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2019/08/30
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カテゴリ:J-REIT
本日注目のさくら総合の投資主総会が開催されました。結果としては、先に開催されたスターアジア主催の総会では、スターアジア側の議案が成立し、執行役員、資産運用会社ともスターアジア側が握ることになりました。本日のプレスリリースを見ると、投資法人の執行役員はすでにスターアジア側の人間になっていますが、資産運用会社はまださくらのままですが。

そして、夕方から開催されたさくら総合とみらいの合併に関する投資主総会は定足数に足りず、実質流会のような形のようです。定足数はさくら総合の規約に特段定めが無いようですので、法令が適用され、過半数の出席が必要ということでしょうか。

投資信託及び投資法人に関する法律
第九十三条の二 投資主総会の決議は、規約に別段の定めがある場合を除き、発行済投資口の過半数の投資口を有する投資主が出席し、出席した当該投資主の議決権の過半数をもつて行う。

で、通常は「みなし賛成」という制度があり、定足数というのは問題にならず、意見表明なしで欠席の場合も、議案に賛成したとみなされ数に勘定されますので、スターアジア側の投資主総会ではスターアジア側が執行役員と運用会社を押さえ、さくら総合側の投資主総会でみらいとの合併が承認されるとなると、いったいこの先どうなるの?って思っていたのですが、どうやら、相反する議案が上程された場合、そのいずれにもみなし賛成を適用しないという法律があるようです。

投資信託及び投資法人に関する法律
第九十三条 投資法人は、規約によつて、投資主が投資主総会に出席せず、かつ、議決権を行使しないときは、当該投資主はその投資主総会に提出された議案(複数の議案が提出された場合において、これらのうちに相反する趣旨の議案があるときは、当該議案のいずれをも除く。)について賛成するものとみなす旨を定めることができる。

まあ、考えてみれば、みなし賛成制度があると、相反する議案が両方通ってしまう可能性がありますので、まずいですよね。

それにしても、みなし賛成ナシという方針は午前中のスターアジア主催の投資主総会でもとられたようですが、こちらではみなし賛成が無くても、定足数も満たし、さらに賛成多数も得られたわけで、さくら総合の投資主はどうもスターアジア側に傾いたということのようですね。というわけで、スターアジア側が運用会社を握ったので、みらいとの合併はご破算になり、スターアジアとの合併提案がだされることでしょう。これで、一件落着ですね。

ま、個人的意見としましては、争奪戦が行われたことで、さくら総合の投資主はかなり有利な合併比率で合併できそうで、すげーラッキーな結果となったと思います。そして、大差はないものの、ちょっと長期的に見ると実はみらい側と合併した方が良かったのではないかとも思いますけどね。やはりオリジネータの信用力が違いますから。でも、これまでのさくら総合運用会社のていたらくに対して、投資主がこちらの提案にNoを突きつけたということでしょう。スターアジアの方が当面分配金も良さそうだし。






Last updated  2019/08/30 09:55:09 PM
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