芽　付近の里山に目をやると、山桜が咲いているのが見え、木々の新芽も見られて清々しさも感じます。　　　ＳＵＰ軍団　　　半島の桜並木　海津の街の湖岸から、咲き誇る桜並木を見送って、マキノ駅に戻り、帰宅の途についたのでした。

  2023.04.05

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  春は駆け足で

  こんにちは、ほうとうです。　３月１９日（日）、びわ湖ホールに行く前に石山寺に行ってみました。　かの紫式部がここで「源氏物語」の着想を得たとされる、有名な花の寺ですね。普通なら開花時期が異なるのに、ここでは、ちょうど梅と桜の花が一緒に見られるということだったので、行ってみました。　　　桜の山門　　　盆梅の毘沙門堂、観音堂　　　硅灰石（天然記念物）と多宝塔　　　紅梅白梅　　　梅園から月見亭　　　椿と月見亭　　　桜と梅　早咲きの桜なので、梅と競演できるんですね。　　　梅花と枝　　　白木蓮　　　鬼瓦を癒す　　　光堂の桜　　　土佐水木　　　滝組の桜　　　（硅灰）石の上のスミレ　今年は春が足早に往きますね。梅も桜もその他の花も咲き誇るのを一緒に楽しみました。

  2023.04.01

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  雪解けと春

  こんばんは、ほうとうです。　１２日（日）、福井県敦賀市の野坂岳（標高９１４ｍ）に登って来ました。もう少し雪に触れたい、残雪期のブナを見に行きたい、と思ってこの山にしたのです。関西で手軽に残雪を見るなら、日本海側の山に行くしかありません。　コースは一般的で駐車場・トイレのある、野坂山いこいの森をスタート・ゴールとしました。　何だかんだと言っても、基本的には暖かい冬で、一ノ岳の下辺りでようやく残雪に会えました。　この雪の斜面を夏の北アルプスの雪渓歩きと想定して、キックステップで登りました。　上部稜線に乗り、二ノ岳を過ぎると、稜線はブナ林となります。雪解けの頃は、ブナの根元の雪が丸く解けて、面白い光景となります。冬を耐えたブナが、生命活動を活発化させ水を吸い上げるので、周囲の雪を丸く解かすのです。（他の種類の木でもなるのですが、一番絵になるのはやはりブナです。）　この丸い窪みを、私は「ブナ・ディンプル」と呼びたいのです。　　　ブナの大木　　　ブナの間から高島トレイル　　　山頂から西方、青葉山（中央奥）が霞む　　　ブナの影　帰路、三ノ岳と二ノ岳との間で、　　　マンサクが咲いていました。この名前の由来は、「春、先(ま)ず（この花が）咲く」とのことから、縮まってマンサクとなったとのことです。　確実にここにも春が来ているのを感じたのでした。

