I have a dream

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  みんな待っていた

  こんばんは、ほうとうです。　２７日（日）、ロームシアター京都のパークプラザ３階共通ロビーで行われた、「低音デュオ」のコンサートに行って来ました。　このコンビは、2006年、松平敬（バリトン、声）と橋本晋哉（チューバ、セルパン）により結成された、歌や楽器の音だけでなく物音まで使ってパフォーマンスする異色のデュオです。　セルパンというチューバの起源とも言うべき楽器を持っていることから、中世の音楽や現代の作曲家へ委嘱した作品を演奏しています。　さて、ホール前の岡崎公園までやって来ると、大勢の人出です。　左京ワンダーランドというフリーマーケットが開かれていました。　これに負けじと、コンサートもホール側が用意した椅子が全部埋まり、立ち見も出るほどの盛況ぶり。　みんなお出掛けしたかったんですねえ。　　　スタンドに掛けられたセルパン（演奏時は歌口が上、ベルが下になる）（床に逆さに立てられているのはＦ管のチューバで銀色の寝転がっているのが、チューバのミュート（弱音器））　約５０分の公演、ご時世を考慮してクスッとしてしまうような楽しい曲を集めてパフォーマンスしてくれました。久々のコンサートで気分も晴れやかになりました。

  2021.06.30

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  滝巡りもいいかも

  こんばんは、ほうとうです。　扇ノ山の帰りは、兵庫県新温泉町の上山高原を通って下ることにしました。　前回、２０１８年５月下旬に来たときは、帰りに一旦鳥取市に下り、１００名滝に列せられている雨滝を見て帰りました。　前回紹介したとおり、扇ノ山は盾を伏せた様な山容で、その縁に当たる所には多く滝が出来ています。　上山高原のキャンプ場から海上林道を下ってくると、林道そばに滝が見えたので、車を降りて近づいてみました。茂平の滝です。　大きい滝ではないのですが、滝の露出した岩盤は黒くて固そうで、六角形に割れそうなので玄武岩かもしれません。扇ノ山は玄武岩の岩盤で覆われていて、盾の縁の部分で露出し、固いことから流水に削られにくく滝になるのかもしれません。　更に下って標高６００ｍ弱の所に、立派な材木で「シワガラの滝、桂の滝入口」との看板があり、駐車場も１０台程度整えられています。案内看板を見ると、シワガラの滝の方が近く１時間程度で帰って来られると分かりました。それでシワガラの滝に向かいました。　最初はコンクリート階段を下るので観光客でも行けそうですが、橋を渡ると、山道の登りとなり、小尾根を越えしばらく行くと、ロープや鎖の設置された急坂を下り、川の中を岩を乗り越えながら行くので、トレッキングブーツ等の装備が要ります。　　　分け入る小又川渓谷　　　岩に張り付く草　奥の洞窟の様な所が・・・。　手前の小滝では、水が岸壁に当たってきれいな細かいしぶきとなります。　さて、洞窟様の場所に入ってみると、苔がびっしり生えた岩を滑り落ちる、「シワガラの滝」です。薄暗い中に光を浴びる苔のコントラストが印象的で、時々風景写真の雑誌に取り上げられますね。写真愛好家の人達は三脚を立てて熱心に撮影していました。　本当に来て良かったです。　この上山高原には、他に霧ヶ滝、猿壺（さるぼ）の滝など多くの滝があり、東隣の香美町には１００名滝の猿尾の滝もあります。　暑いときは、滝巡りもいいかもしれない、と思ったのでした。

  2021.06.29

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  イチオシのブナ森

  こんばんは、ほうとうです。　２６日（土）、鳥取県と兵庫県にまたがる扇ノ山（おおぎのせん、標高13１０ｍ）を歩いてきました。岡山・鳥取・兵庫にかけては「山」を「せん」と読む山が沢山あります。（「仙」の字を当てるものも。）　りゅうびがブナの森を見たいと言うので、関西ナンバーワンとも言えるここをご案内。（ただし、山頂は鳥取県です。）　この山は盾を伏せた様ななだらかな山容で、南北に長い稜線にブナの森が広がっているので、北の河合谷登山口から南の山頂を往復します。最初に「歩いて」と言ったのは、アップダウンが尾根の取り付き部分と大ヅッコと呼ばれるピークだけで、ほとんど登る感覚が無いのです。　　　オラオラのブナ　　　秘かなる森　　　ブナの森　このブナの森には、大木も若木も混ざり、永く保たれるのではないでしょうか。　　　ブナの緑　南北に続く登山道は、ブナ森に取り囲まれ、まさに「ブナの大回廊」です。　ちょっと変わり種と言えば、小ヅッコと呼ばれるやや高くなった北側に、　　　大杉がそびえています。横に回ってみると、大口を開けて叫んでいます。　　　ブナのパワー　溢れるブナにまみれて、ブナのおおらかで逞しいパワーを一身に受け取りました。

  2021.06.27

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  鬼が出た？⁉

  こんばんは、ほうとうです。　２０日の千ヶ峰下山後、多可町内の比較的近くにあるラベンダーパーク多可に立ち寄ってみました。　ＨＰでラベンダーは咲き始めと告知されていましたが、まあ見てみようかと思ったのです。　　　フレンチラベンダー　　　ヘメロカリスの道　　　イングリッシュラベンダー　　　ヒルザキツキミソウ　　　バーベナ・ハスタータ　　　蜂とラベンダー　確かにラベンダーはまだまだこれからでしたが、傾斜地で見通しも良いので、見頃になると素晴らしいのでしょう。　また、この多可町は酒米「山田錦」発祥の地です。　帰路途中で、山田錦で造った純米大吟醸の小瓶の日本酒を買って帰ったら、瞬く間にりゅうびに飲み干されてしまいました。　りゅうび＝酒吞童子？　　わが家は大江山？

  2021.06.25

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  天空の稜線と水豊かな棚田の里

  こんばんは、ほうとうです。　２０日（日）、兵庫県多可町の千ヶ峰（標高１００５ｍ）に登ってきました。　ガイド本で天空の稜線歩きで展望が楽しめると紹介されていたからです。　ただ、駐車場・トイレのある三谷登山口から山頂を往復したのでは、距離が短すぎ、稜線を歩いて市原登山口に降りたのでは、車の回収が困難なことから、山頂から市原峠までを往復し、三谷コースの途中から岩座神（いざりがみ）コースを下って岩座神集落の棚田を見て、車道を歩いて三谷登山口に戻ることとしました。　さて、三谷登山口には「多可の天空を歩く」と大きく書かれた看板が立てられています。こんなテーマを掲げられた登山道は初めてですね。　登り始めてすぐに沢沿いを歩きます。上を見ると、階段状の小滝がずらーっと目一杯並んでいます。　登って行くと、今度は滑滝である雌滝、そしてその上に雄滝と続きます。　雄滝の左岸を巻き、なおも小滝が続く沢を登って行きます。　丸太橋を渡って、右岸を巻き、杉林の中を登って行きます。地元の方の設置したテープやロープ、道標があるので、安心して歩けます。　自然林に変わり、灌木帯を抜けると、あっという間に山頂です。　１回目の登頂時はガスで見通しは効きませんでしたが、２回目では南西に伸びる稜線とその先の笠形山が望めました。　１回目の登頂後、北東へ伸びる稜線を歩きます。山頂付近ではエゴノキの花が多く咲いて、稜線道に散り敷くエゴノキの花を通って行くちょっとファンタジーっぽい風景もありました。　稜線の木々は伸びてきて、日陰を作ってくれており、所々で木々が途切れて見通しが効きます。　稜線上に２か所展望棟が造られており、２か所目の展望棟付近からは、千ヶ峰の山頂が良く見えました。　林道が来ている市原峠まで歩いて折り返し、再び登頂。　今度は多くのハイカーが登って来ていました。　休憩後、三谷コースを下り、途中で南へ分岐する岩座神コースを下ります。　杉林の中を下りきると、幹の途中からいっぺんに枝を伸ばした　千本杉に出会います。　すぐ下に神光寺があり、石段下部の獣除けフェンスを通過すると、古い形の仁王門があって、阿形・吽形の仁王様がいらっしゃいます。　この下に集落があり、山から流れ出た水が田んぼに引かれています。　　　梅の実を待つ薊　少し下ると、点々と建つ農家の間に棚田が広がっていました。　まだ各地に所々棚田が残っていますが、心安らぐノスタルジックな風景ですね。

  2021.06.21

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  夏の高山植物

  こんばんは、ほうとうです。　六甲高山植物園では、色々な高山植物が咲き誇って大いに楽しめました。思い返すと去年もこの時期に来ていますね。　高山植物の女王「コマクサ」やこの時期のこの園の代名詞である通称「ヒマラヤの青いケシ」は既に見頃を過ぎていましたが、他の花がそれを補って余りある見応えでした。　今回は良かったものをピックアップしてご紹介します。　まずは日本のものから。　　　ミヤマヨメナ　　　イワベンケイ　　　ハヤチネウスユキソウ　　　ニッコウキスゲ　　　ハクサンイチゲ　　　イブキジャコウソウ　　　ノコギリソウ　　　イブキトラノオ（白）とシモツケソウ（ピンク）　　　アカモノ　　　タカネマツムシソウ　　　霧の森　そして外国のもの。　　　プルサティラ・ブルガリス　　　スタキス・オフィシナリス　　　プリムラ・ビアリー　　　プリムラ・ブレヤナ　わが家のベランダでは、プランターでユキノシタを育てていますが、今年もほぼ咲き終わりました。　そうなると何か別の時期に咲くものを育ててみたいという気になります。（高山植物は環境が違い過ぎて無理そうだから、山野草を探してみようかな。）

  2021.06.17

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  梅雨の六甲

  こんばんは、ほうとうです。　１３日（日）、ほかの山に行くことを考えていたのですが、天気を調べていると不安定との予報だったので、麓から歩いて六甲高山植物園に行くことにしました。見頃の花も多そうです。　昨年3月は、石切道を登ったので、今回は一つ西側の天狗岩南尾根を登ることにしました。　もちろんＪＲ住吉駅からバスなど使わず、歩いて渦ヶ森橋まで行き、高台の住宅地を抜けて寒天山道を左に見遣り、谷沿いに少し上がると、尾根の取付きの急坂が立ちはだかります。　でも、階段状のステップがあるので、滑ることはありません。尾根の上に乗ってしまえば後は楽と思って焦らず登って行きます。　送電鉄塔と天狗岩との中間点くらいまでは、笹や下草が茂っているので、水滴が体に付いて結構濡れました。　　　路傍のコアジサイ　　　ヤマホウシ　　　天狗岩からの眺め　山上はガスが掛かっていたので、切れ目からやっと街が見下ろせるだけでした。　山上の別荘、保養所地で一つの木に紅白の花が混ざった　　　タニウツギを見かけました。　その後、六甲高山植物園に入り、しっかり色々な花を見て学びつつ楽しんだのですが、写真の数が多くなってしまうので、園内の写真は回を改めて後日。　オルゴールミュージアム駐車場からヴォーリズ六甲山荘前を経由して六甲ケーブルに向かいましたが、オルゴールミュージアム駐車場下のウシガエルが鳴いている池の端で　　　ハナショウブを、昼食のため立ち寄ったＴＥＮＲＡＮ　ＣＡＦＥの玄関前で　　　ツユクサが咲いているのを見て、シッカリ季節を感じました。　　天覧台から神戸の街

