2018.11月上場IPO
最近ゴーンショックが来てますねえ。しかし、ルノーに40%以上の株式を握られているのはイタイ感じですが、日産にとってはどうなんでしょう。いっそ、三菱と持ち株会社かなにかで統合しちゃったらどうですかね。時価総額からすると、三菱も日産の1/4くらいはあるので、ルノー持ち分も30%台半ばくらいに低下するはずですが…。そうなると、日産持ち分のルノー株15%にも議決権が発生するらしいので、仏政府と日産が対等になりますよね。さて、本日は11月のIPOの記録です。株式は2銘柄上場し、8勝1敗という結果でした。上場:11/28銘柄名:霞ヶ関キャピタルコード:3498業種:不動産業主幹事:みずほ市場:マザ公募:3,240初値:6,240上昇率:+92.59%ランク:A上場:11/6銘柄名:アクセスグループ・ホールディングスコード:7042業種:サービス業主幹事:大和市場:JQS公募:1,340初値:3,500上昇率:+161.19%ランク:B上記は初値の上昇「幅」順に並べてあります。すなわち、単元株に当選し、初値売りをした場合に上にあるものほど利益が大きいという順番になっております。また、ランクとは個人的興味などによるIPO銘柄のランク付けで、AAは最上位、Aは出来れば買いたい、Bは買うかどうかは当選してから考える、Cはいらない、くらいの目安です。Cは滅多につけないで、ほとんど参加し続けていますが、AA, A, BはSBI証券以外ではたいした意味を持ちません。力を入れたり抜いたり出来ないためです。SBIではIPOポイントを使ったり、単元のみでなく、株数を増やしたり多少は加減できますので、ランクに応じて申込数量等を加減してます。なお、初値売りを目指すほか、配当銘柄などは中長期で保有してもよいと感じるものはA評価をつけることがありますので、地味目の銘柄でそうなっているものは、配当狙いということです。また、日興証券では、当選後にキャンセルするとペナルティがあるようですので、B銘柄は当選してから考える系でしたが、あらたにB-というランクを作り、B-は日興ではブックビルに参加しないという方針にしました(他証券では相変わらず当選してから考える)。11月はたった2銘柄しかありませんで、アクセスは倍以上の初値をつけて、思いの外上昇しましたが、まあ、枚数が少なめだったからですかね。本日上場の霞ヶ関は枚数が極少量のわりには倍まではとどかず、ややしょぼい感じのするスタートでした。でも、単価のおかげで、上昇幅でいえば、こちらの方が大きかったです。さて、12月はソフトバンクという大物の上場もあり、中旬以降相当数が待ち構えていますね。個人的には、ソフトバンクは購入してやっても、その資金は親会社のソフトバンクグループに吸い上げられるだけだし、イラナイかなという気がしていますが、配当も良さそうなので、当たったら当たったでそれも良いかなとも思います。ただ、あちらこちらで大量当選したりするとわずらわしいので、複数当選すれば、少し絞ろうかとも思います。あと、昨日上場が承認されたテノってーのは、9月に承認取り消しになったばかりの奴ではありませんか。これって、BBにも参加して、基本いつものように全部落選だった銘柄なんですが、BBが終わった後に取り消しになったものですね。https://www.jpx.co.jp/news/1021/20180918-15.html当取引所は、(株)テノ.ホールディングスの新規上場を承認しましたが、同社の「コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の有効性」(有価証券上場規程第214条第1項第3号)について新たに確認すべき事項が生じましたので、当該承認を取り消すことといたしました。ってことですが、なんなんでしょうか。それは、2ヶ月くらいで解決することだったのでしょうか。不思議なことに、当時の目論見書では1株4,440円が想定価格で、仮条件上限の4,600円で公開価格が決まりましたが、今回の想定価格はなんと半額以下の1,900円です。株式を分割したのかと勘違いするほどの凋落ぶりで、「コーポレート・ガバナンス及び内部管理体制の有効性」を確認するとこれだけ落ちるってことでしょうか(笑)。大株主が高値で売ろうと何か隠していたとか?なんか、これだけヒドいと怪しさムンムンですな。