カテゴリ:しょうがいのこと
私が旅行するには、主治医から「在宅酸素療法患者旅行指示書」を書いていただいて、据え置きの酸素の機械やボンベを、在宅酸素業者に手配依頼をしなくてはなりません。 宿泊日とホテルを業者に連絡します。命綱の酸素は、神戸にも京都にもきちんと届けられていました。延長チューブもバスルームまで引き込んでも充分な量がありました。 高速ばかりを走ることになりましたが、どこのSAやPAもバリアフリーが進みましたね。 そのなかでも、大きな町はいいなあとおもったこと。車椅子用のトイレはあっても、この表示を見たのははじめて、ちょっとうれしくなりました。人工膀胱・人工肛門患者にとって、困るトイレ設備。あるSAで「オストメイト用」というのが、障害者用トイレとは別にありました。内部障害者への設備も広がるといいなとおもいました。 ただ、神戸の美術館、開延長ができないエレベーター、早く締まる扉で手を挟みました、青あざができるくらいでしたが、エレベーター、誰にも安全であって欲しいですよね、先の事故処理、その後どう進展しているのか、忘れないで関心を持っていたいとおもいました。 それから、車椅子用スロープや点字ブロックは格段によくなっているのですが、人の理解。 京都のホテル、とてもいい対応でしたが、朝食は「和食のお店で」 石畳や石の階段がいかにも、京懐石のお店らしい。ここにスロープは無理でしょう、私も望みません。でも、車椅子をかかえるスタッフは「着物姿に草履の女性」非力な上に滑りやすそうな足元。「不安」な気持ちで、お願いしました。私の体重は軽い方だと思うし車椅子も軽め。これが、もっと体重があるしょうがい者がかかえられるとしたら・・・。 かかえるスタッフと車椅子利用者共々の安全のため、「着物姿の非力な女性」を介助者にするホテルの対応、ちょっとご一考いただきたかった。 でも、フレンチでの特別メニューは到着してからのオーダーにもかかわらず、「嚥下しょうがい者」対応メニューにしてくださったことはとても嬉しかった、最悪、口からの摂取はなしという覚悟で出かけた旅行でした、注入ももっていきました。 「お食事の献立のバリアフリー」も、旅行は「食べる楽しみも大きいこと」を考えたら、「特別ではない、要予約メニュー」として、いつでも楽しめるような発想をホテルのシェフに持っていただけたら嬉しいなと・・・。 ホテルの「総支配人へのメッセージ」のところへ、フレンチでの対応のお礼と感謝とともに、すべてのレストランで、食のバリアフリーをお願いする旨を書き残してきた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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