  2023.03.15

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  春の妖精、十津川村の小辺路

  こんばんは、ほうとうです。　２月２６日（日）、ちくちゅー登山ガイドサービスの公募企画ツアーに参加して、奈良県十津川村のバイカオウレン群生地と、熊野古道小辺路の一部分である果無（はてなし）集落を歩いて来ました。　バイカオウレン群生地は、地元の人達が場所を特定されて多くの観光客で荒らされるのを嫌っているというガイドさんの話だったので、登山サイト「ＹＡＭＡＰ」には写真をアップしない（写真に位置情報が添付されるから）でおきました。ブログなら、写真を編集して位置情報を消すことができるので、このブログでバイカオウレンの写真を紹介します。　　　バイカオウレン群生　　　（中央右寄りに）セリバオウレンも　春の妖精を思わせる、可憐で愛らしい花です。　開花時期は同じ早春ですが、主に針葉樹林の林床に生息し常緑の植物なので、厳密には「スプリング・エフェメラル」（代表格はキンポウゲ科のキクザキイチゲ、イチリンソウ、ニリンソウ、福寿草、節分草、ケシ科のヤマエンゴサク、ムラサキケマン、ユリ科のカタクリ、ショウジョウバカマ、バイモ属）には含まれないようですが、バイカオウレンもキンポウゲ科で根茎を持つので、仲間に入れてあげても良いように感じます。　スマホカメラで撮ると、設定変更ができず似たような写真になりがちなので、ダイソーで１００円の魚眼、広角、マクロレンズセットを購入し、マクロレンズをスマホに付けて撮ってみました。　焦点距離が約2ｍｍと極端に近くなります。なので、ブレないようにしっかり頑張って体を静止させ、風で花が動かない時を待つ必要があります。　でも、面白写真が撮れるので、１００円（税抜き）なら持ち歩いてもいいと思いました。　機会あれば、魚眼、広角も試してみたいです。　　　川合神社の春　　　石畳の古道を行く　　　蛇行する十津川　　　果無（冷水）山脈を後ろに従えた果無集落　　　網笠、草鞋の飾り物　　　世界遺産石碑　よく写真で紹介される石碑です。集落内にはしだれ桜の樹もあるので、開花したときはさぞかし美しい桃源郷の風景となるのでしょう。しかし、早春でも穏やかでのんびりした素敵な景色です。　ハイキング程度の軽い歩きでしたが、良い風景を楽しむことができました。

  2023.03.03

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  冬の造形

  こんばんは、ほうとうです。　１月３１日（火）、お馴染みの金剛山（標高１１２５ｍ）に登って来ました。（日記のアップが遅くなったのは、使っていた無料画像編集サイトが、１日２枚だけ無料に変わってしまったので、写真のブログ用編集が進まなかったためです。）　１月中旬に春の様に暖かい週末があったために、雪や氷が溶けてしまいましたが、その後しばらく普通の寒さが続いたので、ワンチャンあるかなと思って、冬の造形を見に行きました。　ですから、モミジ谷とツツジオ谷は外せないので、公共交通機関を利用して縦走することにします。登山口が全く別なので、マイカーだと２台必要になります。　始発電車でＪＲ御所駅で下車、徒歩数分の近鉄御所駅前でタクシーに乗り、水越トンネルを抜けた所でタクシーを降り（約￥３６００-）、公衆トイレで支度して、旧水越峠、ガンドバコバ林道を経て、モミジ谷に入ります。今回は変化を付け、モミジ谷を登った所で、山頂の裏（東）側をトラバースして、葛木神社、転法輪寺に詣で、山頂広場（国見城跡）からツツジオ谷を下りました。大阪側はバスの本数が多いので、安心して帰宅できます。（冬のツツジオ谷の下りは、相当注意が必要で、最低チェーンスパイクが必携です。今回も使いました。）　まずは、モミジ谷の風景です。　　　倒木のツララ　　　半分凍った　　　氷柱　　　氷瀑　山頂東側で　　　霧氷　　　大木（冬の晴天）　葛木神社付近で　　　冬の小鳥　　　霧氷の枝　　　金剛山の森と大和葛城山　　　杉木立　ツツジオ谷で　　　凍った小滝　　氷瀑　昨年ほどではありませんでしたが、狙った氷瀑、霧氷などが見られて良かったです。