  2021.06.15

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  長いアクセス・アプローチの先に

  こんばんは、ほうとうです。　５月３０日（日）、大峰山脈の七面山（標高１６２４ｍ）に登ってきました。　奥駈道の仏生（ぶっしょう）ヶ岳北西にあり、この山の東峰南東から南側にかけて高さ約５００ｍ！の大岩壁があって奥駈道からは圧巻の眺めです。　梅雨前半にありがちの、好天の週末でしたし、雨が降ると登山口までの道が荒れる可能性があり、また暑くなると虫がでて鬱陶しくなること、そしてシロヤシオの花を見たくて山行を決めました。　奥駈道から行くと日帰りは無理なので、五條市大塔町から入ります。路線バスは国道１６８号線しか走らないので、マイカーで行きます。ただ、県道篠原宇井（２３５号）線は道路状況が良くないので、大塔支所から林道殿野線に入り、高野辻のヘリポートを経由して、篠原集落に入ります。　高野辻から篠原へ下っていると、途中、地図にも記載されている　　　宮ノ滝の前を通ります。二段目が大きく跳ね上がり見事です。　篠原集落の赤い橋を渡り、舟ノ川沿いの林道篠原線を奥に入ります。途中、数年前に崩れて来て、グリ石が積もっている所は、既にほぼ平らにならされているので低速ギアで通過し、トップリ尾や中尾に近い広い路肩も通過して、標高740ｍの終点の路肩に駐車します。小型乗用車で５台が駐車可能です。　いきなり堰堤上を渡渉するので、それ用の支度をします。私は防水素材のハイカットブーツにスパッツ（ゲイター）を巻き、数年前は堰堤のコンクリートに苔が生えていて滑りやすかったので、チェーンスパイクを装着してトレッキングポールでバランスを取りながら通過しました。　大きなビニル袋を靴の上から履いてチェーンスパイク等で固定し渡った人もいます。この日水深は足首くらいでした。　堰堤の奥側は水流が集まって、押し流す勢いが強くなるので、注意が必要です。ここ以後のルート上の注意箇所は「YAMAP」に投稿しておきました。　渡渉後も荒れた林道がひたすら続きます。林道の途中に滝となって水が流れ落ちているところもあります。道が荒れるのも仕方がないところがあります。　１時間半弱林道を歩き、ようやく山道の登山口に着きます。ここから杉林をジグザグと登り、七面尾の鞍部に着くと、ここから先、細く所によってはロープが張られた痩せた尾根を行きます。　そのような条件ですから、　　　石楠花道となっています。　じりじりと標高を上げると　　　シロヤシオが咲いています。　空が開け、北東の　　　明星ヶ岳・五鈷峰の行場が望めるようになります。林床は笹原となり、大峰らしい風景となります。　間もなく七面山西峰に着き、ここがアケボノ平・槍ノ尾ノ頭と東峰の分岐です。　　　アケボノツツジとシロヤシオ　先に東峰を登頂しておきます。東峰は三角点がありますが、樹に遮られて眺望はありません。　奥駈道への分岐を過ぎ、東峰に登り始めたところで振り返ると、今回の目的であるアケボノ平が望めます。　登頂後、西峰に引き返し、ゆるゆると下って行くと、シロヤシオがゲートのようになっています。　林を抜けると笹原が広がる　　アケボノ平です。そよ風が気持ち良いのですが、日差しも厳しいので、端っこの木陰で休憩しました。　北東に明星ヶ岳、八経ヶ岳と頂仙岳の稜線、南に釈迦ヶ岳（望遠レンズだと山頂の釈迦立像が分かります。）そして東峰大岩壁の向こうに仏生岳が望め、お昼寝したくなります。　先週の鉄山ザンゲ平といい、このアケボノ平といい、大峰お昼寝ベストポジションではないでしょうか。（テント泊するなら細いながら水場がある釈迦ヶ岳西側の千丈平かな。）　気持ち良い休憩を楽しんだ後、　　　シロヤシオ、白い雲と明星ヶ岳を見送って下山しました。　帰路も高野辻を経由しましたが、ヘリポートから　　　夏雲湧く大峰奥駈の孔雀岳（右：釈迦ヶ岳、左：仏生ヶ岳）を眺めて満足して帰宅しました。

  2021.06.01

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  色々と歓迎され

  こんばんは、ほうとうです。　２３日（日）、遊山トレッキングサービスのツアーに参加して大峰山脈の鋭鋒、鉄山（標高１５６３ｍ）に登ってきました。　弥山の北側にあって、奥駈道からではなく、通常ルートの川迫川渓谷の大川口からひたすら急坂をピストン（往復）します。　集合場所までの移動中、金剛山頂辺りに薄い雲が掛かっていたので、ガスを突っ切って登るかなと少し心配でしたが、天川村に入ってみると、天気は good。　尾根を登っていると、北西風に　　　シロヤシオの花が揺れています。　見上げると花の向こうに青空。　場所によってはこんなに咲き誇っているところも。　５月の陽ざしを浴びて活き活きと輝く新緑。　昼食休憩のザンゲ平からは　　　トサカ尾の北側下に川迫川とダムが見下ろせ、気持ち良く涼しい風を浴び、昼寝したくなります。　ザンゲ（懺悔）とはカトリックのとは意味が違い、修験道では「神仏にひれ伏す世界」のことだそうです。　山伏たちが唱和する「懺悔、懺悔、六根清浄」とは、神仏にひれ伏し、山中を歩くことで大量の汗が身体から流れ出て、六根（ろっこん、＝眼、耳、鼻、舌、身、意）を洗い清めることを唱えながら山中を歩いているのです。　　ブナとカエデの仲間であるオオイタヤメイゲツの若葉の下で昼食を摂りました。　　　ザンゲ平から北部大峰の名峰の五月（右から大普賢岳、竜ヶ岳、山上ヶ岳、稲村ヶ岳と（尖峰）大日山、（手前に）バリゴヤの頭）　休憩後、木の根が這う急登に取り掛かります。湿り気があり、スリップには要注意です。　小さい鞍部にはシャクナゲがいっぱい咲いていました。　今年は梅雨入りが早かったので、あまり期待していませんでしたが、ここで出会えたのは嬉しい誤算でした。　山頂にも石楠花は咲いており、大峰の山々と一緒に撮影しました。　シロヤシオやシャクナゲの花、まばゆい新緑、青空と気持ち良い薫風に歓迎され、素晴らしい山歩きでした。

  2021.05.25

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  金剛山の花

  こんばんは、ほうとうです。　１８日（火）、金剛山に登って新緑を存分に楽しみましたが、咲いている花も多かったです。　登りのモミジ谷上部では、　　　ツルキンバイ　　　ユキザサが咲いており、ニリンソウは僅か数輪が残っていました。　ダイトレ沿いでは、　　　ヤマツツジが多く見られ、香楠荘付近では　　　オトギリソウ　そして山頂売店前に　　　ドウダンツツジ　転法輪寺境内で　　　ひさご池のクリンソウとシャクナゲ　　　オダマキ　　　行者堂と八重桜　　　カイドウ桜と本堂石段と、色々な花を楽しみました。思ったより多くてラッキーでした。

  2021.05.21

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  新緑を楽しみながらＴシャツを買いに

  こんばんは、ほうとうです。　１８日（火）、申し込んでいた登山ツアーが天候等の理由で中止となったので、さてどうしよう、と思案していたところ、りゅうびが「山頂売店で金剛山のオリジナルＴシャツを買いたい。」と言い出し、最寄りの金剛山（標高１１２５ｍ）に登ってきました。午後からは雨が降り出しそうなので、１回だけ登頂することとし、モミジ谷右股を登り、太尾東コースを下る計画としました。　平日で、梅雨入りもしているので、水越峠の駐車場に駐車できるだろうと思っていましたが、読み通り余裕で停められました。　モミジ谷はカトラ谷のように荒れておらず、新緑が期待できます。　　　新緑のＶ字谷　来てみるとズバリ的中でした。　　　モミジ谷の苔とシダ　　　水しぶき　　　モミジ谷右股の新緑　　　竜（ドラゴン）の木　　　自生ワサビ、シダと新緑　　　モミジ谷最上部の大木　モミジ谷を登り切り、頂上売店に行ってみましたが、まだ開店していなかったので、ダイトレ（ダイヤモンドトレール）でちはや園地まで行き、遊歩道で山頂に戻る散歩で時間を潰しました。　　　ダイトレの新緑　　　遊歩道ブナの森　山頂売店に戻ると、開店しており、りゅうびは希望のＴシャツを購入できたのでした。　短めの休憩後、半分以上杉林の尾根である太尾東コースを下りましたが、太尾塞跡から先の坂はなかなか急でした。　モミジ谷上部と山上では、花も楽しめたので、その話は次回で。

  2021.05.20

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  意外な発見

  こんばんは、ほうとうです。　１５日（土）、三重県津市の修験業山（標高１０９４ｍ）と栗ノ木岳（標高１０６６ｍ）に登って来ました。津市と言っても、この二座は奈良県御杖村の三峰山から東へ伸びる局ヶ岳との間の稜線上にあり、鈴鹿山脈より近いのです。　この山を選んだのは、ガイド本には紹介されているものの、携帯のソフト「YAMAP」で登山道の表示がなく、人気も無さそうなので、私が歩くことで登山道が表示されれば、と思ったのです。　スタート地点である、川上若宮八幡宮の広い駐車場には、水洗トイレもあって便利です。　社務所の脇に登山道看板があるので、ここから入って行きます。木橋を渡りしばらく進むと、　　　魚止の滝が見えてきます。　丸太橋を渡り、少し広い道を登りますが、字のかすれた指導標識から谷へ降り、　　　修験業谷を登って行きます。堰堤は右から乗り越えますが、目印のテープが少なくなるので、良く探しながら右岸に渡り、ジグザグの急坂が始まります。　その付近で針葉樹の姿に似た苔を見つけました。何という苔なんでしょうか。　さて、ガレた小沢と続く植林を登りきると、ヤセ尾根に乗ります。しかしその後2か所ロープを張った急坂があります。　目的の稜線が近づくと、　　　シロヤシオの花が見られるようになります。　ブナの木がある稜線上の栗ノ木岳分岐からは、右（西）に向かい、バイケイソウやトリカブトを足元に見ながら、高宮や修験業山頂を目指します。高宮と言っても社や祠があるのではなく、石材の囲いに中に大きな平たい石が立てて祀ってありました。この周りの石楠花の花は終わっていました。また、木が伸びて展望も良くありませんでした。　稜線では、湿気を多く含んだ南風が吹きつけており、時には雨粒になって降りました。　自然林に囲まれた修験業山頂は小広く、少人数なら休憩ができそうです。　この稜線では多く　　　ヤマツツジの花が見られました。　栗ノ木岳分岐に戻り、東の栗ノ木岳を目指しますが、稜線は細くなってきます。　途中の鞍部と栗ノ木岳の東の下りにはロープが設置されています。　もう少しで若宮峠という所で、南東の飯高町が見下ろせました。　若宮峠から初めは北西に苔むした岩の多い斜面をトラバースしながら下っていきます。ここからは更にテープが減り、テープが地面に落ちていたり、木の幹にペンキで矢印が付いているので、気を付けながら進みます。ルートファインディング力を試されます。　土砂が流れて歩きづらい斜面もあります。　小尾根に乗り、少し下ると標識があり、反対側の斜面を下って大宮谷に入ります。　栗ノ木岳分岐への上りの尾根では、タイワンリスが横切って行きましたが、この谷筋では何とタヌキを見かけ、見ているとこの岩の下に潜り込みました。どうやら巣穴があるようです。　この大宮谷も、岸壁を避けて登山道が付けられているので、何か所も渡渉があり、できるだけ安定した浅い所を渡ります。　最後に、修験業谷との合流地点で修験業谷側を渡渉し、コンクリート階段を上ると、出発地点の駐車場でした。　珍しい苔や山中のタヌキと意外な発見があった山歩きでした。

