1928653 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

プロジェクト2888分のX

プロジェクト2888分のX

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Calendar

Category

Headline News

Archives

2024/04
2014/09/23
XML
カテゴリ:金融関連
全然確定申告の季節じゃないんですが、諸事情により、昨年の還付申告をまだしていませんでしたので、先週末から準備を始め、土日には申請できなかったので昨日9/22(月)の夜にe-Taxにて確定申告を終えました。ちと苦労したので、とりあえず記録メモとして。

実は母親がついに昨年から介護老人になってしまったため、医療費控除の申請など行っているわけで、一昨年までは、がんばってもなかなか自己負担10万円のハードルを超えなかったので、医療費控除は滅多にやったことがなかったんですが、今後は結構、毎年のように確定申告することになるかもしれません。

で、なんで今頃やっているかというと、そもそも申請額が確定するのが遅いこともあります。実は、払った方の医療費の領収書は昨年支払ったものですので、もちろん昨年中にだいたい集まりますが、還付金の方が遅い。医療費控除ではかかった医療費から還付金や保険金を引かなければならないので、還付額が必要です。

医療費関連還付金として医療保険関係では、高額療養費の還付、介護費用は介護保険高額介護サービス費支給があります。どちらも、ひと月あたりの自己負担の限度額が人により決まっていて、それを超えた部分が後日還付されるわけですが、母親の限度額がこれまた低い。よって、毎月の様に還付がありますが、これの確定がとても遅く、例えば、昨年11月分の介護保険高額介護サービス費支給は最初の通知が今年の4/30のゴールデンウィーク中でした。これも結構金額が後から調整されたりして、たとえば昨年6月分の介護保険高額介護サービス費支給額も最終的には今年の4/30の同じ通知で変更されました。確定まで実に10ヶ月かかりました。まあ、介護保険適用の費用のうち、医療に関連するものは医療費控除に含めることが出来るものがあるので、介護保険についてもこういった還付金額の確定額が必要なわけです。というわけで、少なくとも毎年ゴールデンウィークくらいまでは出来ないかなって感じ。

このため、実は今年のゴールデンウィークにだいたいは集計作業が終わり、その時点でデータとしては準備が整っていたのですが、あまりにも医療費の領収書やら還付金の証明書やら多すぎで、ここは添付書類を省略できるe-Taxをぜひ使いたいと思っていたわけです。過去に3回くらい連続でe-Taxで確定申告したことはあるものの、ここのところ確定申告する必要すらない(年間20万円の雑所得もなく、医療費控除も、寄附控除もない)生活を続けていましたので、電子証明は期限切れ、それどころか住基カードそのものも期限切れで両者を新規に取り直さなければなりませんでした。まあ、ここが最大のネックでして(笑)、先週やっと役所に行ってとって来て、こんな時期になってしまったのです。

e-Taxに臨んだハードソフトは以下のような感じ。

Mac本体:MacBook Pro Retina, Mid 2012
システム:OS X 10.9.5 (13F34)
ICカードリーダライタ:SCR3310-NTTCom
ドライバ:Smart Card Services 2.0.1[OSX 10.9]
Safari:バージョン 7.1 (9537.85.10.17.1)
Java:バージョン7の更新67(ビルド1.7.0_67-b01)
公的個人認証サービス利用者クライアントソフト:JPKI利用者ソフト ver2.6
ルート証明書:pplicationCA, ApplicationCA2 Root, ApplicationCA2, OfficialStatusCA
確定申告書等作成コーナー:https://www.keisan.nta.go.jp/h25/ta_top.htm
Adobe Acrobat XI 11.0.09

全然、確定申告書等作成コーナーの推奨環境(v10.6とSafari5.1 or v10.7/v10.8とSafari6.0、公的個人認証クライアントソフト Ver2.5)と合ってません。申告時期が遅くなった分、いろいろソフトがバージョンアップしてしまった(笑)。まあ、なんとかなるべえ、と始めてみたものの、結構苦労したのはICカードのドライバが無く、最初から住基カードが読み込めなかったこと。ここにあるドライバは2014.9現在v10.7/v10.8用であり、入れてはみたものの、v10.9には対応していませんでした。しょうがないから、昔のマシンでやるかと思ってみたものの、手元にあるマシンのシステムは、v10.6とv10.5のマシン(さらに古いのもいろいろあるけど)。v10.5のマシンはその昔e-Taxに使っていたものなのでICカードは読めるものの、こちらは今年のe-Taxの推奨環境ではないバージョンです。v10.6の方はICカードのドライバが入っておらず…。ドライバが存在するv10.7やv10.8のマシンは手元になし…。オビに短しタスキに長し状態に陥りました。今v10.9となっているこのメインマシンが元々v10.8だったのです。v10.9が無料だったので、バージョンアップしてしまった。いまさらバージョンダウンもねえ…。てなわけで、v10.6かv10.9のICカードのドライバ探しをしましたが、どうやらこちらのドライバが使えることが分かりましたので、Smart Card Services 2.0.1[OSX 10.9]をダウンロードして使用しました。

なんとか住基カードが読めるようになりましたので、あとは確定申告書等作成コーナーでやるだけなんですが、若干Javaで苦労しましたかね。これ、バージョンが上がるたびにセキュリティが厳しくなりますので、途中でwarningのたぐいがたくさん出ますが、これは確定申告ではない他のところでもわりと経験済み。システム環境設定のJavaの設定でセキュリティレベルを下げたり、例外サイトを作ったりしてなんとか回避できます。注意喚起が出つつも、強引に進めて行くことが出来ました。

出来なかったことは、途中でxmlファイルのダウンロードができなかったということだけでしたかね。ま、xmlなんかいらねーや(とおもったけど、あとでちゃんと「メッセージボックス確認」に行けばダウンロードできるんで、一応落としましたけど)。

それにしてもe-Taxはなんでこんなかったるいシステムなんでしょうねえ。ID, passwdでログインして、ちゃちゃっと入力、あるいは、手元にあるエクセルファイルをアップロードしておしまいって感じでも良いと思うのですけどねえ。そうすれば、システムやらソフトのバージョンの制限を大幅に緩和できますし、個人認証やらルート証明などでいちいち悩む必要もないのですけど。だいたい、多くの個人は、医療費、寄付などの控除や、雑所得20万をちょい超えるくらいなもので、プラスマイナス数千円から数万円程度のことで確定申告している人が多いのではないかと思います。例えば、納付/還付金額が10万円以内になる場合は、うんと簡便なシステムを使えるようにしてみたらどうでしょうかねえ。この程度の少額申請では、ネットバンク程度のセキュリティで十分ではないかと思うのです。e-Taxに悩んだり、住基カードを設定しに役所にいく人々の時間を全部生産的活動にあてられたら、もっと税収が伸びるかもしれませんよ。ちなみに、うちの奥さんは毎年寄付控除を行っていますが、電子証明期限切れ後は紙ベースに戻ってます。添付書類がたいした数ないので、e-Taxは面倒で…。

ま、いずれにせよ、来年はちゃんとv10.9に対応してください。でも、もうすぐMacのシステムもv10.10Yosemiteにバージョンアップするはずなので、そちらに対応してほしいですな。そうしないとまた来年も非推奨環境で悩むかも。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2014/09/23 04:49:37 PM
コメント(0) | コメントを書く
[金融関連] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.