プロジェクト2888分のX

2017/07/07(金)17:24

グロソブvs外貨リバランス2017.6

外貨(195)

なんかJ-REITが下げ止まりません。どこまで行くの?って感じです。本日終値で加重平均利回りは3.75%になっており、この水準はかなり高利回りな水準です。過去3年ではここまで高くなったことはなかったと思います。だいたいは3%台前半くらいで推移していまして、たまに3%を切って2%台になることもあるってくらいでしたので。もういい加減魅力的な水準になっていると思うんですけどねえ。何もしていないんですが、手持ちのREITが下げ続けで、成績が芳しくありません。 さて、2006年の7月にグロソブの毎月決算型を解約しましたが、その辺で、どうもグロソブは為替にすら負けてんじゃないの?という疑問があったものですから、この解約直後にグロソブと同じ割合で外貨のMMF、預金を持ってみて、グロソブと競わせてみようということで始めた企画でした。競わせている相手は、まだ解約していない手持ちのグロソブ3ヶ月決算型で、メキシコペソ、スウェーデンクローナ、ポーランドズロチ、シンガポールドル、および、日本円を除く、7カ国通貨をグロソブと同じ割合で持ってみて、これを外貨パックとします。ポーランドズロチ以外の外貨は手持ちの金融機関で外貨預金出来ないでもないのですが、諸事情により現時点では保有しておりません。で、両者の評価額を比較してみようと言うことです。グロソブも外貨パックとして保有しているMMF、預金もすべて、分配金は税引き後再投資です。 しかし、グロソブの通貨バランスは時とともに変化しますので、なるべく同じ条件で競わせるためには、たまにリバランスする必要があります。そこで、毎月中旬か下旬にリバランスを行うことにしました。最近では、保有外貨の一部のみ計算に算入するという手法でリバランスを行っており、実際に外貨を買ったり売ったりすることは、実はほとんどしておりません。 グロソブvs外貨リバランス2017.5 これまで、週末および月末の外貨パック、および、グロソブの評価額は記録しており、比較を開始した2006.7.26の値を100とした比較グラフは以下の通りです。むろん、リバランスをした際には指数の連続性を保つため適宜補正を加えています。 今回も月報がたよりなので、6月末基準の月報に従い、リバランスをしております。大きな流れとして、USDを減らしてEURを増やしている流れだったのですが、USDの金利は上昇気味ですが、流れは変わらず今回もグロソブはUSDを減らしてEURを増やしています。そのほかのマイナー通貨としては、NZDとNOKを減らしましたね。NZDもかつてはMMFでも5-6%は金利がありましたので、だいぶ低下してきましたし、いまや、高金利通貨はほぼ高リスク通貨のみって状況です。 外貨パックのグロソブに対する目標範囲は以下の通りです。 USDとEUR:USDまたはEUR基準で計算した額の±3%以内 GBP, AUD, NZD, CAD, NOK:USDまたはEUR基準で計算した額の±10%以内 グロソブの通貨構成(作成基準日2017.6.30月報) USD=43.1%, EUR=27.7%, GBP=5.6%, AUD=2.6%, NZD=1.1%, CAD=2.5%, NOK=1.4%, JPY=9.5% ソニーバンクTTB(JPY, 2017.6.30、NOKは新生銀行TTB) USD=111.77, EUR=127.78, GBP=145.21, AUD=85.79, NZD=81.55, CAD=85.84, NOK=13.23 リバランス後保有残高(CAD, NZDはMMF、USD, GBP, AUD, NOKは定期預金、ただし、いずれも少額の普通預金等を含むこともある。EURは普通預金) USD=3,788.36, EUR=2,127.94, GBP=376.44, AUD=305.31, NZD=124.96, CAD=281.23, NOK=1,039.92

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