  2021.05.17

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  心和む春の静かな古道

  こんばんは、ほうとうです。　９日（日）、滋賀県高島市と福井県美浜町との境にある、大御影山（標高９５０ｍ）に登って来ました。高島トレイル上の一座ですが、あまり有名ではないように感じます。　登山口である「ビラデスト今津」からの距離は少々遠く、そこまでの路線バスもありません（ただし、宿泊者には最寄り駅からの送迎バスあり。）。りゅうびがネット等で見つけて行ってみたいというので、出掛けてみました。　下調べしてみると、ビラデスト今津の標高が５０５ｍなので、標高差は４４５ｍ。片道約７キロで、等高線を見ても急坂は見当たりません。おおむね尾根筋を行き来するようです。　さて、ビラデスト今津に駐車しますが、ここは主にキャンプ場なので、車１台分ではなく、入村料１人３００円を払うこととなります。　駐車場から奥に舗装道をゆるゆると下り、平池の角のＴ字路を右に行き、杉林へ入ります。　途中に道標があるので、左に折れた後、沢の渡渉手前から　　　イワカガミが山頂近くまで断続的に見られます。　渡渉後は、尾根に取付き、ほぼ自然林の中の山道をたらたらと登ることとなります。　傾斜が緩やかなのは、かつて高島市今津酒波（さなみ）集落と大御影山西方の若狭町能登野集落とを結ぶ「古道近江坂」という旧街道だったからで、これなら荷を背負って行き来することが出来ます。　登山道の傍らには、イワカガミのほか　　　オオカメノキ　　　タムシバの花が見られ、また　　　シャクナゲも日当たりの良いところは萎れたり落花していましたが、日当たりの悪い所のものはまだ見頃でした。　そして、石楠花の回廊をすり抜ける所もありました。　一方、イワウチワは咲き終わり、カタクリやオオバキスミレの花は最早見当たりませんでした。　午前中、一時小雨が降りましたが、昼近くなると止みました。　このコースのもう一つの見ものは、ブナ林です。　霧にけむる稜線のブナも趣があります。　また、ブナの落ち葉が積もった道は、クッションが効いて心地よく歩けます。　陽射しが若葉に当たると、明るい緑に輝き、生気を感じさせてくれました。

  2021.05.11

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  新緑の日本庭園を登る

  こんばんは、ほうとうです。　４日（祝）、滋賀県東近江市の日本コバ（標高９３４ｍ）に登って来ました。　言わずと知れた珍名の山で、この裏鈴鹿には珍名の山が多いのですが、その中で最も人気の山です。「コバ」とは漢字で書くと小場であり、登山道の途中で平らになった小広い場所のことで、不思議度は低いのですが、「日本」はなぜなのか？日本を名乗るのは大袈裟過ぎないか？などと考えたりします。が、もしかして本来「二本」のはずだったのが、誤変換されて日本になっちゃったのでは、と思ったりします。　また、鈴鹿山脈、特に裏鈴鹿は暑くなるとヒルが確実に出てくるので、その前にと思って計画しました。　さて、ここは登山口近くに道の駅「奥永源寺渓流の里」があり、国道を挟んで反対側に登山者用無料駐車場（１０台分ほど）があり、道の駅内にビジターセンターがあって、その前に登山届ポストもあるので、非常に便利です。　で、道の駅から徒歩１５分ほど下流側にある如来堂登山口から入山し、藤川谷沿いに登って行きます。苔むした道で、これだけで「癒される～。」という女子がいるかもしれません。でも石垣が残っていて、かつて人がここで生活していたことが分かります。　最初の丸太橋を渡り、自然林が増えてくると、このコースは他に比べてシロモジの木が多いのに気づきます。　初夏の陽ざしを浴びて輝いていました。　更に登って行くと、日差しが入ってくるようになり、まばゆい新緑と岩の苔と渓流に、日本庭園を歩いているような感覚になります。人気があるのも納得です。　西向きに急坂を登り、滝を巻き終わると、ロープが張られた石灰岩の岩場を登ります。　登り終わった左手に、奇人の窟と呼ばれる大きな岩屋があり、その前は見晴らしも良く、新緑もとても良かったです。　その先は、緩やかな登山道で、御池岳を思わせます。でも、石灰岩は見られませんでした。　　　イワカガミ　山頂は眺望が良くなく、コバエもいたので、この小沢沿いの開けた所で昼食休憩としました。　下山は、衣掛山経由の政所コースで。こちらは尾根伝いで、稜線のすぐ下をトラバースしながら歩く所が多かったです。所々、鈴鹿山脈の藤原岳・御池岳などや、反対側に琵琶湖が木々の間から見えることがありましたが、写真に撮るほどではありませんでした。　政所集落に降り、御池川沿いに車道を歩いていると、渓流釣りの釣人を見かけました。　愛知川本流の河原では、テント等を張って水遊びなど好天の休日を楽しむファミリーを多く見かけました。　藤川谷コースの風景は、人気を裏付ける素晴らしいものでした。

  2021.05.08

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  滝と岩尾根

  こんばんは、ほうとうです。　３日（祝）、兵庫県福崎町の七種山（なぐさやま、標高６８３ｍ）に登って来ました。　播州の名山の一つに数えられ、奈良時代の播磨国風土記にも記載されて長く知られ、滝と岩尾根を擁する山です。　これらを楽しむため、福崎町の野外活動センターに駐車し、七種山へ登り、東側の七種槍（標高５７７ｍ）と岩尾根を経て戻る設定としました。（岩尾根の経験が少ない人や、怖いという人は逆でも良いかも知れません。）　さて、野外活動センターの登山者用駐車場（無料、１０台余駐車可能）に駐車し、舗装道を川沿いにゆるゆる上って行きます。作門寺山門を過ぎ、石鳥居までは緩い坂なのですが、そのすぐ先の　　　虹ヶ滝と　　　八龍滝からは急になります。　そして最後に七種神社前に落差７２ｍとされる見事な　　　七種滝が迎えてくれます。左岸にヒカゲツツジが白い花をつけていました。　神社社殿裏からロープを張った岩場があり、その後急な稜線を登って行きます。　眺望は七種山山頂を含め良くないのですが、山頂手前の展望台からは、　　　七種槍と福崎の町が望めます。また、山頂東下に深い亀裂の入ったつなぎ岩があり、この岩の上も七種槍が良く望めます。（岩の上に立つのは、ちょっと度胸が要ります。）　七種山山頂から町境尾根を下りますが、藪が茂り始めています。標高５５２ｍの分岐から道標に従って、南東に急坂を下ります。　尾根が細くなり始め、道標の東側頭上が七種槍頂上ですが、ここも眺望は良くありません。　稜線道に戻り、少し下ると岩尾根にナンジャモンジャが咲いています。　岩稜帯に入ると、登り返しが。　振り返ると、七種槍西面の岸壁の向こうに七種山山頂が。　しばらく岩稜帯が続きますが、ナイフリッジは無く、しっかり踏み跡があります。　岩頭を巻く所が３か所ありますが、道を間違えないよう見極めれば大丈夫です。標高が下がれば、木が生えているようになり、怖さも無くなります。　送電鉄塔を２つ過ぎると、間もなく田口奥池の畔に降り、野外活動センターグラウンドから見上げると通過した岩尾根が見えました。　岩尾根ではコバノミツバツツジの花も見られ、楽しい山歩きでした。岩稜帯の入門にはここは良さそうです。ここが歩けたら、大峰奥駆道も行けるような気がします。

  2021.05.06

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  大阪の食べない○○ロール

  こんばんは、ほうとうです。　１日（土）、生駒山系なるかわ園地に出掛けて来ました。　大阪には堂島ロールなど、ロールケーキで有名なものがあったりしますが、この園地の中に今が見頃という、「つつじロール」を見に行って来ました。　　　つつじロール　生駒山系のハイキングマップ「いこいこまっぷ」の表紙としても採用されています。　天気予報では午後から雷を伴った雨が降るとのことだったので、昼までにハイク終了するように、朝早くから行動し、近鉄枚岡駅～枚岡神社～神津嶽コース～なるかわ園地・つつじロール～石畳の道～なるかわコース～瓢箪山稲荷神社～近鉄瓢箪山駅と約7キロ半の短いコース設定で歩きました。　神津嶽より上のコースでも、路傍にツツジが咲いています。　なるかわ園地休憩所からは、作業用の舗装路を水平移動し、新緑を楽しみながら、神感寺の南西側下のツツジ園を目指します。　大きな曲線を描きながら、一斉に咲き誇るつつじロールを目の当たりにすると、さすがに興奮してしまいます。　咲き誇るツツジに人だけではなくアゲハ蝶も引き寄せられていました。　風が強くなった帰路では、鳴川谷の輝く新緑を見上げ、悪化する天気を恨めしく思いながら、次はどこを歩こうかなど考えを巡らせたのでした。