  2023.02.09

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  近所の水仙の郷

  こんばんは、ほうとうです。　２４日（火）、強烈な寒波が来る前に、大阪府柏原市の高尾山（たかおやま、標高２７８ｍ）に登り、中腹の「かしわら水仙郷」で見頃の水仙を見てきました。　いつもの通り、鐸比古・鐸比賣（ぬでひこ・ぬでひめ）神社に参拝しようと石段を上ると、　　　茅の輪が設けられていたので、掲げられた潜り方の通りに茅の輪潜りをして穢れを落とします。　神社南から山道を登りますが、送電工事のため通行できないルートがいくつかありました。　最初の展望台は、樹が伸びて見通しが今一つですが、周囲に　　　水仙が植えられ、花を咲かせています。　山道脇の石垣の上下に水仙の花が出迎えてくれます。　標高は高くないので、あっという間に山頂です。　山頂西下の岩場テラスからは、眺望が楽しめます。　　　大和川、古市古墳群と玉手山　　　ハルカスとキタのビル群　　　八尾空港とその奥南港方面　ゆっくりしたかったのですが、風が冷たいので、早々に下ります。　上りとは違うルートで下り、「かしわら水仙郷」に向かいます。谷地形の場所に、地元の人達が植え育てたもので、水仙は見頃でした。　咲き誇る水仙に和ませられました。

  2023.01.26

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  今度は比叡山

  こんばんは、ほうとうです。　８日（日）、滋賀県大津市の比叡山（大比叡山頂標高８４８ｍ）に登って来ました。　昨年末、真言宗の総本山高野山（高野三山）を巡りましたが、今度は天台宗の総本山を歩きます。　山頂は、京都府京都市との境にあるのですが、延暦寺の主要寺院は大津市側にあります。　根本中堂がある東塔地区から北の横川（よかわ）地区までは歩くとして、どのルートで山上に上がるか考え、叡山電車修学院駅から雲母（きらら）坂を上がることにしました。この雲母坂は歴史的な道でもあるのです。　修学院駅で下車し、高野川に流れ込む音羽川沿いに東に緩い坂を上って行くと、修学院離宮の南で突き当りの橋を北に渡ると、親鸞聖人旧蹟の石碑があり、若き親鸞がこの坂を上って比叡山に修行に赴いたのです。　坂はここから急になり、落ち葉の積もる山道となります。　古い城跡（砦跡）を過ぎ、細くなった尾根を過ぎると、南北朝時代初期の古戦場跡である　　　水飲対陣之跡です。西から京都に入った足利尊氏軍に対し、後醍醐天皇らは比叡山に移ろうとするのですが、尊氏の弟直義が追撃をかけ、後醍醐天皇の寵臣千種忠顕とここで戦い、忠顕が戦死した古戦場です。　更に登って叡山ケーブルとロープウェイの乗換場所の近くからは、薄っすら雪の積もる登山道となります。　ガーデンミュージアム比叡前のバス停で、山内バスが運休中と知り、横川からの東塔までの帰路は歩かなければならないと分かり、予定していた横高山の登頂は諦めました。　最高地点の大比叡山頂を過ぎて、坂を北東に下ると、東塔地区の西端に出ます。　中心の根本中堂はまだ大修理中で、覆いが被せられているので、撮影しませんでした。もっとも、お堂内部は撮影禁止ですが。　　　戒壇堂　東塔地区の後は、北上しながら西塔、横川地区のお堂を巡ります。まずは、ひっそりとした静寂の雰囲気が堪らない　　　浄土院近寄れませんが、この裏手に伝教大師御廟があります。　そして、親鸞が修行した場所のすぐ奥にある　　　にない堂　　　にない堂　西塔を過ぎて、ドライブウェイ脇の峰道レストラン北側からは　　　琵琶湖と三上山（近江富士）が望め、玉体杉という杉の大木がある小ピークを越え、横高山手前の峰辻から東へ緩やかに下って、横川地区に入ります。　ここには、清水（寺）の舞台と同じ造りの　　　横川中堂があり、その奥のおみくじ発祥の地、元三（がんさん）大師堂に　　　古い大津絵の額が奉納、掛けられているのに感心して、東塔地区南の坂本ケーブルに向け引き返します。　坂本ケーブル延暦寺駅脇で　　　冠雪の比良山系（雪が輝いているのは蓬莱山）　　　琵琶湖南部と近江八幡の沖島の眺望を楽しんでゴールとしました。久しぶりにしっかり歩きました。

