2019/05/10

スターアジアがさくら総合を敵対的買収?

カテゴリ:J-REIT
本日は暑いですねえ。まだ衣替えしていないので、ぼちぼちやらなければと思っております。

最近ほとんどネタらしいネタを書いておらず、ほとんどスルーしていますが、そもそも株やJ-REITの売買もほとんどしていないで、全部ただ持っているだけって具合になっており、証券保有機構のような状態です。連休明け初日の下げは限定的でしたが、その後連日のように株価が下落していますね。おかげで、マイポートフォリオも一時100万円近い下落となりました。まあ、売買しているわけでなく、手持ちの評価額が変わったってだけで、倒産で無価値になったりしない限りこちらにはたいした影響はないのですが。

で、本日はなにやら面白そうなリリースがありましたので、記録のため来てみました。本日は3月決算銘柄の決算が集中しており、リリースが大量に出ています。その中で、スターアジアがさくら総合と合併みたいなリリースが出ていました。15時ちょうどです。まあ、どちらも持っているわけでなく、こういった小粒のやつら、みらいとかマリモとか何でもかんでもいっそのこと皆くっついて一つになってくれればよいとさえ思いますので、タイトルだけ見てとりあえずスルーしていたんですが、他のリリースをサーフィンしていて、そのうちさくら総合からのリリースは無いことに気がつきました。

こういった合併話のときには、両銘柄から同時刻にリリースが出るのが普通ですが、さくら総合は現時点(17時くらい)になってもリリースがありません。

そこで、元に戻って中身を見てみたら、これはさくら総合側と話がついているネタじゃなく、どうやら“敵対的”な買収をしたいって話のようですな。で、さくら総合の投資主に対して、呼びかけているような内容です。投資主総会を開催させて、現執行役員を解任しましょうってな具合ですな。こういった形の提案といいますか、こういうのはJ-REITでは初の出来事かと思います。それにしても、3.6%くらいはさくら総合の投資口を購入しているようですが、さくら総合側が反対ならば、もうちょっと存在感を出さないと投資主総会でひっくり返される可能性はありますね。もう10年以上前の話で恐縮ですが、プロスペクトっていうプロスペクト・レジデンシャルのオリジネータがFCレジデンシャルの投資口を40%以上買ったってな事件がありましたけど、そこまで行かないまでもせめて2桁%くらいないと委任状争奪戦で勝てるかなあ?

で、この合併ですが、合併比率次第って気もしますが、さくら総合1口に対して、スターアジア0.75口くらいの割合で話がつけば、これはさくら総合の投資主もメリットあるかもしれないですね。なにしろ、さくら総合は全くやる気がないREITですから。ここはもともとオーストラリアに上場していた日本不動産対象のA-REITでしたけど、そちらをたたんで、J-REITの方に鞍替えしたものです。投資資金は上場時に投資家から回収したとすれば、上場ゴールだったかもしれません。上場後はほとんど動きがなく静かなものです。

一方スターアジアは大学基金、財団、年金基金など長期目的の運用会社で、スポンサー自身も相当割合の投資口を保有しています。今回リリースされた資料によれば、17.9%ですね。これをセイムボート出資比率と呼んでいますが、要するに、スポンサーも投資主と「同じ船」に乗っているので、投資主にそうそう悪いことはしないよってことですね。基本的にはスポンサーと投資主は利益相反の関係にあり、リートに物件を入れるときだって、スポンサーは高く売りたい、投資主は安く買いたいってことですから。で、スターアジアは投資主と同じ船に乗っているのでそうそうヒドいことはしませんよって主張ですね。

でも、いくら持っていても、最終的にはスポンサーを信頼できるかどうかにかかって来ます。スターアジアもさくら総合もスポンサーの主体はガイシですが、このガイシってのがちょと胡散臭い連中です。過去にもCBREがつぶしたニューシティレジデンスとかそれこそ上記のプロスペクトとか、ラサールもさんざんイーアセットで利益をむざぼってさっさと撤退ですから、再度ロジで関わってくるとは面の皮が厚い。

まあ、今後どのような展開が待っているのか、ちょっと楽しみですね。完全な人ごとなので(笑)。





TWITTER

Last updated  2019/05/10 05:50:50 PM
コメント(0) | コメントを書く