  2021.05.01

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  京北の春

  こんばんは、ほうとうです。　２５日（日）、京都市最北部、南丹市との境にある品谷山（標高８８１ｍ）とその麓にある廃村八丁を歩いてきました。　この京北の山にも暖かくなるとヒルが出るので、その前にと思って出かけてきました。　車を佐々里峠に駐車し、市境の尾根を南西に進んで品谷山を越え、品谷峠から廃村八丁に下り、刑部谷、ダンノ峠を経て元の尾根に戻って佐々里峠でゴールとする設定としました。　鯖街道（国道３６７号線）から久多を経て広河原に入りましたが、途中の能見集落で、桜が咲いている素晴らしい風景を見つけました。　広河原は桜の花はほぼ終わっていましたが、佐々里峠ではまだ残っていました。　さて、佐々里峠に駐車し、小野村割岳の方とは反対の南西側の尾根に取付くと、すぐに京都市の無線局の脇を過ぎ、杉の大木を見ながら進むようになります。　小野村割岳への稜線にも多く芦生杉の大木が見られるので、ここで見られるのも不思議ではないですね。　アップダウンを繰り返すうちに、ブナなどの自然林が広がり、やや冷たい北西の風に若葉が揺れています。　また、足元にはイワカガミが所々で咲き、品谷山の先では、イワウチワも咲いていました。　品谷峠からはスモモ谷を下りますが、テープが少なく、踏み跡を確かめながら行くこととなります。　途中、露岩のある場所では、シャクナゲが咲いていました。　下りきって平地に出ると、石垣が現れ、廃村八丁です。　ガイド本などでお馴染みのピラミッド型の小屋の近くで休憩を取り、付近を探索してみました。　川の水はきれいで、よく見ると魚も泳いでいました。　ここから、北東のダンノ峠に向かいますが、滝がある右手の刑部谷のコースを行ってみました。　ただ、荒れが酷く、テープも見当たらないので、歩き易い所を、地図ソフトのヤマップを使って現在位置を確認しながら、また、倒木も多く、1か所倒木の束を乗り越えて進みました。　また、この辺の沢は橋などなく渡渉ですので、防水ハイカット靴にスパッツを付けるのが良いと思います。　地図上にある刑部滝の所で、まず下に小さめの滝と少し上に２段の大きめの滝がありました。　滝があると、沢沿いのハイクに変化と言うか、アクセントとなっていいですね。でも道が良くないので、自信がない人は左側の四郎五郎谷コースがいいかも知れません。　この両コースは、同志社大学の研究用の小屋の所で合流し、明るく広い峠谷をダンノ峠へ向かいます。　ダンノ峠からは、ライオンズクラブの道標もあります。尾根を北に上がり、肩で鹿よけネットに突き当り、西に曲がります。　　　オオカメノキの花品谷山の尾根に戻ったら、北東に進路を取り、佐々里峠に戻ります。　周りより遅く来る春の風景を楽しみながら、ちょっと探検気分で歩いたのでした。

  2021.04.27

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  群落を巡る

  こんばんは、ほうとうです。　１８日（日）、（大和）葛城山（標高９５６ｍ）に登ってきました。　カタクリの花が気になっていたのです。　カタクリが生えている場所は知っているので、葛城ロープウェイ前から北尾根登山道を上り、一旦ダイヤモンドトレールに出ますが、すぐ自然研究路に入り、ロープウェイ葛城山上駅の少し上に出て、山頂を踏み、同じルートを下山することにしました。　　　山桜の間を抜けるロープウェイ　　　桜吹雪の登山道　　　ミツバツツジ　　　カタクリ　この日は、前日にかなりの雨が降り、また冷たい空気が入り込んで、気温があまり上がらなかったことから、花弁はあまり開いていませんでした。　カタクリの花言葉は、「初恋」「寂しさに耐える」ですが、恥じらうかの様にうつむいて咲く花が、まさにうら若き乙女のようで、人気がありますね。（今時そんな乙女なんて滅多にいないか・・・。）　　　山桜　　　金剛山カタクリの花は今一つだったので、キャンプ場から少し下った天狗谷道入り口付近に、　　　ショウジョウバカマの群落があるという情報を得て、見に行ってみました。　確かに、杉林の中に見事な群落がありました。こちらは見応え抜群でした。　ロープウェイ葛城登山口駅の前には、ツツジも咲いていました。山頂南斜面のツツジ園は、花芽は沢山付いていましたが、まだ小さくて固く、2週間後から開花情報を調べて良さそうです。

  2021.04.20

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  藤を見るひと時

  こんばんは、ほうとうです。　１５日（木）、大阪府藤井寺市の葛井寺（ふじいでら）に出掛けてきました。藤の花が見頃となってきたようですが、週末は天気が良くなさそうなので、急遽GO！となりました。　近鉄藤井寺駅から南へ徒歩約5分くらいの、商店街の裏手にあり、車だと駐車場に困りそうなので、電車で行きます。　奈良時代創建で、１３００年を超える歴史を持ち、御本尊の千手観音菩薩像は国宝にも指定されています。この日は御開帳されていませんでした。なお、現在南大門が大規模修理中なのでこの門はくぐれず、西門（四つ脚門）から境内に出入りします。　　　鬼瓦と　　　白花　　　八重桜と　　　薄紫　　　旗掛けの松（楠正行が立て掛けたとの言い伝え）、大師堂と　藤の花には、蝶のほか熊蜂が良く寄って来ます。　　　陽射しと木陰

  2021.04.16

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  どんどん春は進みゆく

  こんばんは、ほうとうです。　好天の土日ですが、草木の変化に春の進む猛烈なスピードを感じ、驚きを禁じえません。　　（例年ＧＷ終わりころから咲き始める）花水木

  2021.04.11

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  花盛りの鈴鹿山脈

  こんばんは、ほうとうです。　３日（土）、鈴鹿山脈のうちの三重県鈴鹿市にある宮指路（くしろ）岳（標高９４６ｍ）と　入道ヶ岳（標高９０６ｍ）に登ってきました。　翌日は雨降り間違いなしの予報なので、この日にしました。あちこちで桜が見頃とのことで、また山野草も咲いている情報があったので、それらに出会うのを期待して歩くことにしました。　小岐須渓谷山の家脇にある駐車場に車を止めましたが、早速桜と若葉がお出迎え。　実は、この渓谷の手前には採石場があるのですが、石大神という大きな岩場があり、その脇も桜や新緑で彩られています。　今回は、ヤケギ谷コースで宮指路岳に上り、以前は南の犬返しの険を通過して仙ヶ岳へ行ったのですが、今回は（滋賀県との）県境尾根を北上し、イワクラ尾根から入道ヶ岳を経由して小岐須渓谷に戻る設定としました。（行程１１キロ余り、累積標高差約１２００ｍ）　小岐須渓谷キャンプ場へ向かって舗装道を歩いていると、対岸の小ピークに山霧が掛かり、手前の桜とコラボしていい雰囲気です。　第二キャンプ場とトイレを過ぎた所に、道標があるので、ヤケギ谷コースに取付きます。　要所要所に道標があるので、これに従って散り椿の山道を進みますが、霧が濃くなって小雨に変わりました。　　　霧のアカヤシオ　そのせいで、東海展望や三体仏岩では全く眺望は効きませんでした。（宮指路岳山頂からも馬乗り岩はほとんど見えず。）　宮指路岳山頂での休憩は短めにして、県境尾根を北東に進みます。　小岐須峠、仏谷峠を過ぎると、雨は止み霧も減ってきました。　道標で入道ヶ岳へ続くイワクラ尾根を確認して、ヤセ尾根に入ります。　並行する小尾根に多く花を付けた木々が見え、春らしさを感じます。　イワクラ尾根の途中では、イワウチワやショウジョウバカマなどの花々が咲き誇り、お花畑となっています。　でも、ヤセ尾根が続くので、初心者のみでこの尾根を行くのは少々危険ですし、足元にこれらの花々が咲いているので、踏みつけにも注意しなければなりません。　　　仏岩の春（後方は雲母峰）　　　イワクラ尾根のタムシバ　入道ヶ岳山頂（三角点山頂）では、さすがに多くのハイカーが休憩していました。　北東の風を避けながら休憩した後、二本松尾根、祓川コースと下ります。　　　散り椿と滝　この祓川コースは渡渉が多く、鎖・ロープもあるので注意が必要です。　イワクラ尾根でお花畑に出会ったのは良かったです。

  2021.04.04

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  近所の春景

  こんばんは、ほうとうです。　春真っ盛りですねえ。でも、コロナ感染にはご用心。　　　帰宅夜桜　　　近所の菜の花畑

  2021.03.31

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  比良山系の春

  こんばんは、ほうとうです。　２７日（土）、滋賀県比良山系の武奈ヶ岳（標高１２１４ｍ）に登ってきました。　雪ももうすっかり融けて、春を迎えているだろうから、一般的な坊村・御殿山のコースではなく、霧氷もないので釣瓶岳経由の北稜でもなく、トレーニングを兼ねて長いコースとなる、琵琶湖側のイン谷口から金糞峠、コヤマノ岳を通って登頂し、イブルキノコバ、八雲ヶ原、北比良峠を経て、ダケ道を下山することにしました（１１キロ余り、標高差１１００ｍ強）。　　　正面谷の桜　　　正面谷のコブシ　日差しも暖かく、春到来です。　足元には　　　ミヤマカタバミ　　青ガレ、金糞峠を越えて、奥ノ深谷にヨキトウゲ谷が合流する辺りから杉の大木が目立ち始めます。芦生杉とのことです。　　　バイカオウレン　杉の大木の幹が大きくうねり曲がって、水の受け皿の様になっている所に苔がびっしり生えて春の息吹を感じさせます。　　　ショウジョウバカマ　イワカガミ、イワウチワの花はまだでした。　登頂して見回すと、コヤマノ岳北面の窪みや谷に、わずかながら残雪がありました。　イブルキノコバまで小さな沢沿いを下り、八雲ヶ原に出て、八雲池すぐ南の八雲湿原で覗き込んでいる人がいたので、聞いてみると、イモリがいました。もう水もぬるんでいるんですね。　その後、北比良峠に上り、ダケ道を下りましたが、山中の沢が複雑に流れ、春の山の風景をしっかり楽しみました。

  2021.03.28

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  生駒山系は花盛り

  こんにちは、ほうとうです。　２０日（土）、翌日の天気がどこも悪そうなので、取りあえず近所の生駒山系を縦走してきました。　これまでは北上することがほとんどでしたが、今回は歩いたことのない、近鉄瓢箪山駅から稜線上の鳴川峠に上がり、南下して柏原市の高尾山からＪＲ柏原駅に下ってゴールとしました。　近鉄瓢箪山駅から南へ商店街を歩き始めますが、このアーケードは実は旧国道１７０号線です。　商店街の途中に石の鳥居があるので、ここから東へ進みます。突き当りに瓢箪山稲荷神社があります。　本殿脇の桜が咲いています。　本殿右脇から裏手に出、小さい四つ角を南下し、理髪店の所に道標があるので、ここから東へ坂を上ります。大池公園、旧春日神社本殿を過ぎ（詳細は「いこいこまっぷ（生駒山系ハイキングガイド２４コース）」を参照してください。）、上四条町公園では、　白木蓮が咲き誇っています。　ここから川沿いに、なるかわコースの看板（なるかわー1、２、３・・・）に従って登っていきます。　　　なるかわコースの桜　堰堤付近ではタチツボスミレが咲いています。（クローズアップレンズ使用）　鳴川峠から南下を始め、鐘の鳴る展望台を過ぎ、歩道橋を渡ると、タムシバが咲いています。（コブシとの区別は、図鑑等が必要です。写真を拡大して見比べました。）　　　椿（ピンク、赤）　　　陽光の若芽　十三峠を過ぎ、後半に入ります。　立石越付近で、奈良側の斜面に紫木蓮がたくさん咲いています。　高安山（標高４８７ｍ）、墓地を過ぎて、信貴変電所付近では今度はコブシが咲いています。　鐸比古大神（高尾山山頂）の鳥居付近で染井吉野かな、大ぶりの花の桜が咲いています。　高尾山登頂後、一旦谷沿いのかしわら水仙郷に立ち寄り、尾根筋に戻って、鐸比古鐸比売神社、近鉄堅下駅を経由して、ゴールしました。　暖かさのせいか、一度に多くの花を見ることができました。春は足早に進んで行きそうです。