  2023.01.11

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  年の始めの

  明けましておめでとうございます。ほうとうです。　３日、食っちゃ寝の年末年始を過ごしておりましたが、鈍った体に喝を入れようと初詣ハイクに出掛けました。Uターンラッシュで高速や幹線道路は渋滞が気掛かりなので、コースは昨年と同じ、ご近所スタートの恩智神社（大阪府八尾市）－生駒山地・恩智越－高安山－信貴山朝護孫子寺（奈良県平群町）の約１２キロです。　　　恩智神社なで兎　　　冬枯れの尾根　　　近鉄ケーブル高安山駅横から大阪平野と六甲山　　　信貴山雄岳山頂（空鉢護法堂、信貴山城本丸跡）から雌岳、二上山、大和葛城山　　　朝護孫子寺本堂から大峰山脈と高見山　　　護摩焚祈祷　　　張り子の大寅と本堂　　　開運橋　　　仁王像と門松　近鉄信貴山下駅まで歩いてゴールとしました。　日差しを浴びると暖かく、良い運動になりました。気持ちも前向きになった気がします。

  2023.01.05

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  巡礼のスノートレック

  こんばんは、ほうとうです。　２５日（日）、クリスマスには全く関係のない、和歌山県高野町の高野三山（摩尼山・標高１００４ｍ、楊柳山・標高１００９ｍ、転軸山・標高９３０ｍ）を歩いてきました。　昨年同時期、終（しま）い弘法の縁日（１２月２１日）の過ぎた頃、雪の町石道を登って高野山に至りましたが、りゅうびが「雪の高野山を歩きたいけど、町石道は長くてきつい」とワガママを言うので、標高差が２００ｍ程度で歩行時間が約３時間の高野三山巡りとしました。　電車で高野山に行くとなると、始発に乗っても午前８時ころ高野山駅到着になってしまうので、麓の九度山町までマイカーで行き、南海九度山駅から電車・ケーブルカーで高野山に上がりました。　高野山は、標高８００ｍを越える山上盆地にある真言宗の宗教都市で、開祖空海（弘法大師）がこの地を選んで道場を作って布教を始め、宗教を中心とした町となり、町ですから役場はもちろん、警察・消防・水道・ごみ処理場、小学校から大学までの学校、銀行・郵便局、コンビニ、老人ホームまで揃っている自己完結した町です。　山内は明治の初めまで女人禁制だったので、盆地の縁にあたるピークたちを巡って根本大塔や御廟を望めるよう、女人道という巡礼道が設けられたのです。そして、女人道のうち、北東側の御廟を取り巻いている半分が、三山巡りの道なのです。　高野山駅から山内バスに乗り、終点奥の院前バス停で下車。バス道路にも雪が積もっています。　ほとんど人を見かけず、静まり返っています。　　　中の橋道灯篭参道　まずは御廟前まで進んで、橋の手前でお大師様に出発のご挨拶。　　　御廟前（ここから先は撮影禁止です。）　右手にある「三山巡り」の石碑を見て、車道を少し北上しますが、東の谷沿いに入る作業道に入ります。更に作業道と山道との分岐に注意して（案内看板がある）、沢を詰めると、　　　摩尼峠（奥の院峠とも）写真にあるとおり、重要ポイントごとに祠があります。　道にウサギ、タヌキ、シカなどの獣の足跡がずっと付いており、ここは獣も巡礼するんか？と独りごちてしまいました。　　　摩尼山への坂（参道っぽい）　　　雪の自然林　　　摩尼山頂　　　楊柳山頂　　　杉林（日本画っぽい風景）　　　しばれる杉　　　粉撞（こつき）峠（黒河道合流点）　一旦一本杉という車道が来ている所まで下り、転軸山を越し、中の橋霊園前を過ぎて、有名武将らの墓所が並ぶ　　　奥の院表参道に出ます。　御廟にちゃんとお参りして、バス道に戻ります。　一の橋のバス道に出た所で、ゴールとしました。　　　成福院（塔頭寺院）の青空　　　高野山駅から晴れのかつらぎ町　高野山巡礼道の一つをスノートレックして、清々しい気持ちになれました。

