カテゴリ:J-REIT
株価好調ですね。昨年の日経平均終値は19,033.71円ですから、ここのところそれを上回る水準で推移しています。だから、今年だけの成績で日経平均はプラス圏にいるってことですね。TOPIXはイマイチ昨年終値の1,547.30をなかなか抜けなかったのですが、本日終値でめでたくこちらもプラス圏となりました。
さて、本日は新規REITの上場。今年最後となりますね。ことしはJ-REITも7銘柄ほど上場しましたが、三井不動産ロジパーク以外はろくなものなかったですね。J-REITの上場初値で言えば、2勝5敗の大幅負け越しとなりました。「みらい」さんも未来が見えないような始まり方ですね。 http://3476.jp/ 公募 183,000円 初値 176,000円 高値 176,000円 安値 163,300円 終値 168,000円 出来高 29,265口 分配金は以下のように発表されました。 H29.4(第2期) 3,173 円 H29.10(第3期) 5,074 円 ま、中国資本のファンドが組成したってこんなもんでしょう。なぜか三井物産がオリジネータの一角(といか、出資比率で半々か…)に入っていますが、どういう意図でしょうね。これも、前回の「さくら」と同じく、仮条件は下振れし、さらにその下限で決定。目論んでいた価格は1口20万円ですから、だいぶ厳しいIPOだったんでしょう。私個人としては、はなから申し込める証券会社はなかったので、無視していましたが、仮にどこかで申し込めてもスルーだったかも。ま、だいたいは公募割れスタートになりそうだってことは感じていましたしね。 何の運用もしていませんが、今年の10月が第1期となっていて、決算短信も発表されましたので、来年の4月が第2期となりますが、こちらはまともな半年運用の期間ではないので、来年10月期の方で見ると、本日終値で6.04%の利回りとなりますね。さすがにここまで売られると多少マシな利回りです。一応は基本、オフィス、商業、なんでもござれの総合型ですが、三井物産が関わっている不動産はあるのかなあ。最初は無いかもしれませんね。ま、三井物産が単なる名義貸しみたいな形ではなく、ちゃんとコミットしていくのであればそのうち挽回していくかもしれませんが、なかなかねえ…、中国資本のガイシが信頼を勝ち取るのは大変だと思いますね。金余りの奴らがやたら日本の不動産買いあさってみたものの、出口が無くて困ったなって感じで、J-REIT作ってみたんじゃないの?ってイメージですから。 それにしても、「みらい」だの「さくら」だの最近はキラキラネーム系が多いけど、たぶん、こういった余り意味の無いネーミングのものどもは芳しくない銘柄が多いと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016/12/16 05:39:55 PM
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