  2021.03.21

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  春ですねえ

  こんばんは、ほうとうです。　１４日（日）、地元の金剛山（標高１１２５ｍ）とダイトレことダイヤモンドトレールを歩いてきました。　しばらく体調が少し良くなかったのですが、復活したようなので、鈍った体をシャキッとすべく山歩きしました。　設定したコースは、まだ歩いたことのないコースを含むこととし、青崩（あおげ）道で登頂し、千早園地で花を見て、ダイトレを南下して千早峠からJR五条駅へ下るコース（１７km余り）です。　　　山頂広場から春の眺め　近鉄富田林駅から金剛バスで水越峠行きに乗りますが、いつもハイカーで混みあうので、早めにバス停に並んで座席を確保します。　葛城登山口で下車し、少し国道を上がって行くと国道３０９号線の水越トンネル手前で旧道に入ったところに、トイレがあり、　　　早咲きの桜その後ろの石ブテ林道に入りますが、最初の右カーブの所に青崩道の登山口があります。　山野草の蘭の仲間が咲いているのを見ながら、杉の植林の中を登って行きます。しばらくは、鈍っていた体が上りに対応しきれず、息が荒くなります。　次第に体が上りに慣れて、山頂広場で眺めを確認して昼食休憩。　ダイトレを南下して展望台の眺めを楽しんだのち、千早園地内の花を探します。　運休中の金剛山ロープウェイの上の駅の南側遊歩道脇に多く福寿草がありました。　そろそろ花も終わりになってきてきています。節分草やオオミスミソウも咲いているそうですが、そちらは見つけられませんでした。　続いてダイトレを南下し、歩いたことのある久留野峠、中葛城山を過ぎて、千早峠を目指します。　この峠は、江戸時代末期の文久３年に攘夷討幕派の脱藩浪士達「天誅組」が河内で集まり、この峠を越えて地理的好位置にある五条の代官所を襲撃、焼き討ちにし、代官を殺害するのです。そして五条駅南西にある桜井寺を五条御政府とするのですが、直後に京都で長州藩や攘夷派公卿が失脚して勢力が逆転し、幕府や朝廷から反乱者とされてしまいます。　その後、幕府側から討伐軍が送られ、敗戦や離脱者が続いて結局奈良県の東吉野村で滅亡してしまいます。　この歴史から、この峠道は天誅組行軍の道と呼ばれているのです。　蛇行しながら五條へ下る国道３１０号線に一旦合流する所から、八幡神社がある西久留野町辺りまでは、大峰や台高山脈北部の山々が良く見え、　　　春の花と弥山・八経ヶ岳　　　里山と大峰・台高北部の山々大峰の名だたる山々が白く輝き、上部に雪が残っていることが分かります。　更に駅に向かって下ってくると、岡町付近で江戸時代文化年間に建てられた立派な石の道標を見つけました。　その頃も金剛山登拝は盛ん（今の金剛山はレジャーで、テーマパークの如き様相ですが。）だったようです。　春らしい暖かな日差しを浴びながら、歴史の遺物を見て、リハビリしたのでした。

  2021.03.15

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  梅が見頃

  こんばんは、ほうとうです。　２１日（日）、梅が見頃という情報があったので、大阪府河南町の近つ飛鳥風土記の丘に出掛けてきました。ここは丘陵地にたくさんの小型古墳が発見されていて、古代の歴史に触れつつ、花や里山の風景を楽しみながら散歩ができます。　この土日は非常に暖かかったことから、多くの方が来ていました。　　　博物館横のしだれ梅　　　遊歩道を彩る　　　第二展望台からブドウ畑を望む　　　賑わいの梅林　　　梅とダイトレ　　　青空の梅　これだけ暖かいと、桜の開花も早そうですね。

  2021.02.23

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  美人の山に会いに行く

  こんばんは、ほうとうです。　１４日（日）、福井県勝山市の取立山（標高１３０７ｍ）に登ってきました。　雪がたっぷりあり、天気もすこぶる良いはずなので、急遽山行を決めました。　石川県との境にあるので、・・・。　天気が良ければ山頂でバッチリ白山が望めます。　　　白山に魅入る多くのハイカー　夏なら車中泊で前泊もアリなんですが、冬なので勝山市内の安いホテルに泊まり、朝早く国道１５７号線脇にある冬期臨時駐車場に駐車することを目指しました。朝６時3０分ころ、東山いこいの森の下にあるその駐車場に着きましたが、あと数台で満車でした。　周りが明るくなった７時ころ、準備して出発です。　駐車場の車からハイカーが三々五々出てきて、出発して行きます。　いこいの森までの車道で、大きくカーブして木の生えていない土手では、直登でショートカットしたトレース（足跡）が付いています。　すぐ北の雪の越前大日山（越前甲山）が朝日に輝いて、否が応でも気分が上がります。　１時間半弱で、夏の駐車場に到着。この日は６本爪の軽アイゼンで登りましたが、標高１０３０から１１３０ｍくらいの傾斜の強い斜面が、カチコチに硬くなっているときは１２本爪のアイゼンでも良いかもしれません。　　　銀杏峰（げなんぼ）と部子山（へこさん）　　　経ヶ岳　見通しの良い尾根が続くので、　　　最後の稜線登りと右奥の大長山（おおちょうさん）周囲の山々が望めますが、頂上から眺める白山の美しさは別格です。思わず声が出てしまいます。　日本三霊山の一座（他は富士山と立山）で、命をつなぐ親神様（水神、農業神）とも称され、麓には白山比咩（しらやまひめ）神社も数多く祀られていて、この山の神は、きっと色白の美人に相違ありません。　美人に人が集まるのもむべなるかな。　　　こつぶり山と斜面（鞍部に雪に埋もれた避難小屋と水芭蕉群生地）　尾根から勝山市街を見下ろしながら下山し、気温上昇で雪がかなり柔らかくなったので、夏期駐車場でスノーシューに履き替えて、ショートカットを増やして下山しました。

  2021.02.17

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  どの楽譜を如何に？

  こんばんは、ほうとうです。　１２日（金）、フェスティバルホールで行われた、大フィルの第５４５回定期に行って来ました。（ホール向かいのフェスティバルウェスト）　指揮は音楽監督の尾高忠明。曲目は、モーツァルトのピアノ協奏曲第２４番ハ短調（独奏：北村朋幹）とブルックナーの交響曲第９番ニ短調（コールス校訂、３楽章版）。　今回は、コールス校訂版に興味があったので、これについて書きたいと思います。　ブルックナーの交響曲には、楽譜の問題がついて回ります。弟子たちの意見で派手なオーケストレーションされた「改訂版」、その後の研究後、「原典版」として発表され、１９３４年出版された「ハース版」、続いて１９５１年出版の「ノヴァーク版」、そして今回演奏された、２０００年出版の「コールス校訂版」です。なお、コールスは、ブルックナーが残した第４楽章スケッチをもとに補筆完成させた４楽章版もありますが、ブルックナー自身が親しい友人に「最高のアダージョ（緩徐楽章）が書けました。」としたためていることから、４楽章にせず３楽章で終わるのが今のところ良さそうです。　「ハース版」「ノヴァーク版」「コールス改訂版」の違いは、聞き分けるのは困難で、譜面を見比べる必要があります。　とすると、この「ブルックナーの白鳥の歌」とも評される、終楽章（３楽章）は、淡々と進めていくのではなく、じっくり丁寧に所によっては濃厚に演奏するのがいいと思います。

  2021.02.15

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  もう少し雪と戯れたい

  こんばんは、ほうとうです。　１１日（祝）、福井県若狭町の三十三間山（標高８４２m）に登ってきました。　若狭湾（日本海）に面したこの山なら、雪山を楽しめると睨んだのです。同様の山はいくつもありますが、この山の登山口は、国道から近く、除雪されてマイカーで行け、稜線はほぼ樹木がないので、展望が良いのです。　　　雪庇　ところが、数日来の暖かさで、登山口の駐車場内には雪はなく、そこから続く林道上にもほぼ雪はありませんでした。　風神の滝上部の渓流も雪解け水が流れている感じで、氷はなく、春の様子です。　最後の水場から小尾根に乗ってもまだ雪はほぼ無く、登山道上に雪が確実に被ったのは、夫婦松の所からでした。そこで、下山時にここでスノーシューを脱ぐことにしました。　風神付近でようやく雪山らしくなりました。　一登りで稜線に出、ここでスノーシューを履いて頂上を目指します。　　　稜線から高島トレイルの三重獄（さんじょうがたけ）　　　山頂へのトレース　晴天ながら、ガスが沸いているせいか遠望は効かず、三方五湖が見下ろせたくらいでした。　山頂表示柱も数日前は、てっぺんくらいまで雪に埋もれていたようですが、２０センチくらい頭を覗かせていました。　昼食を摂って、往路を引き返します。山頂西の、木の無い斜面をヒップそりで滑ってみましたが、傾斜が緩く、スピードが出ず、距離も出ませんでした。残念。　でも、稜線上と夫婦松までの下りでスノーシュー歩行を楽しみました。