  2022.12.28

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  金剛山に雪が積もった

  こんばんは、ほうとうです。　１８日（日）、近所の金剛山（標高１１２５ｍ）に登って来ました。　前日、天気予報を見ていたら、「これは絶対雪景色が楽しめる」と確信したので、決めました。　ただ、マイカーはノーマルタイヤなので、チェーンを車に積込みました。電車・バスで行くとスタート時刻が遅くなってしまうのです。出来るだけ朝早くから歩くと、踏み跡の少ない雪を踏んで歩いて行けます。　千早赤阪村手前のゴルフ場に入ろうとしていた車が、スリップして坂を上れず立ち往生しているのを見て、同村に入った所でチェーンを装着し、水越峠下の無料駐車場に駐車しました。　ここからガンドバコバ林道に入り、モミジ谷を登り、ダイトレを下って戻ります。今季初の雪山なので、体を慣らすためにチャレンジャブルな登山はしません。　　　枝に着く雪　何度も歩いているモミジ谷に入りました。このコースは金剛山の中では自然が多いので、好きなコースです。　　　笹の造形　雪の着いた笹の連続する形が、何とも言えず面白いです。　モミジ谷の上半分に上がって来ると、滝のツララが大きくなっています。　この冬も凍り付いて、氷瀑になりそうですね。　山頂広場に着くと、青空が広がり、大阪方面が良く見渡せました。　　　しだれ桜と転法輪寺　　　葛木神社裏参道の小鳥の広場（人が餌をくれるのを待っている。）　　　参道の杉の大木　金剛山最高峰の葛木岳山頂は、神社の社有地なので入れません。なので、すぐ南の湧出岳山頂（標高１１１２ｍ）を踏んでから、ダイトレを下ります。　ベンチの所は、樹が伐採されて大和葛城山のツツジ園が真っ白になっているのが望めます。ダイトレがカヤンボに向け折れて下り始める所は展望台になっていて、手前から雪の着いた杉、御所の紅葉、奈良盆地の大和三山、吉野の山々が望めました。　ガンドバコバ林道をゆるゆる下っていると、　　　赤い実　　　これも三段紅葉？　（紅葉、緑、白と青空）の風景に楽しくなりながら、今後の冬山、雪山山行に思いを馳せるのでした。

  2022.12.20

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  歴史ロマンを感じて歩く

  こんばんは、ほうとうです。　１１日（日）、奈良県葛城市の二上山（雄岳標高５１７ｍ）からダイトレ北部を歩いて来ました。夕方から別の用事があったので、手早く回れるこのコースにしたのです。ルートは色々あるのですが、近鉄二上神社口駅をスタートとし、二上山の雄岳・雌岳を越え、そのままダイトレに入って平石峠まで南下、當麻寺へ下って近鉄当麻寺駅でゴールとしました。　二上神社口駅から西へ緩やかな坂を登って行き、倭文神社に突き当たると、その左手の山道に入って登り始めます。　しばらくして、二上山駅からの道を合わせると、間もなく落ち葉の道となります。　　　逞しい大木の根に目を見張ったりしながら、登って行くと、木々の間から南の　　　大和葛城山や金剛山が見えるようになります。　石垣を築いて護られているのは、飛鳥時代の悲劇の皇子、大津皇子（おおつのみこ）の墓です。　天武天皇の子として生まれ、文武に優れ人望もあったのですが、実母が若くして死んだことから、後ろ盾が弱くなり、草壁皇子が皇太子となり、後の持統天皇の意向で謀反の疑いをかけられ、自害した人です。後の世に文学や漫画のテーマとして取り上げられています。　すぐに雄岳山頂なのですが、あまり眺望は良くありません。　雌岳に向け下っていると、　　　雌岳の紅葉が目を惹きます。　仮設トイレがある鞍部から登り返しますが、サザンカの花が登山道に彩を与えています。　整備された雌岳山頂は、展望も良く　　　吉野の山々（手前には畝傍山や飛鳥の丘陵）などが楽しめました。　雌岳から南下を始めると、山膚が紅葉に染まっています。　ここから先のダイトレは静かな杉林の中を歩くこととなります。竹内峠で国道１６６号（竹内街道）を横切り南下を続け、平石峠から東に下って南阪奈道路を潜って　旧竹内街道の名残を確認し、北上して當麻寺に立ち寄ります。　　　吽形（うんぎょう）仁王像　　　當麻寺境内から二上山　　　白いサザンカと鐘楼（中の梵鐘は白鳳時代製で日本最古）、五重塔　古刹の風景を楽しんだあとは、門前町を駅へ向かいます。　　　門前町の家　日本で最初に記録に現れる相撲力士、當麻蹴速（たいまのけはや）の五輪塔がある相撲館を経て、当麻駅でゴールしました。　歴史ロマンをたっぷり感じた山歩きでした。

