第34回SBI債

最近、IPOもしばらく無いし、ほとんど株式市場とも疎遠な生活を送っております。まあ、ただひたすら毎日市場終了後、ポートフォリオの終値だけは記録しておりますけど、単なるコピペなので、余り中身もよく見ていないみたいな日々が続いております。 SBI債のリリースが出ていることには気がつきましたので、本日購入してみました。それにしても、条件の劣化が激しいですなあ。SBI債とは思えないほどの利回りです。でも、預貯金、債券の部は現在代替手段がありませんので、しょうがなく買ってます。６月にはソフトバンクの36回債、７月にはBarclaysやMONEX債も償還になりますし。そういえば、MONEX債は５月のゴールデンウィーク明けに出たんですが、完全に見逃しました。かなり唐突でまさにゴールデンウィーク明けの月曜日ですから、まだ頭も回ってなかったですしね。 というわけで、今回のSBI債は条件がへぼいので、「抽選」にしなくても、混雑しないだろうという思惑か、先着順の販売になっていますね。今現在でも売り切れてはおりませんし、わたくしもゆっくりつい先ほど購入です。 正式名称：SBIホールディングス株式会社2018/6/7満期0.70％円建社債（第34回SBI債） 発行体：SBIホールディングス株式会社 期間：約2年 格付：BBB（R&I) 年率：0.70％（税引前）、0.557％（税引後） 申込単位：額面10万円以上、10万円単位 ※先着順での販売となります。お申し込みの上限金額はございません。 なお、1回あたりの申込上限金額は10億円とさせていただきます。 売出価格：額面100円につき100円 当社申込み期間（ネットのみ）：2016/5/25（水）16：00～2016/6/3（金）14：00 発行日：2016/6/6 償還日：2018/6/7 利払日：年2回　6/7、12/7 発行額：200億円 なんか、パナマ文書でタックスヘイブン関連が軒並み悪者的印象が出ていますが、債券やら不動産ファンドやらいろいろ見ていると、タックスヘイブンってのは決して珍しくはないですな。ケイマン諸島とかもよく見るし。このSBI債だって、ルクセンブルク籍のユーロ円債ですからねえ。まあ、国内投資家しか買わない国内企業発行の国内債券と同じなんですが、課税逃れの意図はなく、起債の自由度が高いから選んでいるって事でしょうしね。MONEX債もユーロ円で、だからこそ唐突に出てくるんですけど。タックスヘイブン悪者説に世論が傾いちゃっていることがちょっと気になります。