  2021.02.13

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  愛宕山を越えて

  こんばんは、ほうとうです。　７日（日）、京都市の地蔵山（標高９４７ｍ）と愛宕山（標高９２４ｍ）を歩いてきました。　　　愛宕神社若宮の奉納額　以前から地図を見て愛宕山の北に少し標高が高い地蔵山があることに気付いていたのですが、ようやく縦走できました。北からこの二座を越えて縦走すると約１３キロの道のりになります。　登山口である越畑へは、ＪＲ山陰本線（嵯峨野線）の八木駅から京阪京都バスが出ていますが、午前は１便しかないので、しっかり計画する必要があります。　　　越畑集落（バス停から少し戻り、ここを道標に従って右に入る）　動物除けフェンスから山道に入りますが、西向き斜面をトラバースするところは、やや荒れ始めています。あっという間に開けた芦見峠で、頭上に南北に送電線が通っていて、ここから右（南）に広い尾根を登って行きます。　しばらくは、杉林と自然林との境目を行きますが、自然林だけとなり、馬酔木の間を抜けながら、西向地蔵を過ぎると、地蔵山山頂です。　地蔵山から南へ下り、反射板を経て樒原（しきみがはら）分岐で振り返ると、ドーム型の地蔵山や反射板が望め、ここからしばらく東に進むと、愛宕スキー場跡の上や竜ヶ岳分岐を過ぎ、その先道は南に続きます。　地蔵辻、月輪寺分岐を過ぎると、愛宕神社参道に合流。愛宕山山頂を東側から巻いたのです。　意外と登りがいのある石段を登って愛宕神社に参拝後、石段の下のお籠り堂で昼食を摂り、下山開始です。社務所付近では、多くのハイカーが昼食休憩中でした。　柚子の里水尾集落を経て、ＪＲ保津峡駅に向かいます。　さすがに柚子は収穫後で、ほとんど残っていませんでした。　　　水尾集落の梅　ここから車道を行かず、水尾川沿いの旧道をしばらく下ります。　途中、亀岡の亀山城で出征準備をしていた明智光秀が愛宕山に戦勝祈願参詣のため、通った明智越のルート分岐があり、光秀は水尾から愛宕山に登ったようです。　また、明智軍の一部の別動隊がここを通って、京の本能寺に向かったようです。（本隊は山陰道の老ノ坂、もう一つの別動隊はそれに並行して行く唐櫃（からと）越を行ったようです。）　この後、車道に合流し、赤い鉄橋を渡って、保津峡駅でゴールしました。　愛宕山への南側ルート（特に表参道）はハイカーで賑わいますが、北側の地蔵山からのルートは静かでした。　念のためチェーンスパイクを携行しましたが、全く必要なしでした。

  2021.02.08

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  伊吹山直登

  こんばんは、ほうとうです。　１月３１日（日）、滋賀県米原市の日本百名山伊吹山（標高１３７７ｍ）に登ってきました。　冬期はジグザグな登山道が雪に埋まるので、斜面を直登します。　前回１月１１日は途中撤退（引き返すこと）や年末の１２月３０日のガイドツアーは天候等条件が良くなくて中止となりましたが、ずっと天気予報等をチェックしていて、今度こそはと、再度出掛けました。　　　三合目台地から山容　二合目上の斜面は、数日前の暖かさで雪が解け草が出ていて、ヒップそりはほぼ使えません。　でも三合目台地へは直登斜面があったので、帰りの下山時にヒップそりで滑りました。　そこから上にも斜面はあるのですが、草が覗いていたり、雪がデコボコでヒップそりはできませんでした。　三合目付近に着いたころから晴天が広がり、風も穏やかで、絶好の雪山登山日和となりました。　　　六合目付近の斜面を登る　　みんな天気をチェックしていて、多くのハイカーがやってきており、中にはグループやツアーも来ていました。　翌日からまた暖かくなり、雨が降るというので、今後直登出来るかどうかは良く分かりませんね。　　　霧氷　７から９合目は、傾斜がきついので息を整えながら、でも、頂上台地が見え始めると、一気に登ってしまいます。　　　頂上台地に乗る　　　小（スノー）モンスター　　　エビのシッポとウロコ　　　成長中モンスター　　　山頂ヤマトタケル像　下山の急斜面は念のためピッケルを使って、まだまだ登ってくるハイカーをかわしながら下りました。　今シーズン初めて伊吹山直登が出来、霧氷などの風景を楽しみましたが、両ももにはかなりの張りと、顔にはくっきり雪焼けの逆パンダが残りました。

  2021.02.01

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  もう少し作り込みたい

  こんばんは、ほうとうです。　２９日（金）、フェスティバルホールで行われた、大フィルの第５４４回定期に行って来ました。　　　四つ橋筋の夕暮　指揮は、エリアフ・インバル。コンサートマスターは崔文洙。　曲目は、プロコフィエフの交響曲第１番「古典交響曲」ニ長調とショスタコーヴィチの交響曲第１０番ホ短調。　インバルさんは今年８５歳になられる、マーラーとブルックナーのスペシャリストですが、ショスタコーヴィチも交響曲全集をリリースしており得意のプログラムです。今回の来日で都響（東京都交響楽団）も数公演振る予定でしたが、コロナの緊急事態宣言で半分が中止になってしまい、本人もちょっと残念だったのではないでしょうか。　メインの「タコ１０」（ファンはこう略す）は、作曲家の名前のモノグラムである、Ｄ－Ｅｓ（Ｓ）－Ｃ－Ｈ（簡単に言えばレーミ♭ードーシ）の音形が色々な形で沢山現れることで有名です。　大フィルも持ち前のパワーで熱演でしたが、凝ったところや趣向はなく、オーソドックスな演奏だったと思いました。できればもう少しアンサンブルが丁寧だったらなお良かったかも。　また、一方で「古典」は、清々しくて綺麗な響きの方が、タコ１０と良い対比となったと思いました。

  2021.01.30

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  長居植物園おまけ

  こんにちは、ほうとうです。　長居植物園のおまけ写真です。　入場券売場の「お姉さん」は、「今は花が少なくて申し訳ないねえ。」と言っていましたが、被写体を探して歩くのも、これまた一興。　　　ノースポール（白い花）と並木　　　クリスマスローズ　　　寒椿　　　寒椿（匂吹雪）　　　池のほとりの水仙　　　カレンジュラ　　　水仙　冬（早春）の風景を楽しみました。

  2021.01.28

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  そろそろ梅か

  こんばんは、ほうとうです。　暖かかった26日（火）、開花情報を見て大阪市の長居植物園に出かけてきました。　ロウバイが見頃との情報があったのです。　　　ソシンロウバイ　ロウバイが咲くと、間もなく梅が咲き始めますね。　園内で、咲き始めているものを見かけました。　　　鶯宿　　　一重寒紅　　　雪月花　また、初冬に咲く十月桜も見かけました。　暖かいのは悪くないのですが、もう少し雪と戯れたいなあと思ったりします。

  2021.01.27

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  振替は上々

  こんにちは、ほうとうです。　２３日（土）、ザ・シンフォニーホールで行われた、飯守泰次郎指揮関西フィルのワーグナー特別演奏会に行って来ました。　この演奏会は、昨年５月３０日に予定されていた同コンビによる「ニーベルングの指環」ハイライトの代替公演です。（ですから、大阪国際フェスティバル２0２0の一公演であることに変わりありません。）　今回の曲目は、歌劇「タンホイザー」から序曲、歌の殿堂のアリア（Ms）、夕星の歌（Br）、楽劇「トリスタンとイゾルデ」から前奏曲と愛の死（Ms）。後半が、楽劇「ニーベルングの指環」から《第１夜、ワルキューレ》ワルキューレの騎行、ヴォータンの別れと魔の炎の音楽（Br）、《第３夜、神々の黄昏》ジークフリートの葬送行進曲、ブリュンヒルデの自己犠牲（Ms）、となりました。「指環」ハイライトでは、歌手６人の予定だったのですが、今回のプログラムで、２人と少し軽めの構成にし、コロナ状況下でも上演しやすくなりました。とは言え、バリトンのミヒャエル・クプファー＝ラデツキーさんが自主隔離期間を含めギリギリ間に合って来日でき、メゾソプラノの歌手は来日が間に合わないことが早めに分かったので、池田香織さんに変更になりました。　そんな状況でも、２人の歌唱は、ワーグナーを得意としていてさすがに素晴らしかったです。　オケもワーグナーの壮大な音楽をしっかり表現したと思います。　振替は上手くいって良かったです。

  2021.01.24

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  趣向は面白かった

  こんばんは、ほうとうです。　１７日（日）、ロームシアター京都で行われた、同館開館５周年記念、京響×石橋義正　パフォーマティブコンサート「火の鳥」に行って来ました。　京都出身で京都で活躍する映像作家・演出家の石橋義正と京響とを組み合わせた珍しいコンサートをという狙いです。　指揮は園田隆一郎。振付は藤井泉。　曲目は、１曲目が、ストラヴィンスキーの交響的幻想曲「花火」。（花園大学男子新体操部との共演）　タンブリングバーンを舞台客席寄りに敷き、競技と同様の大きな跳躍を演じ、上手くコラボしたと思いました。　２曲目は、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」。ゼブラ柄衣装を着た牧神役のコントーション（軟体芸）の茉莉花と６人の女性によるコンテンポラリーダンスが舞台前部でパフォーマンス。ダンサーの右腕と右脚、左腕と左脚が薄く伸びる布で繋がった衣装（川上須賀代）が面白かったです。　３曲目は、ラヴェルの「ボレロ」。（ダンサーのアオイヤマダとお笑いのチュートリアル徳井がパフォーマンス。アオイが椅子に座ったモデル、徳井がメイク師という設定。特殊メイクのＪＩＲＯが溶けていく顔を制作。）３階席からではアオイの顔の変化が少ししか分からなかったのが残念。この作品は小さいホール向きでした。　（休憩）　　　３階ロビーから右大文字と比叡山　４曲目は、ラヴェルの歌曲集「シェエラザード」（ソプラノ：森谷真理）　幕が上がると、「小林幸子かっ！？」て言わんばかりの巨大衣装を着た歌手がスタンバイ。　動かせるのは両腕だけのようでしたが、しっかり歌っていました。　５曲目が、ストラヴィンスキーのバレエ組曲「火の鳥（１９１９年版）」。　３曲目の「牧神」の続きの設定。　舞台後方上部に吊り下げられた赤い楕円球体が次第に光りだす趣向。　京響の個性から、牧神や火の鳥の演奏には少し不安があったのですが、ソロが力不足で、また舞台両側の反響版をいくらか開けなければならない状況から、美しくきめの細かい響きが作れず、演奏としては不満が残りました。　　　はす向かいの平安神宮（応天門）　おまけ　演奏会前に、疫病退散祈願が始まりの、八坂神社に参拝しました。　祇園祭は、８世紀、京の疫病が収まったことに感謝して始まったものということです。　こんな安らかな日々が来ることを願わずにはおれません。

  2021.01.18

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  雪山の楽しみ

  こんばんは、ほうとうです。　１１日（月，祝）、伊吹山に行って来ました。激寒の土日を外して出かけたのです。　　　１合目ハイカーの列　　　３合目の松　　　４合目の森　昼ころ天気が良くなるという予報でしたが、午前中は雪が降り，頂上付近はガスに覆われて見通しが効きません。　５合目売店はもう少しで雪に埋もれてしまいそうです。　６合目避難小屋から少し上まで登ってみましたが、ガスは取れず，時間もお昼になってしまったので、強引に登頂しても下山時刻が遅くなってしまうことから、引き返すことにしました。　３合目下からは鈴鹿の御池岳が望めるようになり，天気が良くなってきました。　ヒップそりを持って来たので、使える所がないか探していると、青空が時々見えるようになりました。　２合目半から下の（徳蔵山南西側）斜面で、周りに人がいないのを確認して滑り降ります。これはこれで楽しかったです。りゅうびは登り返して２度滑るほどお気に入りでした。