  2022.12.14

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  さすが名所

  こんばんは、ほうとうです。　有馬温泉をスタート・ゴールとした六甲の山歩きの最後は、紅葉の名所、瑞宝寺公園に立ち寄り、見頃の紅葉を観光客に混じって楽しみました。　　　茶店の傘　　　山側の出入口で　　　ドウダンツツジ　　　石碑と　　　紅のひろがり　かの太閤秀吉とねねさんも温泉に浸かりながら愛でたであろう、有馬の紅葉、さすがです。存分に楽しませてもらいました。

  2022.12.02

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  紅葉登山ラスト

  こんばんは、ほうとうです。　２７日（日）、有馬温泉駅をスタート・ゴールとして六甲山系を歩いて来ました。有馬三山（落葉山・標高５３３ｍ、灰形山・標高６１２ｍ、湯槽谷山・標高８０１ｍ）を縦走し、番匠屋畑尾根を登り、全山縦走路の極楽茶屋跡付近で休憩・折り返し、紅葉谷を下り、炭屋道・魚屋（ととや）道を少し登り返して筆屋道を下って最後に紅葉の名所、瑞宝寺公園で紅葉狩りをして帰るという設定です。　六甲有馬ロープウェーが行き来する周辺の山の紅葉が良いという話があったので、来てみたのです。今回のコースは、ロープウェー西側を上り、東側を下る感じです。　　　妙見寺参道路傍の石仏と紅葉　　　サザンカ　落葉山からはアップダウンを繰り返しながら、標高を上げて行きます。瘠せ尾根あり、急登ありのコースです。　　　灰形山の朝　　　林の中　　　湯槽谷峠付近の紅葉の道　　　黄葉輝く　昼食休憩後は、紅葉谷を下ります。名前の通り良い紅葉が見られたらなぁ、と期待しながらです。　　　黄葉と滑滝　　　白石谷分岐　　　広い河原で見上げる　　　瑞宝寺谷　　　有馬展望台からの眺め　この後、瑞宝寺公園に下り、素晴らしい紅葉に心躍るのですが、写真の数が多いので次回でご紹介します。

  2022.11.30

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  秋の名残でもう一休み

  こんばんは、ほうとうです。　長居植物園の中のコスモス畑は見頃終盤でした。こちらには多くのお客が集まり、揺れる花を愛で、思い思いに写真を撮ったりしていました。

  2022.11.25

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  秋の名残で一休み

  こんばんは、ほうとうです。１９日に出掛けた長居植物園の中のバラ園では、まだ秋バラの花がそこそこ残っていて、少し和ませて貰いました。　　　ゴールド・バニー　　　早春　　　プリンセス・チチブ　　　ボルデュール・ローズ　　　アイスバーグ　来週からは寒くなりそうです。

