カテゴリ:仕事的なこと
私が病院勤務だったとき、発達にしょうがいのあるお子さんの親御さんが、主治医と学校や幼稚園の行事への参加を相談しながら、診断書を求める場面に何回も立ち会った。
親御さんは、なんとか部分参加や見学だけでもという思いを語った。 そして、児童相談所のときにも、上手く参加できる手立てはないかとの相談にのった。 その後も、学校関係者や親御さん、保育士さんとも話し合う機会は多かった。 いつも「親御さんの方から欠席を申し出る形をとった」受け入れ先都合による不参加となることが最も辛かった。 にもかかわらず・・・・。 先日の青年、春の始めての集団行動をもとめられる行事。 出された結論は「児童精神科医から、行事参加は無理です」という診断書を親御さんに求め、 親御さんから参加辞退願いがでたという形をとった。 特に私が心が痛むのは「これからの通常の生活がうまくいくように、今回は無理をしないようにしましょう」という勧め方。 これはある意味、集団のなかで今後も生活し馴染むことを望む親御さんには「殺し文句となる」 長い間、行事不参加を強いる学校などに憤りを感じていた私が、このようなやり方をしたのは、「仕方ないこと」としていいのか・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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