本当はね・・・
こんばんは、ほうとうです。 25日(水)、JMSアステールプラザ(大)で行われた、広響シン・ディスカバリーシリーズ〈ヒロシマとモーツァルト〉第4回の演奏会に行って来ました。 会場に向かう途中、広島城脇を通り掛かったとき、城内で花が咲いているのに気付き、ちょっと立ち寄ってみました。堀に掛かる御門橋を渡って表御門をくぐり二の丸に入ると、 表御門と平櫓梅が咲いていました。 多聞櫓と太鼓櫓 太鼓櫓 本丸入口 さて、コンサートの曲目は、前半が広島出身の細川俊夫の、同声合唱のための「おお、大いなる神秘よ」とオーケストラのための「渦」。後半がモーツァルトのレクイエムニ短調(ジェスマイヤー完成版)。アンコールは、モーツァルトのアヴェ・ヴェルム・コルプス。指揮は同団音楽監督のアルミンク、モツレクの独唱が種谷典子(S)、藤井麻美(A)、鈴木准(T)、ジョン・ハオ(Bs)、1曲目と後半の合唱がエリザベト音大合唱団。 「おお、大いなる・・・」は、短い歌詞の曲で、ソプラノとアルトの合唱で演奏されましたが、声を器楽的に使い、旋律をずらせてカノンのように声部が交差し、不思議な感覚が起こり、最後に「アレルヤ」のコーダで締めくくられます。 「渦」は、舞台上に左右に弦打楽器群、奥に管楽器があり、客席左右に金管のバンダが配置される、これまた音響効果を楽しめる曲です。 メインのモツレクですが、近年のピリオド奏法研究を取り入れた、素朴ながら快活な演奏でした。ですが、ここのホールの響きは、残響が極めて少なく、本来カトリック教会で演奏したのとは逆で、合唱団の歌う歌詞が分かりづらく、宗教音楽ながらドラマチックな音楽の妙味が薄れてしまいました。少なくとも、合唱団の両側には天井から床までの反響板が欲しいですね。とは言え、合唱団ももう少し工夫をして欲しかったなあ。それが出来れば、東京、大阪の音大のレベルに近づけるのではと思いました。 でもね、本当は出演者が苦労しなくて良いホールがあることが一番いいんだよね。