  2021.01.14

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  正月太りに

  こんばんは、ほうとうです。　３日（日）、滋賀県高島市の赤坂山に行ってきました。マキノスキー場の上、福井県美浜町との境で高島トレイルにあるので、雪がしっかり積もっているのは事前調査で分かっていました。　そこで今シーズン初のスノーシューを履いて上がることにしました。　　右手の傾斜の強いゲレンデを登って行きます。　　　雪の森　雪が柔らかいので、先行した人の踏み跡をたどります。　もう少し積もると東屋もすっぽり埋まってしまいそうです。　雪の重みで幹が曲がる木も。　堰堤を過ぎ、尾根をジグザグと登って行きましたが、あとわずかで送電鉄塔という所で、吹雪がきつくて視界が悪く、自分の足跡もすぐに消えてしまう悪条件だったので、登頂は断念し引き返しました。　　　堰堤下の谷沿い　丁度お昼ころから風が弱まり、琵琶湖とメタセコイア並木が良く見渡せました。　しかし、午後からは雨に変わったので、下山して正解だったと思いました。　正月太りをいくらか解消でき、体が軽くなった様に感じます。

  2021.01.04

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• 2020山歩き回顧

  ２０２１年が明けましたね。本年もよろしくお願いいたします。コロナで明け暮れた昨年の状況が良くなるように願ってやみません。　山で集団感染が発生したという話は聞かず、ほっとしているところですが、遠くの山への長距離移動が、感染確率を高めることから油断はできません。　そんなことから、２０２０年は近所を歩くことが多かったです。　今まで歩かなかった生駒山地に６回、最も近い山と言える金剛・葛城山に９回、六甲山系に３回行きました。　さて、昨年の山歩きをランキングしましょう。　４位タイが、双子池・蓼科山（１０月3～4日）。北八ヶ岳の苔の森を抜け、池のほとりでテント泊し、点々と色付く紅葉を見ながら岩の積み重なった山頂に立ちました。双子池ヒュッテの昼食や、蓼科山荘のドリップコーヒーがとても美味しかったです。　続く4位タイは、大峰山脈の行者還岳（5月17日）。新緑の奥駆道でヤマシャクヤク等色々な花を楽しみ、ちょっと興奮気味でした。　もう一つ４位タイは、同じ大峰の稲村ヶ岳（２月１１日、５月２４日）。ピーカンの青空の下、しっかり積もった雪を踏みしめ、輝く大日山の岩峰を眺めながら、往復しました。５月には可憐なオオミネコザクラの花やヤマツツジ、シャクナゲも楽しみました。　第３位。滋賀県長浜市の横山岳（５月３０日、１１月８日）。ブナの森が多く残る山ですが、遠くに残雪の白山と近くに広がる新緑とそしてカエデも混じる素晴らしい紅葉・黄葉の絨毯を楽しみました。　第２位。甲武信ヶ岳（７月２２～２４日）。奥秩父山塊の百名山で、長野県側の毛木平に駐車し、時計回りに周回。丸太造の山小屋２軒に宿泊し、八ヶ岳に一歩も引けを取らない苔の森と千曲川源流の沢の景色に心動かされました。　そして第１位。火打・妙高山（９月２３～２５日、２２日麓前泊）。周囲をぐるりと見渡せるとても雄大な景色。笹ヶ峰登山口からは、しっかり管理されつつも美しく広大な自然林。火打山は高谷池・天狗ノ庭など湿原を有する優美な山なのに対し、妙高山は大倉乗越の外輪山壁や妙高山本体のごつごつした急な岩山。また、この地域は食の宝庫で、美味しいものを沢山いただきました。

  2021.01.01

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  山歩き納め

  こんばんは、ほうとうです。　３１日、しっかり雪が降りそうなので冬景色を期待して金剛山（標高１１２５ｍ）に登ってきました。　今シーズン初冬装備で歩くので、チェック等を兼ねて、金剛登山口からセトを経由して山頂広場、葛木神社、千早本道、千早城跡と歩くことにしました。　登山口までの車道（府道７０５号）は、滑り止めのチェーンを携行しましたが、使わずに済みました。　黒栂谷道を登ってセトから南へ尾根を山頂方向へ少しずつ上って行きます。　細い枝に霧氷がしっかり付いています。　でも、積雪は意外とうっすら程度でした。　　　国見城跡北の霧氷　国見城跡でもしっかり霧氷。　りゅうびに言わせると、「この赤ちょうちんの赤には、凄く惹きつけられる～♡。」　一ノ鳥居付近で氷華を探したけれど見つからず、葛木神社裏参道の広場で小鳥のコガラに遊んで貰いました。　千早本道を下り始めると、ツツジオ谷に、吹き上げる風で霧氷が付いており、妙見谷も同様でした。　　　千早本道新道の霧氷　意外と雪が少なかったのはちょっと残念でしたが、冬らしい山の風景を感じ、まずまずの山歩き納めでした。

  2020.12.31

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• 今年のコンサート回顧

  こんにちは、ほうとうです。　今年は新型コロナ感染症の大流行で、コンサートは大打撃を受け、ほとんど行けませんでした。　外国の演奏家はほぼ来日できず、演目の変更もありました。　そうした中でも、隔離等の対策を取って来日を果たしたウィーンフィルは凄く、感謝感激。　行けたのは５回、払い戻したのが４回、中止でチケットを買えなかったのが６回でした。　何とかコロナ対策して公演が行われ始めましたが、第３波と変異種の発見で、今後も不安は残ります。　たった５回のコンサートの中でも、良かったのが、１月２５日芸文センターでの、サロネン指揮フィルハーモニア管弦楽団の演奏会でした。退任する音楽監督サロネンの集大成と言える良い演奏でした。　早くコロナ禍が終息して、コンサートを楽しめるようにならないかな。

  2020.12.27

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  ワンツー参拝

  こんばんは、ほうとうです。　２０日（日）、コロナ第３波が猛威をふるっているので、また生駒山地を歩いてきました。　今回は、近鉄恩智駅から恩智神社、恩智越、生駒山系縦走路を北上し、高安山（標高４８８ｍ）、十三峠、鳴川峠、なるかわ園地ぼくらの広場、神津嶽、枚岡神社、近鉄枚岡駅という約１７．５キロという設定にしました。　この設定コースだと、河内二之宮恩智神社と河内一之宮枚岡神社を一度に参拝でき、ワンツー参拝を達成できます。　恩智神社に参拝して上り始めると、恩智越の道でまだ所々に紅葉が見られますが、落葉した木の幹がはっきり見られて、冬が始まった感じが明らかです。　近鉄西信貴ケーブルの高安山駅南側に、展望台があるのに気付き、立ち寄ってみました。　大阪の市街地はもちろん、六甲山系の西端まで見渡せます。　高安山から少し北上すると、信貴生駒スカイラインに沿って歩き、十三峠を過ぎてからは、初めてのルートです。　歩道橋を渡って少しで、鐘の鳴る展望台です。　　　生駒山頂　ここも恋人の聖地風に整備されています。私としては金が成って欲しいので、展望台に登って何回か鳴らしておきました。　ぼくらの広場を過ぎ、西へ下り始めて神津嶽が近づくといい感じの紅葉が。神津嶽は枚岡神社の奥宮でした。　更に下ると、素晴らしい展望の枚岡山展望台に出ます。　枚岡山展望台からあべのハルカスと南港コスモタワー　枚岡山展望台から花園ラグビー場と阪神高速東大阪線　一部通行止めがあって、谷沿いを迂回しますが、枚岡神社北側に下りてきます。　ちょうど年始の巫女さんバイトの学生たちが集められて講習が始まろうとしていました。　河内の一之宮と二之宮に参拝して、良い事ありそうな気分になったのでした。

  2020.12.21

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  あだ名を付けよう

  こんばんは、ほうとうです。　１３日（日）、遊山トレッキングサービスのツアーに参加して、奈良県曽爾村の古光山（こごやま、標高９６０ｍ、南峰）に登ってきました。　　　ススキとピークが連なる古光山　ススキで有名な曽爾高原のすぐ南にあるので、麓や標高の低いところではススキが見られます。　でも、岩やロープが架けられた急坂や、アップダウン、やせ尾根があるので、このツアーでは「大人のアスレチック」と題していました。　コースは、北側の長尾峠に駐車し、後古光山（標高８９２ｍ）、フカタワ、古光山（北峰、一峰～南峰、五峰）、大峠、みつえ高原牧場を経て長尾峠に戻るというコース設定でした。　　　後古光山北尾根から学能堂山と後ろに小さく局ケ岳　寒くなるのは月曜からと予報されていましたが、十分冷たい風が吹いていて、冬の感じでした。なのでネックゲーターをずり上げて耳と顎を隠し、寒さをしのぎました。　　　後古光山を下る　フカタワに降りますが、また急坂を登り返し古光山北峰を目指します。　離れてこの場所を見ると、ちょっとしたキレットです。東方の局ケ岳が「伊勢の槍ヶ岳」、西方の高見山が「関西のマッターホルン」と称されるなら、ここは「曽爾の八峰キレット」でも良いかも。　　　古光山から曽爾の山々（左から住塚山、国見山、兜岳、鎧岳）　昼食は南峰から下って冷たい西風を避け、東向きの落葉の斜面で。　大峠に下り、みつえ高原牧場周辺では、ススキが広がり、牧場建物の屋根越しに三峰山を見て、「来年はうちらの歳やで」と言わんばかりの乳牛の一瞥を感じながら、すぐ北の亀山が「モヒカン頭に見えてしょうがない」などとだべりながら長尾峠に戻ったのでした。　帰路、日帰り温泉「お亀の湯」（ぬるっとした良い泉質）に立ち寄って温まって帰りました。

  2020.12.16

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  疫病退散祈願と紅葉

  こんばんは、ほうとうです。　本日、ご近所生駒山地の高尾山（標高２７８ｍ）、高安山（標高４８８ｍ）を歩いてきました。　コロナの第3波で、大阪府は赤信号が出ているので、他府県をうろうろするのはちょっと気が引けますし、柏原市に疫病退散のご利益があるという神社があるので、そこを参拝することもコースに含むように設定しました。（ＧＷに続いて２回目です。）　ＪＲと近鉄の柏原駅から東に歩き、近鉄堅下駅、旧国道１７０号を過ぎ、石の鳥居からゆるゆると登り始めます。　　突き当りの石段を上ると、疫病退散のご利益があると言う、鐸比古鐸比賣（ぬでひこぬでひめ）神社です。　お賽銭をあげてコロナ終息をお願いしておきました。　神社南から山道に入ります。　大木のテラス南や高尾山頂下に素晴らしい紅葉がありました。　一旦車道に出ますが、変電所北で再び山道に入ります。　しばらくは連続する墓地の脇を歩きます。　バス道路に出ると、近鉄ケーブル高安山駅でここからの大阪市内越しに六甲山系を眺め、気象レーダー、高安山頂を踏みます。この辺のクヌギなどの黄葉も良かったです。　さて、少し南に戻り、開運橋からおおみちコースを西に下ります。このコースにもみじの木が多いことは、前回ＧＷの時に気付いており、紅葉時に来たいと考えていました。　見事な紅葉を見ることができました。　このおおみちコースは、宝蔵寺から八尾市郡川に下りるので、近鉄信貴山口駅かもう少し歩いて外環状線（国道１７０号）を越えて高安駅で電車に乗って帰宅というのがおすすめです。