  2022.11.24

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  街中の紅葉

  こんばんは、ほうとうです。　１９日（土）、空いた時間で大阪市東住吉区にある長居植物園を散歩してきました。　手前の長居公園を含め、多くの家族連れが秋晴れの下、紅葉を楽しみながらのんびり過ごしていました。　　　大阪市のシンボルツリーかと思ったら、大阪府の木だった、イチョウ　　植物園正門の並木　　　外周散歩道　　　噴水　　　メタセコイアの池　帰る前にミュージアムショップに立ち寄りましたが、なかなか良いものを売っていました。　　　ムササビと紅葉川のオオサンショウウオ

  2022.11.21

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  秋晴れのススキ原

  こんばんは、ほうとうです。　６日（日）、大阪・和歌山県境を成す和泉山脈で、ダイトレ内の一座、岩湧山（標高８９７ｍ）に登って来ました。言わずと知れたススキの名所です。天気も眺望も絶好とみられたことから、久しぶりにこの山に決めたのです。ただ、楽に歩いてはつまらないので、ダイトレのコースに沿うよう、南海紀見峠駅をスタートとし、滝畑ダムをゴールにしました。　　山頂手前までは、基本的に杉林の中を歩きますが、所々広葉樹も見られ、紅葉しているものもあります。ダイトレの稜線に上がるまでは急坂ですが、登ってしまえば、なだらかなアップダウンとなります。　　（ダイトレ名物）丸太階段（慣れるまでは意外としんどい。）　山頂からの素晴らしい眺めをどうぞ。　　　遠く大峰の山々（高いのは弥山・八経ヶ岳）　　　（手前から）金剛山、大和葛城山、二上山　　　大阪平野、大阪湾、六甲山　　　りんくうタウン、関空島、淡路島　　　南葛城山　時に風にススキが揺れ、また陽の光を浴びてススキが輝きます。　　　山頂ススキ原　　　ススキ原と金剛山　　　山頂直下からススキ原を見上げる　滝畑ダムから河内長野駅に向かうバスに乗りましたが、途中の道の駅奥河内くろまろの郷で下車してみると、　東西に長い岩湧山の姿がはっきり望めました。

  2022.11.07

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  ご近所の山の秋

  こんにちは、ほうとうです。　３日（木・祝）、遅めに起床したので最寄りの大和葛城山（標高９５９ｍ）に登ってきました。コース設定が良ければ、色々秋の風景を楽しめるはずなのです。　という訳で、葛城ロープウェイ前から北尾根を登り、一旦ダイトレまで上りますが（下側の自然研究路は今も通行止め）、ダイトレから上側自然研究路に入って歩けるので、自然林を見て歩き、山頂のススキ原、山頂南面のツツジ園を見下ろして、くじらの滝コースを下ることにしました。　くじらの滝コースは、沿っているジョウモン谷の崩落が激しく、数年前からう回路が設けられています。ここと金剛山は風化花崗岩の真砂土土壌なので、土砂流出が大きく、古い登山道は流水によるえぐれが酷く、隣に新しい登山道ができています。傾斜はきついので、雨やその直後はスリップに要注意です。　さて、スタート地点から山上を見上げると、青空にロープウェイ山上駅周辺の紅葉までスッキリ望めます。　今回は、歩いた順の写真ではなく、種類ごとに掲載します。　　　北尾根の紅葉　　　黄葉と木立　やはりダイトレの杉林より自然研究路がいいですね。　　　自然研究路から見る紅葉　　　山上駅上の紅葉　　　山上駅展望台からの眺め　　　婿洗い池下の紅葉　　　ツツジの紅葉　　　ススキと紅葉　　　風に揺れるススキ原　ご近所ですが、十分楽しめました。

  2022.11.05

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