辿り着いてできたもの
こんばんは、ほうとうです。 7日(金)、大阪、フェスティバルホールで行われた、ウイーン・フィルの演奏会を聴いて来ました。 折角、大阪に行くのだからと、数時間早めにやって来て、散歩しながらホールに向かいます。 八軒家浜から中之島 ここは、天満橋の西隣で旧淀川(現、大川)の船着き場、渡辺津であった場所で、平安末期から鎌倉時代にかけて、京の貴族(公家さん)たちが船で下って来て、ここで上陸し、紀伊半島南部の熊野へ向かった「熊野古道」の大阪のスタート地点でした。 西へ進みます。 中之島公園 バラ咲く中之島公園 中央公会堂、図書館(共に歴史的建造物)とフェスティバルタワー(ツインビル) 大階段横クリスマス・ツリー 毎年11月に入ると、年ごとにデザインを変えたツリーが飾られます。 ホール入口 ホールに着きました。 ようやく本編の話です。 曲目は、ブルックナーの交響曲第5番変ロ長調(ノヴァーク版)で、指揮は、2024年同オケの名誉会員となったC.ティーレマン。同オケ史上、一人の指揮者によるブルックナー交響曲全曲録音を成し遂げリリースした、独墺音楽のスペシャリストです。 彼は、これまでブルックナーの交響曲では、ハース版やノヴァーク版を演奏しており、1989年以降の国際ブルックナー協会フォッグ主幹就任後、出されたいくつかのキャラガンらの校訂版はまだ演奏していないようです。 こうした定着した評価の版を演奏することは、伝統を重視するウィーン・フィルに相応しく、良い選択だと思いました。 演奏内容は申し分なく素晴らしかったです。弦セクションの高尚な黄金の響きは、ホームグラウンドのムジークフェラインでないのに、しっかり聴くことができました。 この響きの理由を、誰か科学的に分析してくれないかなとも思います。 また、ティーレマンも丁寧にこの曲を仕上げておりました。 余談:終演時のカーテンコールの際、ステージ中央に戻って来たティーレマンが、指揮台に飛び乗ろうとして、片足のつま先を指揮台の角に引っ掛けてしまい、もう片方の足でドスンと着地してしまいました。しばらく足がジンジンしていた様子でした。あと数年で古希なんですから、音楽以外では落ち着いてね。