  2020.12.06

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  凍る御池

  こんばんは、ほうとうです。　１１月２９日（日）、三重県鈴鹿山脈の最北部、御池岳（標高１２４７ｍ）に登って来ました。　天気も良く、すぐ南の藤原岳は混雑が予想されたので、こちらに来たのですが、ここも鞍掛トンネル東の駐車場は満車、広い路肩に駐車することとなりました。ここを滋賀県に抜ける国道３０６号は冬期閉鎖があるので、それまでに登ろうと考える人が多いのでしょう。　駐車場辺りから、コグルミ谷登山口に向かう人を多く見かけました。琵琶湖方面からの風が当たらないし、１１月初中旬にリスの目撃情報があったせいかも知れません。ただ、この谷は以前荒れているとの情報があり、最近の冷え込みでリスも見ることは難しいと考えて、通常の鞍掛峠～鈴北岳を経由・ピストンするコースとしました。　　　御池岳天狗鼻から雨乞岳（中、双耳峰）、御在所岳（左）、綿向山（右）　鞍掛峠までは、焼尾山南斜面をトラバース気味に登って行きます。　峠でお地蔵さんに一礼した後、鈴北岳へ南へ尾根を上って行きます。　　　苔の絨毯　　この日は、眺望がとても良く、南アルプスや（白い）中央アルプス、御嶽山・乗鞍岳、北アルプス南部、白山も見えました。さすがに日本海側の山なので、白さが違いますね。　そして、琵琶湖の向こうにこの日初冠雪した比良山系武奈ヶ岳が。　　　うねる幹と初冬の雲　　　鈴北岳から琵琶湖　　カレンフェルトの庭　日本庭園、池の平とも称される、石灰岩質の台地を歩き、わずかに高い御池岳山頂を目指します。　踏み跡があちこちに付いており、ガスで見通しが悪い時を除いて、色々なコースで歩けます。　ドリーネに水が溜まってできた（普通は地下に浸み込み易い）池が薄っすら凍っていました。御池のお池が凍ったよ。　山頂から、南西少し下の天狗鼻やボタンブチから、最初の写真の鈴鹿山脈の眺めを楽しんで、下山しました。

  2020.12.01

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  見所あるマイナー尖峰

  こんにちは、ほうとうです。　２２日（日）、遊山トレッキングサービスのツアーに参加して、馬ノ鞍峰（標高１１７８ｍ）に登ってきました。　その山どこにあるの？って言われそうですが、私もこのツアーで取り上げられなければ知りませんでした。台高山脈中央付近の池木屋（いけごや）山の南にあります。　初夏から１０月初旬ころまでは、ヒルが出るようですが、この時期ならその心配はありません。　標高はさほど高くないものの、途中に南朝系の旧跡や滝が見られ、マイナーながら楽しめる尖峰です。　大迫ダム、入之波（しおのは）温泉を経て、三之公林道終点に車を駐め、案内板に従って明神谷沿いを北へ登っていきます。約２０分で明神滝分岐で、河原に下ります。　滝の前は、紅葉・落葉の森が広がります。　見事な直瀑ですが、意外と静かです。写真撮影に来ているグループもいました。　更に登っていくと、見事な木目の栃の木。この木を製材したらさぞかし迫力ある箱などが作れるでしょう。　少し上ると、かくし平という平坦地があり、昼食。　一段高い所には、三之公行宮址があります。　足利義満将軍のとき、南北朝は合体しますが、南朝系の後亀山天皇は冷遇されたことから、印璽を持ち出して吉野に下り後南朝を始めます。その孫尊義親王ら３人が北朝側の追撃を逃れるためここに隠れ住んだということです。　山頂から西へ伸びる小尾根に乗るために、落ち葉散り敷く急斜面をジグザグと登ります。　踏み固められていないので、スリップや小石を落とさないよう注意が必要です。　　　落葉の尾根道　　　樹林越しの白髭岳　　　山頂付近から鯎谷高と大台ケ原　狭い山頂で休憩した後、往路を下山しました。　時折、日差しがあって、気持ち良い秋の山歩きでした。

  2020.11.23

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  久しぶりに聴くブルックナー

  こんばんは、ほうとうです。　１５日（日）、ザ・シンフォニーホールで行われた、広島交響楽団第４０５回プレミアム定期に行ってきました。指揮は同団音楽総監督の下野竜也。　天気が良いので、大阪駅から新梅田シティを通って散歩しながら会場に向かいました。　　　梅田スカイビル　　　ザ・シンフォニーホール正面　曲目は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第５番変ホ長調「皇帝」（独奏は小山実稚恵、アンコールは、「エリーゼのために」。）とブルックナーの交響曲第４番変ホ長調「ロマンティック」（ハース版）。「１９世紀初めと末のウィーンの変ホ長調」とも言うべき曲目構成です。　コロナ前の団員配置で、客席も１席おきの発売ではありませんでした。器楽の演奏会では殊更な対策は必要ないと分かってきたようです。（開場は時間の余裕を持たせ、検温。チケットもぎりは客自身で。終演退場は誘導あり。会場内のショップ等は休業、は継続しています。）　となると、合唱やオペラをどう公演するかという問題に立ち向かわなければなりませんね。　年末恒例の第九もプロの合唱団なら十分対応できる、と公演が予定されています。ただ、プロの合唱団は数少ないので、地方ではこの年末は第九の公演がない所が多いようです。　さて、聴いての感想ですが、協奏曲は、オケが、平均律で調律するピアノの音程に合わせられない所が少しありました。　交響曲は、ブルックナーの中では比較的編成が小さい（木管は２管で、ワーグナーチューバもない。）ので、コロナ下でも取り上げやすい曲です。　指揮の下野さんは、若いころ大フィルの朝比奈御大の下で研鑽を積んでいるので、ブルックナーを良く知っており、ブルックナー特有の作曲技法はきちんと押さえて、広響もこれに応えていい演奏でした。関西のオケもうかうかしてられませんね。金管の音色がもう少し煌きがあっても良かったかな、と感じました。ティンパニはもう少し良い（高価な）皮を使って欲しいと思いました。　また、コントラバスの首席に、N響の吉田秀さんが客演していました。ブンブン鳴らしてくれるけれども、とても心地よく流石でした。　下野さんも５０歳を超えられたので、これからは味のある演奏を期待したいと思います。

  2020.11.18

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  二位でも良いんです

  こんばんは、ほうとうです。　１４日（土）、モンベルのツアー（MOC）に参加して、京都市左京区の峰床山（標高９７０ｍ）に登ってきました。　すぐ南の皆子山に次いで京都府第二の高峰です。　通常は、京都市の花脊か大悲山又は尾越の二の谷から上るのが一般的ですが、このツアーでは集合しやすい大津市葛川坊村の駐車場がスタート地点となり、葛川中・小学校前から江賀谷、中村乗越、八丁平を経由して山頂を往復するコース設定でした。　　　山頂から南西の雲取山、桟敷ヶ岳、（奥）愛宕山、地蔵山　また、山頂の南東側下にある八丁平は、西日本では珍しい高層湿原です。　江賀（こうか）谷にも紅葉が下りて来ています。　江賀谷沿いの道は、数か所渡渉があり、細いトラバースがあったりします。　小尾根の取付きからは、杉林の中をジグザグと登っていきます。　登り切ると、中村乗越で紅葉した明るい自然林に心和みます。　ここから少し西に下り、八丁平です。　反時計回りに進みますが、この幅の広い「六尺道」は、織田軍が敦賀金ヶ崎から京へ逃げ帰るときに使った道だと言われています。　八丁平は周囲を低い山に囲まれて、水の流入が少ないので、乾燥化が進んでいますが、まだ大木はなく、堆積物から３万年前のものと判明しています。　八丁平では、周囲の紅葉に実を付けたマユミの木を多く見かけました。　クラガリ谷を上っていくと、イロハモミジの紅葉を見て、東に武奈ヶ岳などの比良山系を見ながら登頂しました。　休憩後、山頂から八丁平へ下り、残りを周回し　中村乗越から往路を下山しました。　バリエーション豊かで、貴重な湿原を見て歩き、とても良い山歩きでした。　標高は京都府第二ですが、これだけ見所が多ければ、「山なら二位でも良いんです。」と言えると思いました。

  2020.11.15

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  錦繍の横山岳（後編）

  こんばんは、ほうとうです。　東峰を越え、東尾根に入り若いブナ林を下り始めますが、ブナはすでに葉を落としています。　それでも標高９００ｍくらいからは、紅葉が広がります。　ブナの黄葉の間から、紅葉が見られます。　ここから少し下り、谷が始まる船窪地形の脇で軽い昼食。　　　金居原分岐下　ガスの中、小雨がぱらつくこともありましたが、晴れてきました。　　　秋の日差し　　　黄葉にうっとり　下るにつれ、カエデも混じり赤や黄色の紅葉を楽しんで、下山しました。　本当に素晴らしい紅葉で、関西屈指の紅葉の山だと言え、おススメです。

  2020.11.12

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  錦繍の横山岳（前編）

  こんばんは、ほうとうです。　８日（日）、滋賀県長浜市の横山岳（標高１１３３ｍ）に登ってきました。　５月３０日に登ったとき、紅葉がきっと素晴らしいだろうと感じ、再びやってきたのです。　ルートは前回と同じ、三高尾根を上り、東尾根を下ります。　白谷小屋の駐車場からコエチ谷登山口を経て急な小尾根に取付き、鳥越峠に着きます。　林道工事の作業機械が置いてあり、林道を北西に伸ばすようです。　さて、鳥越峠から三高尾根を見上げると、紅葉しており、期待が高まります。　急な坂を登っていくと、ウリハタカエデなどの落ち葉が散り敷いて、これもいい感じ。　登山道のカエデも良い紅葉です。　尾根の上りが一息つく、標高７００ｍくらいのところに望横台という山頂を望める場所があって、紅葉の上に西峰（本峰）山頂がガスの中から浮かびます。　標高８００ｍくらいから、また急坂になりますが、その手前でも紅葉越しの山頂と、美しい紅葉に浸り、三高尾根を上りきって西峰に登頂しましたが、山頂付近のブナはすでに落葉していました。　西峰から東峰までの釣尾根の岩稜帯は、低木が紅葉していました。琵琶湖や白山などの眺望は、残念ながらガスで得られませんでした。　東峰からの下りの紅葉も素晴らしかったので、それは次回で。

  2020.11.10

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