プロジェクト2888分のX

2010/10/07(木)17:25

グロソブvs外貨リバランス2010.10

外貨(195)

ぼちぼちJ-REITも(日)銀メッキがはがれてきましたかねえ。まあ、あれは結構サプライズネタだったんでチョイお祭り気分はありましたが、だんだん平静になってきたというところでしょう。まあ、落ち着きどころとしましては、あの発表以前の水準よりはチョイ上でもいいかと思いますが。 さて、2006年の7月にグロソブの毎月決算型を解約しましたが、その辺で、どうもグロソブは為替にすら負けてんじゃないの?という疑問があったものですから、この解約直後にグロソブと同じ割合で外貨のMMF、預金を持ってみて、グロソブと競わせてみようということで始めた企画でした。競わせている相手は、まだ解約していない手持ちのグロソブ3ヶ月決算型で、ノルウェークローネ以外の北欧2カ国、および、日本円を除く、6カ国通貨をグロソブと同じ割合で持ってみて、これを外貨パックとします。で、両者の評価額を比較してみようと言うことです。グロソブも外貨パックとして保有しているMMF、預金もすべて、分配金は税引き後再投資です。 しかし、グロソブの通貨バランスは時とともに変化しますので、なるべく同じ条件で競わせるためには、たまにリバランスする必要があります。そこで、毎月最初の週末に買い増しによるリバランスを行うことにしました。基本的に、長期戦に備えて額はかなり少額で抑える方針です。前回のネタは以下に。 グロソブvs外貨リバランス2010.9 これまで、週末および月末の外貨パック、および、グロソブの評価額は記録しており、比較を開始した2006.7.26の値を100とした比較グラフは以下の通りです。むろん、追加購入リバランスをした際には指数の連続性を保つため適宜補正を加えています。 リバランスは方針通り10月最初の週末である先週末に行っているんですが、今週は売買成立が多く、記録は今日になりました。さて、なんと言っても先月は為替介入がありまして、USD以外は円安になっているわけですが、USDはたいそう弱いですね。介入前の水準を超えて円高になっているようです。ただ、円高っていっても、対USDだけの話。ようするにドル安なんでどうしようもないですねえ。JPYよりUSDの方がもっと弱いための円高であって、JPYもなかなか、主要国通貨の中では最近やや弱い方だと思います。というわけで、上のグラフを見ても、直近でちびっと戻しているのが分かります。 さてグロソブの通貨構成ですが、前回ネタからはそれほど劇的に変化しているものはありません。しかしながら、為替でUSD安EUR高となっていますので、外貨パックの両通貨評価額を比べると、EURが多めになりました。USDを基準に考えると、EURのみちょっと多すぎて、他通貨は下に示す目標範囲内に全て収まっていましたので、今回はEURを少々減らすことにいたしました。それ以外の通貨は利息などで多少増えているものもありますが、手を加えてはおりません。なお、NOKに関しては、今週末に満期になる定期預金になっておりますが、現時点で、下記目標範囲の中にはいますが、中央値よりもやや多めとなっておりますので、今回は特に買い増しなどせず、そのまま再度定期預金に預け直す予定です。 外貨パックのグロソブに対する目標範囲は以下の通りです。 USDとEUR:USDまたはEUR基準で計算した額の±3%以内 GBP, AUD, CAD:USDまたはEUR基準で計算した額の±10%以内 NOK:NOK単独以上、北欧3カ国通貨合計以下 グロソブの通貨構成(作成基準日2010.9.30週報) USD=26.3%, EUR=26.0%, GBP=3.4%, AUD=11.9%, CAD=11.2%, NOK=6.5%, JPY=6.6% ソニーバンクTTB(JPY, 2010.10.2、NOKは新生銀行TTB) USD=83.00, EUR=114.55, GBP=131.22, AUD=80.54, CAD=81.16, NOK=14.18 リバランス後保有残高(USD, EUR, CADはMMF、GBP, AUD, NOKは定期預金、ただし、いずれも少額の普通預金を含むこともある。) USD=2,529.15, EUR=1,834.11, GBP=205.40, AUD=1,119.89, CAD=1,024.47, NOK=6,585.66

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