エスコンジャパンリート投資法人(2971)上場
結構寒い日が続いています。本日は日経平均21千円回復ですね。また、アメリカさんの事情のようですけど。さて、本日は新規REITの上場です。エスコンジャパンリートで、総合不動産デベロッパーの日本エスコンがスポンサーのREITです。プレスリリースにホームページアドレスくらい入れておいてほしかったです。ちょいと探してしまいました。https://www.escon-reit.jp/公募 101,000円初値 97,200円高値 98,900円安値 96,000円終値 98,500円出来高 10,304口分配金は以下のように発表されました。2019.7(第5期) 2,629円2020.1(第6期) 3,653円2020.7(第7期) 3,218円上場前も2年ほど私募運用してきたようですので、最初の今年7月期が第5期になります。まあ、ざっくり言って、来年7月期あたりが巡航とみれば、本日終値で6.5%程度の利回りですな。まあ、わりといい利回りですが、泡沫REITでは6%超えも珍しくない今日この頃ですからねえ。ここもまた厳しい感じがします。上場初日の投資口価格ですが、ここのところ毎度おなじみってあたりで公募割れしていますね。10万円REITで9万数千円の初値ってもう何回見てきたことか。本日同時上場したインフラのエネクスもお馴染みなくらいの公募割れでしたが、エネクスの方は仮条件が1本値でした。こちらのエスコンの方は100-105千円の仮条件で、上限にならず、101千円で決まったということですが、よく下限になりませんでしたね。最近の情勢では下限でもおかしくなかったかと思います。ソフトバンクが1本仮条件をだしてから、1本値がはやりなのかもしれませんが、J-REITも別に幅持たせなくて1本でも良い気がします。REITの投資方針としては、生活密着型商業施設中心ですか。郊外大型商業施設というよりは身近な店舗ってことですかね。また、底地で稼ごうと言う方針もあります。たしかに、ケーズデンキとかニトリとかの底地をだいぶ仕入れています。レオパレスなんかの問題も土地がある人はへたに借金して賃貸住宅なんか建てるよりは、底地で運用すればリスクが小さかったとは思いますが、レオパレスにせよ、大東建託にせよ、あるいはスルガ銀行がからんだ件にせよ、そういったビジネスモデルはないんでしょうね。リスクは全部オーナーに負わせるってのが、こういった企業のコンセプトではないかと。まあ、いつもの泡沫REITが一つ増えましたってことなので、あまり書くことがありませんが、来月もう一つ増えますな。まだよく見ていないけど、今度はサンケイです。